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二次頻出の英文英語要約(Suruga Bank)/英語が不得意な人は是非読んで下さい!


体の痛みの為に、今は長文テキスト投稿が出来ませんが、過去のテキスト投稿から厳選して訂正加筆したものを投稿しています。特に、国立大二次英語や(自由)英作文頻出の私大受験を考えている人たちにお役に立てると思います。

Suruga Bank's excessive emphasis on achieving business performance goals set the stage for this widespread misconduct.  

大学入試のような英文ですが、英字記事の抜粋です。

※set the stage forの意味を推考するのも英文解釈対策として大切ですが、ここでは英語要約や自由英作文対策と思って下さい。

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では、上記英文の意味(内容)を変えずに別の英語表現をしてみます。

先ず、英文を書き換えるために文の作りの中(幹・枝・葉)の幹の部分を優先して完成させます。制約のある下線部英作文としてではなく、自由に英文を書いてよいという条件で英文を見て下さい。

(原文と対訳例) 

Suruga Bank's excessive emphasis on achieving business performance goals set the stage for this widespread misconduct. 

(スルガ銀行のこの不正が(銀行内で)広がった背景には、業績目標(ノルマ)達成に過度に主眼が置かれた(こだわった)ことにあった) ⇒ 

  This wrong thing(/はorの印attitude) of(/in) the whole bank was(/had been) caused by the practice (/fact) that(同格) S'+V'~.で骨格はすぐに出来ます。

この時、下線部英作文ではないので対訳例をそのまま英訳しようと考えないで下さい。あくまで自分の語彙力の範囲内で平易に英文を書くことを意識して下さい。
補足として、widespreadに拘らなければwholeはなくても構いません。繰り返しますが、英語要約や自由英作文では縛りや制約が緩いので。


また、of the whole bank だと「日本の銀行全体」と誤解されないのではないか?と心配なら、across the worldから借りてきて、across Suruga Bankとすれば誤解されないですよね。


俗にいう「英借文」(頭の中にある語句や例文一部から借りてくる)というものです。

それなら昔学んだものから自分でも書けると思いませんか!?

これで安心して、残りの Suruga Bank's excessive emphasis on achieving business performance goalsの部分を別の表現でthat(同格)以下に書けばいいだけです。

  

This wrong thing (/result) across Suruga Bank was caused by the fact that it persisted in (/ 重複はダメですが品詞を変えればいいのでexcessively emphasizedでもok ) (reaching /achievingはなくても可) performance goals(最後もそのまま書くのが嫌ならsales goals).

[補足]~set the stage for…は「…の背景には~がある」という意味ですが、それに拘ると時間を使うので本番制限時間想定でcauseやlead toの受け身で十分です。


解説が長くなりましたが、書き換え英文例は以下のように。

➡ This wrong thing across Suruga Bank was caused(/led to) by the fact that it extremely persisted in performance goals.となります。

出来てしまうと簡単に見えますが、実際に書き換えようとすると英語の得意な生徒でもなかなかペンは進みません。

何故なら英文を英語で書き換える基礎概念がないからです。下線部英作文ではないので、減点するならすればいいと割り切りも大切。

※The fact 以下を主語にすると頭でっかちになるので本番では避けた方がよいです!

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この幹・枝・葉の部分を同時に考えてしまうと英語が得意でない人はなかなか書けない読めないと思いますから、幹と枝を先ずは書く読むように心がけてみて下さい。

そして品詞を変えるとは、学校文法で習った「句と節」のことなのですが、その本当の意味や目的を知らされないまま大学受験をされた方も多いのではないでしょうか?

実は、それが英文を英語で書き換える(または英語要約)の基礎概念だったのです。決して、単に書き換え構文を覚えることではありません。

こういう「基礎概念と知識」が一緒になって初めて(英語)力はついていくのですが、どうも知識先行(優先)になりがちが日本人の英語コンプレックスの一つの要因になっているのではないでしょうか!!


この投稿内容が頭の中だけで出来るようになると、当然、writingと同時にspeakingやreadingのレベルも格段に上達します。

Listeningの話は別の稿で述べますが、センター試験廃止後に求められる英語4技能に不可欠な考え方と思いますので、英文を幹・枝・葉に分けて考えるを少しの時間でも構いませんから試してみて下さい。




※全身痛再発7年目で外部の学校には指導に行けませんので、サポートは本当に有り難いです。投稿内容にご納得の上、何らかの形で英語指導の機会を与えて頂ければ幸いです。よろしくお願いします。 HP⇒https://feedback01.webnode.jp/ 福岡県 北九州市 小倉南区