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子供の頃から「本を読むこと」の大切さを実感している話_親バカ日記#15

息子(中3)は、小さな頃から、なかなかの数の本を読んでいます。
その為、「本を読むことが苦にならない、習慣化している。つまりは本好きである。」と、親バカ目線ながら感じております。

という訳で、本記事は親バカな日記になります。

本好きになり、目に見える良い点は具体的に、
・想像や空想するのが楽しそう
・本を読む速度が早い
が挙げられます。

因みに、息子はアウトプット(読書感想文やその他作文)は・・・なので、これは別で訓練する必要があると実感しています。色々な書籍で言われている通りかと。

<想像や空想するのが楽しそう>
小学校中学年頃からは、習い事など行くのに息子も自転車に乗り、移動することがよくありました。

息子は自転車で後ろをついてくる時、即興の物語を考えてずっと話しているような子でした。

但し、聞き役が必要なため、僕はずっと相槌を打ったり、物語の選択肢を選んで回答したり、していました。(昔のゲームブックみたいな形で、物語の選択をどちらにするか聞かれてました)

寝る時にも、同じように「お父さん聞いて」とよく言われていました。時には、「お父さんも作って」と言われ、僕も即興の物語を話してました。僕は苦手なので、0からではなく、日本昔話を少し変えて作ったり、絵本を終わりから逆にめくっていって別の話を即興で作ったり、などをしていました。

普段使わない頭の部分を使い、こちらが鍛えられてました(笑

中学生になってからは、ゲームなのか物語なのかの設定(世界の設定、城や街の細かい設定、登場人物の設定、戦闘スキルの設定、モンスターリスト、等々)をノートにびっしり書いてました。今後、そこからストーリーを作っていくようです。

想像や空想の方向は、今は息子の好きなことに大きく偏っていますが、創造力がついて良いことだと思うので、「どんどんやりな~」と思って見ています。話したり書いたりすることも、アウトプットの良い訓練になっていると思っています。

<本を読む速度が早い>
小学校高学年には、本を読む速度が僕と妻より早くなってました。
(僕と妻は、それほど読書するタイプではないですが。。。)
定期的に、息子が読んでいる本を覗き見して、一緒に読んで確認していました。息子の方がページをめくるのが早くて、「これ勝てないわ」とわかった最初の瞬間は、ちょっと慌てました。思ったより早く抜かれたので(笑

「本を読む速度が早い(かつ、きちんと読解もできている)こと」のメリットがとても大きいことは、言うまでもないと思います。大人になってからも、ずーっと役に立ちますよね。

子どもの頃に目に見えるメリットは、一切テスト勉強していないにも関わらず、国語のテストが良かったりします。(特に全国や地域共通で行われる実力テストなどの時)

文章を読むのが早ければ、それだけ問いを考える時間、見直す時間に使える訳です。仮に読解力が高くなかったとしても、読むのが早いだけで、かなり有利に働いているのだと思います。

数学、英語などにテスト勉強時間を注ぎ込み、国語は一切勉強せず、それなのに国語の方が点数が高いときは、さすがに「他の教科どうした?」ってツッコミたくなります(笑

息子が読む本の種別としては、昔から今もずっと、いわゆるストーリーのある小説です。SFやファンタジー系が多いです。

幼稚園から小学校中学年位までは、
習い事の移動時などを利用して、2週間毎に図書館へ行き、毎回20冊(近所の図書館の最大まで)借りてきていました。たまに読まずに返す本もありましたが、気にせず、好きな本だけを読ませていました。図書館通いは、妻がずっと頑張ってくれていました。

過去に読まなかった本でも、例えば1年後に同じ本を借りてきて渡すと、その時は夢中になって読むこともありました。親が読ませたい本は、諦めないことですね(笑

小学校高学年になると、息子が塾に入ったので、図書館の頻度はもう少し落ちました。但し継続はしていて、息子と一緒に行けない時でも、妻が選択して20冊借りてきて、息子は読みたい本を読んでました。

