[指定難病]シェーグレン症候群と診断されたらやるべき4つのこと!

 こんにちは。こちらを閲覧しているかたは不安を沢山抱えている患者さんまたはご家族だと思います。筆者はシェーグレン症候群患者の家族です。共に暮らし寄り添ってきた中で得た知見を記します。ご活用ください。

この記事は約1400文字あります。

多くて読むのがつらいかたは見出しに沿って行動するだけ!

でOKです
見出しだけでは方法が分からない場合は
解説記事を開いて読んでください🙇‍♀️


1,領収書を保管しましょう

 あなたはこれまで、病院の領収書は保管していましたか?破棄していますか?
領収書で返金や控除を受けられる場合がありますのでこれからは保管することをお勧めします。

①診断前(検査)の領収書
②シェーグレン症候群と診断されたとき以降の病院と処方薬の領収書
③シェーグレン症候群での通院のために使った交通費(メモ書き)
④その他すべての傷病や予防接種の病院と処方薬の領収書
⑤生計を同一にする家族がいる場合は、家族全員分の全ての傷病や予防接種の病院と処方薬の領収書

それぞれ、何に使用するのか?いつまで保管するのか?別ページで解説します。


2,難病手帳を申請しましょう

病院での自己負担金額を軽減することができます。早めの申請をお勧めします。

理由や申請方法は別ページでお伝えします。


3,市販薬の購入を控え、病院で処方してもらえるものは処方してもらいましょう

シェーグレン症候群と診断されてから医療費のほかにも細々としたお金がかかります。節約のため有効な制度として「医療費控除」と「セルフメディケーション税制」がありますがこの2つは併用できません。どちらか一方に出費を絞ることで節約効果があります。筆者は「医療費控除」をお勧めします。

なぜ医療費控除をお勧めするかと言うと、シェーグレン症候群の場合は病院での医療費出費が避けられないからです。シェーグレン症候群以外の疾病でも 病院で処方を受けることが出来る薬は病院から受け取ることでまとめて「医療費控除」を申請できます。

「医療費控除」は別ページで解説します。


4,おくすり手帳を使用しましょう

薬局でおくすり手帳をもらうことができます。多くの薬局では無料です。
シェーグレン症候群は全身に症状が出るので複数の病院にかかり色々な薬を使用することになります。おくすり手帳を使用することでこのようなメリットがあります。

・どの病院でいつ何を処方されたか、薬種変更や処方量の変更も記録することが出来ます。
・いま飲んでいるお薬を説明する場面が何度もあります。おくすり手帳を持っていれば、おくすり手帳を提出するだけでいいので患者も医療機関もお互いに便利です。
・飲み合わせ悪い投薬などの事故を防ぐことができます。
・お薬手帳を持っていることで薬局でのお会計が数円減額されます。
災害などの非常時には専門医にかかることができなくてもお薬手帳を提示することでいつもの薬をきらさないように処方を受けることが出来ます。

以上のようにメリットしかないので、シェーグレン症候群の患者さんはおくすり手帳を持つのがお勧めです。



各項目を詳しく説明する別ページはこちらです。

  • 領収書の保管方法 -病院費用が戻ってくるかも?

  • 指定難病医療費助成制度 -申請のタイミングは?申請日から認可がおりるまでの間の医療費は?

  • -お金を節約する方法- 医療費控除とセルフメディケーション税制 

  • -必要!お薬の管理 -お金と時間の節約にもなる! 


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