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”食”を通じて地域を盛り上げる。朝倉から全国へおいしいを届ける”ゆう美果樹園” ー 福岡県朝倉市のまち自慢

朝倉拠点(福岡県朝倉市杷木)で杷木松末アウトドアヴィレッジのスタッフをしている尾田です。

今回はフルーツで有名な朝倉の中でも杷木志波地区にある
130年の長い歴史をもつ果樹園さんを紹介します。

ゆう美果樹園 4代目園主 の日野さんにお話をお伺いしました!

日野勇樹さん

果樹園を始めたきっかけをお伺いしてもよろしいですか?

元々は農業に関わるとは思っておらず、虫も嫌いで、植物を育てても枯らしてしまうような性格だったんですよ。。

結婚して果樹園の引き継ぎ、植物も全く枯らさなくなったり、やれば変わるものだなと実感してます。

跡を継いだ当初は耕作放棄地も多く、果物の育て方や機械の操作など、右も左もわからない状態からのスタートでしたが、果樹園を引き継いで4年になります。


果樹園では柿やブドウ、キウイを作られているとのことでしたが、そのなかでも柿が有名だと思うのですが、”志波柿”の特徴を教えていただけますか?

今から一気に色がつく志波柿

朝倉市は富有柿の産地として有名(出荷量全国3位)ですが、
そのなかでも、志波地区で育てられた富有柿が、志波柿と呼ばれています。

志波柿の特徴として色付きが良くて、糖度が高いことです。

その理由としては、南向きの斜面で日当たり良好で、

赤土の土壌で養分をしっかり溜め込んでくれるからこそ良い柿ができます。

また、色付きがいいので、綺麗な状態でお客様のもとに届けることができます。


日野さんの果物を作る時のこだわりを聞かせてください!

園内で育てたキウイ

化学肥料を極力少なくして、減農薬に努めているところですかね?

あまり「モノにこだわり持ってます」っていうのは好きじゃないんですよね。。。

(尾田:本当は土壌の状態を見たり、日当たりに合わせて剪定してたり、細かく分析しているご様子でした!)

それでも、どうしても自然相手ということもあり、
天候や自然災害に左右されるが楽しみながらやり続けることは大切にしています。

結果として、
「他のところの果物は食べれなくなるくらい美味しかった。」

そんなお声をいただけていることがとてもありがたいです。

綺麗なハート型のマスカット

ゆう美果樹園のファンを増やし続けているのは、
笑顔で楽しみながらやり続けた結果なんですね!

最後に今後の目標を教えてください!

6次産業化を進めたい。

地産地消、地域活性化に取り組んで、地域を盛り上げていけるような施設を作りたい。

ずっと農業だけに取り組むとは考えてないなくて、

地方創生のために”いま自分には何ができるか?”というところから、

社会貢献の一環として、

農業は”食”という一番コアになる部分なので、発信していきながら、呼び込みを行っていきたいと考えています。


日野さんありがとうございました!

聞き手:尾田

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