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とりあえずセーフ… 〜造影CT検査結果〜

年末からの風邪が治る気配がない…

昨年末から風邪をひき、年末年始も寝正月状態…
分子標的薬タグリッソによる抗がん剤治療中の身であるので、風邪には十分に注意しているにも関わらず罹患してしまう…

最初は花粉症の時に起こるサラサラの透明な鼻水と、とにかく咳が沢山でる…
鼻水も多い時はティッシュ1箱を1日で使い果たす状態で…

肺腺がんの進行を食い止めるための抗がん剤の分子標的薬タグリッソが間質性肺炎を発症することにつながるため、これはもしかして肺にダメージがかかっているのかもと不吉な予感…

でも、鼻水が出るので、逆に風邪だと理解できているので、間質性肺炎ではないと自己理解…

熱も一時期38度まで行ったけど、とりあえずは寝ていたのが功を奏してか平熱というか微熱に戻り、何とか咳もMAXを通り越したけど、それでも相変わらず咳と鼻水に襲われる年始状態…

新年4日に造影CT…

この年始に一番体調が悪く、しかも咳もでて鼻水も「やめられない止まらない、かっぱえびせん」状態(この表現、すでに昭和の人しかわからないかも…)、きっと肺の中も真っ白状態で最悪な状態になっていると予想…

何故か一昨年の肺腺がんの宣告の時を思い出し、この時も転職前で宣告を受け、失意の中でのお仕事開始だったことが脳裏に浮かび、そしてまた今回も1月12日の退職日には健康保険が切れる状態で、また入院などになると、今度もやっかいなことになるなと、本当に不安だけが押し寄せてくる…

血液検査とX線撮影、心電図測定が予想外に円滑におわり、造影CT検査予定時刻の1時間前に受付に行くも、なぜかCT・MRI検査は激混み状態…

いつもは自動受付に診察券をかざすのですが、その時間も指定され、結果的に時間通りとなりました。それまでの1時間の待ち時間が長く、悪い予感が頭の中で何度も増幅され、逃げ出したい思いにかられる状態で…

そんなこんなでいよいよ造影CT開始…
最初は造影剤なしでのCT検査をして、その後、静脈から造影剤注入…
造影剤が身体に入ると身体が熱くなるんですよね~♫
あ~、また人造人間になってしまう~って感じがして、直ぐにCT検査…

造影剤の成分は、後ほど尿となって体外に排出されますが、少しでも早く体内から出て欲しいと身体が欲するのか、検査の後に自販機でお茶を500ml飲み干し、まずはトイレでお小水… 直ぐに造影剤の成分が排出されるわけではないけど、おまじない的な効果はあるのかも…

…とはいえ、きっと悪い結果がでるに違いないと思うので、憔悴しきって会計が済んだ病院を後にしました… えっ、お小水と憔悴をかけていると♫ そ、その通り、いつ何時もポジティブなダジャレを忘れない性格なのです(^^♪

間質性肺炎にならないように…

やはり一番恐れているのは、分子標的薬の副作用として掲げられている間質性肺炎…
個人的にはこれになると、もう命はなくなると思ってしまってます…

本年になっても、八代亜紀さんが急速進行性間質性肺炎で虹の橋を渡りましたし、その前では上岡龍太郎さんが肺がんと間質性肺炎でした…

肺がんの場合は、間質性肺炎には十分気をつけておかないといけないのですが、こればかりは自分でもなかなかコントロールできないので、少なくともその引き金となりそうな風邪等は予防するに越したことがないですね…

造影CT検査結果…

1月9日の08:30の検診予約…
転職前の休暇消化のため、身体が昼夜逆転しており、いつもだったら何でも無い08:30からの検診時間が、一番眠い時間だったりする…

とはいえ、深夜に少しだけ仮眠して、朝の6時に起き、準備をして出発…
8時17分に駅に着き、それから病院へ…

さすがにこの時間は待合室(廊下)も少なく、2番めに呼ばれた次第…

そして奇跡が…
造影CT検査結果は、前回と変わりなく、残りのすりガラス結節影(癌の赤ちゃんのようなもの)のサイズも変化なし…
なによりあれだけ咳が出ていたのに、肺の状態は以前と変化なしでした…

血液検査についてはCRP定量が0.3mg/dlを上回っているのですが、今回完全に風邪の影響かも知れず、他の数値に問題が無いことから経過観察状態となりました。
また心電図も不整脈は発見されず、ほっとしました。

とりあえず、あの1月4日の体調が最悪な状態での検査で、最悪の検査結果を予期していましたので、それと比較すると安心しました。逆にあの程度の咳では肺にはあまり影響しないということも学習できたと感じています。

それ以外では、未だに続く両足の痺れが治らない状態なので、変な病気と合併症になる可能性を消しておきたいため、先生に、今まで糖尿病とは言われてないのですが、その可能性が現状で無いことを確認したいと申し出ました。その結果、次回の血液検査の時にその検査も含めて確認するということになりました。

個人的には点滴での抗がん剤治療などで入院していた折、まわりの患者さんが糖尿病の人が多くて、インシュリンを注射していたので、その時の看護婦さんとの会話を漏れ聞くに当たり、個人的に糖尿病だけにはなりたくないと思っている次第で…

話が少しそれましたが、まずは長引く風邪を撃退しなければ…
休暇消化期間になると、少し気が緩むのかもしれない…
体調管理はどのような状態や環境にあろうとも一番重要ですね…

良いこともあれば悪いことも…

世の中は良いことと悪いことが半々に起こるようなもので…

帰りに、病院のコンビニに打っているココアを購入して病院の会計を済ませてから調剤薬局へ…

調剤薬局で処方された分子標的薬タグリッソと、両足のしびれ対策のビタミン剤を含め会計を済ませると、窓口でクレジットで支払った額は16万8千円、薬価も高くなっている様子…マイナ保険証による限度額適用認定を受けての額… 健康保険組合にはかなり助けられているけど、この保険証を使うのも今日が最後… 次回は転職先の保険証に変更です…

その後、自宅に帰り、1件だけビデオ会議に出席…
次に、転職書類で住民票が必要ということで区役所の行政サービスコーナーで1通発行してもらい、駅に立ち寄り、定期券の払い戻しをして、郵便局に行き、現職場に返却予定だった複写機のカードを簡易書留で送付。

その後、散髪したものの、いつも切ってくれる人ではなかったためか、前髪も眉毛にかかるかかからないかと言ったはずだけど、完全におでこが見えてるやないか状態のおかっぱ状態に…

精神年齢17歳のイケメンが、なぜかおかっぱ状態に…

やはり造影CT結果などの良いこともあれば、散髪での悪いこともあるもので、世の中こうしてバランスがとられているのかも知れないと認識…

まあ人生を100%とすると、シクシク悲しい時が36%、嬉しい時は64%という感じらしい…

確かに名言かと… めげないための考え方…

そんなこんなでもうすぐ退職…
今年は1月から、また新しい環境で新しい仕事が始まるわけで…

人生というのは不思議なもので、安定をもとめると波乱が待ち構え、波乱だと思うと安定になるのだろうか… 本当に不思議…

あれっ、パトラッシュも寝正月なようで…

おやすみにゃん♫

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