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その焦点、逆じゃない⁉

GoKigeNコーチングで
つくづく感じるのは
皆様のお悩みは
ほぼ全て対人関係であること。

視線は常に他人の言動にむけられ
自分の価値観にそぐわないと
なぜ、どうして
そんなことを言うのか
やるのかと

脳内でジタバタして
もだえ苦しんでいるのです。

焦点をあてているのは
嫌いな人、許せない人の
一挙手一投足。

この状態にはまったら
まさに「アリ地獄」。
なかなか抜け出すことができません。

でも大丈夫。
嫌いな人はちょっと脇にどかして
考えるのをストップ。

いったん
虫眼鏡のことを考えましょう。


虫眼鏡を使って
太陽光を一点に集めると、
光は明るく温かくなり、
ついには火を起こすことができます。

これは、虫眼鏡の凸レンズが
光のエネルギーを一点に集中させられるから。
この集中した点を焦点と呼びます。

この科学の基本法則は、
メタファーとしてよく用いられます。

興味を持つ場所や事柄を「焦点」と表現し、
何かに対して注意を払う行為を
「焦点を当てる」や「フォーカスする」と表現します。

また。私たちの脳は
頭に浮かぶ頻度が高い人や出来事を「重要」と認識します。
これは脳内のRAS(賦活系毛様体)機能によるもので
関連する情報を優先的にキャッチします。

あなたが嫌いな人を常に考えている場合、
あなたのエネルギーはその人に集中し、
脳は「この人にもっと焦点を当てるべきだ」と働きかけます。
その結果、嫌いな人のどんな小さな動作もキャッチし
間尺にあわないと悶え苦しむのです。

このアリ地獄から這い出るには
焦点を移動させ、
自分のエネルギーを別な方向へ向けましょう。

外側だけに注目し、
脳内で他人の行動や言葉に怒り、裁いたところで
相手は変わりっこありません。
あなたの大切な時間とエネルギーの浪費です。
実に勿体ないことです。

まずは、他人はさておいて、
自己の内側に目を向けてみましょう。

「なぜ私はその人の行動や発言に反応するのか。」
と考えてみませんか?

嫌い、苦手、わたしたちを悩ます他人という存在は、
活用次第で、実に「使える」人材となります。

なぜなら、自分でも無自覚な
思考パターンに気付くきっかけになるからです。

思考の化学変化を促す触媒といってもいいでしょう。

ここをうまくキャッチできれば
根深い思い込みを手放し、過去の傷を癒せる絶好のチャンスです。

もちろん、すぐにできなくても大丈夫。

焦点を変えることから始めてみましょう。

焦点を間違えて
エネルギーは浪費せず。
自分に集中させることで
あら不思議。

前とは全く違った世界が見えてくることでしょう。

何が見えたか、報告まってます。

PS 扉絵、子供のとき、アリを虫眼鏡で焼いて遊んでいました。
  ここに懺悔します。

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