中学生になると、図書館はあまり利用しなくなりましたが、僕がブックオフなどで購入してきた本(大人と同じ小説)を読んでいます。

あと、小学校低学年の頃から、ショッピングモール等で本屋の子どもコーナーに行くと、いつまでも本を読んでいたのを記憶しています。

息子が本を好きになったであろう、思い出の本を2冊挙げます。


「かいけつゾロリ」シリーズ

有名なので皆様ご存知かと思います。やはり鉄板ですね。

ストーリーは勿論面白いですし、迷路やなぞなぞ等の仕掛けを楽しめたり、(おやじ)ギャグが満載なので覚えていったり、息子はすぐにハマりました。
大人が一緒に読んでも楽しめる本かと思います。

幼稚園児の頃に読み始め、その時の最新巻まで制覇して、小学生になっても読んでいました。息子が本を読み始めるきっかけになった本の1つだと思います。

確か最初の方の巻は、親が読み聞かせていたと思います(昔過ぎて、ちょっと思い出せず。。。)
途中の巻からは、気付けば1人でどんどん読み進めていたと記憶しています。


「デルトラ・クエスト」シリーズ

デルトラ王国を救うために、少年が影の大王を倒すための冒険の旅に出る、という王道のファンタジーです。

7つの魔境に隠された7つの宝石を取り戻していくのですが、モンスターが出たり、各ボスがいたり。道中で会う人物や動物と仲間になったり、どんでん返しがあったり。
ゲームのRPG好きな子はとてもハマるでしょう。

この本は、小学校中学年~が対象年齢のようですが、息子が小学1年生終わりの頃に借りてきました。

小学1年生だと読めない漢字が多く、第1巻は僕が読み聞かせをしました。1巻だけでもなかなか長くて、一晩辺り何時間かで、二晩掛けて読みました。結構しんどかった記憶です。

息子はとても面白かったらしく、第2巻からは1人で読み始めてました。読めない漢字は、読み飛ばして読んでいるようでした。中学年の頃には、シリーズ全15巻(Ⅰが8巻+Ⅱが3巻+Ⅲが4巻)を制覇していました。

デルトラをきっかけに、低学年にして「挿絵がほぼない小説」も読むようになったと記憶しています。第1巻は、息子が小説を読むようになる一つの分岐点だったと思っており、苦労して読み聞かせして良かったなぁと、とても思い入れのある本です。

まとめます。

子供の頃から本を読むことのメリットは色々あると思いますが、本記事は、息子を見ていて実感できたことを整理してみました。
きっと読解力もついていると思いますが、僕が確認(評価)できていないので、今回は取り上げませんでした。

また、本が好きになったのは、
・常に多くの本が家にあったこと
・本好きになるきっかけの本と出会ったこと

の影響が大きいと思い、経緯などを本記事にまとめました。

きっかけを逃さないためにも、子供が興味を示した本はすぐに与え、それが子供の読む力以上の本であるならば、何歳になっても親が読み聞かせをした方が良いと思いました。

現時点で本嫌いな子供でも、その子が興味を示す本と出会う可能性はあると思います。小説だけでなく、エッセイ、歴史もの、科学系、図鑑、などなど、色々試してみると良いかと思っています。👆にも書きましたが、子供のタイミングもあると思うので、諦めずに定期的に何度もオススメを(笑
(因みに、息子は色々なジャンルの図鑑や、科学系も見せましたが、小説ほどはハマりませんでした。残念。これからも勧めていきますが。)

小説の場合はシリーズものを好きになれば、次に次にと読みますので、しめたものですね。

ということで最後に、息子が読んだ本の内、シリーズもの(全10巻以上)の一部を列挙して、本記事を終わります。思い出せる範囲です。。。
おばけ、妖怪ものが多いかも。

<幼稚園~低学年に読んだ本>
しまじろうの教材
こまったさんシリーズ
わかったさんシリーズ
小さなおばけシリーズ
会談レストランシリーズ
かいけつゾロリシリーズ

<低学年~高学年に読んだ本>
デルトラ・クエスト
星新一ショートショートセレクション
モンスター・ホテルシリーズ
「ぼくら」シリーズ
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
都会のトムソーヤーシリーズ
角川つばさ文庫系のその他諸々

<高学年~中学生に読んだ本>
角川つばさ文庫系のその他諸々
しゃばけシリーズ
東野圭吾さん小説を中心に諸々


親バカな記事に最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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