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やっててよかったベビーパーク

小学校受験専門のお教室に通ってみて感じた、
ベビーパークの良さについて。

我が家では、0歳4ヶ月の頃から、ベビーパークという幼児教室に
通っています。当時、初めての子供でしたし、子供との時間を持て余して、子育てを学びたいと思ったのがきっかけです。

ベビーパークは、脳が80%完成すると言われる3歳までの時期を非常に
大切にしています。本当にざっくりとした説明にはなりますが、
3歳までに、親子の絆と愛情をしっかり形成しながら、IQ140まで持っていき、その後は、その出来上がった脳に、トレーニングを施していくというもの。けれど、それが、詰め込み式ではないのがなかなか面白い幼児教室です。

0〜2歳までは、母子同伴で、どちらかというと、子供に教育というより、
完全にお母様方への指導になります。叱らない育児の方法を教えてくれたり、レッスン冒頭では、子育ての困りごとをみんなでディスカッションする
マザーリングという時間があるのも特徴です。

レッスン内容はというと、

・ご挨拶
・英語の挨拶の歌
・日付、曜日、天気を言う
・ドミソの歌
・楽譜を指差しながら、日本の歌、英語の歌を一曲づつ歌う
・数玉そろばん 
 ※一人ずつ、1〜10まで、数えながら玉をずらしていく。
  誰かがやっている間は、他の生徒は、見ています。
・フラッシュカード(物、食べ物、行動、国旗等)
・漢字と絵を繋げる課題
・週ごとに変わる課題(2〜3個)
・週ごとに変わるアクティビティ(けんけんぱや平均台わたりなど)
・英語の短いビデオ
・絵本の読み聞かせ(昔話の他、マナーについてのオリジナル教材など)

月齢によって、やることに違いは出てきますが、こんな感じです。
(0歳児のときは、ベビーマッサージも多くやりました。)
50分ほどのレッスンでこれだけのことをやるので、
次から次と5分以内に多岐にわたって行うというものでした。
まず、これだけで、随分と脳への刺激になると思います。

ベビーパークでは、右脳を意識したレッスン内容になっているので、
0歳だろうがなんだろうが、漢字を見せたり、音符や国旗なども
出てきます。意味はわからなくても記号として覚える感じでした。
七田式もフラッシュカードなどを使いますが、全体的に
七田式よりも、親と遊びながら学んでいく要素が強い気がします。

数字、文字、漢字、英字、音符を、いつも遊びながら見てきたので、
まったくそれらに対して、お勉強という認識を持たず、
あって当たり前のものとして捉えてくれたこと。

これが、うちの愚息には、非常に大きかったと感じています。

現在は、小学校受験専門のお教室に通っていますが、
今のところ、どんな課題でも、拒否反応を示さず取り組めているのが、
ベビーパークのおかげだと思います。

そして、ベビーパークを卒業する3歳の歳になると、
テストを受け、IQ120以上が出れば、次のトイズアカデミーニュニア
というクラスに進めます。
(このテストでも、息子は得意のぐにゃぐにゃいやいやを発揮し、
 一悶着あったのですが、ここでは割愛^^:)
ベビーパークからの持ち上がりかつ、テストをパスできた子のみが、
トイズに入室することができるのですが、テストをパスできなかったり、
この歳から外部から入室されるに方は、キッズアカデミーという、
具体物でより遊びの要素が強い教具で学べるコースが用意されています。

息子が進んだトイズアカデミーニュニアでは、
今後の学力の根底を支える国語と数学、そして英語育児が
メインとなってきます。
数学においては、数丸といって、視覚的に瞬時に数字を捉える教具を使って、1~20の数の分解をやっていきます。トイズに進んだ子は、
だいたいひらがなで読み書きができるようになっているので、
今度は、漢字カルタというものも始まります。漢字なんて
この歳の子が、覚えられるのかしら?と思っておりましたが、
以前の記事で書いたエビングハウスの忘却曲線の通りで、
何度も漢字カルタをしているうち、なんと覚えてくるんです。
まだ書くには至りませんが、年少児の息子も、
小学校一年生レベルの漢字は、何となくわかってくるようになりました。

こんな早くから漢字なんて覚える必要ある?と正直
思っていたのですが、思いもよらぬ副産物がついてきていまして、
絵本を自力読みする力が徐々にあがってまいりました。

絵本の読み聞かせは、ずっと行ってきましたが、
絵本から活字になったとたん、本嫌いになる子もいるそうなので、
これも、また慣れで突破してほしいところです。


ベビーパークが、最終的に目指すところは、15歳で
大きな志が抱ける子に育てることです。
さらに詳しくいうと、小学校卒業までには、中学校3年間の内容を理解し、15歳以降は、海外留学なり、ボーディングスクールに通うことが
大枠のゴールになりますので、小学生が遅くまで塾通いする
必要はないというものになります(汗)。

この背景には、ベビーパークの創設者の方が、「学校には通わず、
12歳まで6人が飛び級で大学に入ったアメリカの一家」
ハーディング家の子育てを参考にしている点も大きいです。

教育に関しては、出る杭を育てるアメリカ式に非常に賛同ですので、
その点も、我が家がベビーパークを続けてこれた理由かと思います。

そんなこんなで、ベビーパークの回しものでもなんでもないのですが、
夫婦ともに、やっててよかったと思う幼児教室でしたので、
ここで、説明させていただきました。

ただ、このベビーパーク仕込みの教育方針で行なっていると・・・
一つ懸念点がありまして。そう。日本の公立小学校の教育には、
全く馴染まないということです。そもそも日本には、
出る杭を救ってくれる飛び級の制度がありませんし、
早く勉強を進められたとしても、学校がつまらなくなる、
お友達との関係性もよくなくなるなどの、不安もよぎったりします。
(息子がそこまでできるようになった場合の話で、
 杞憂にはなりますが^^:)

よって、ベビーパークの脳の開発の良いところは続けて、
それを、私立小学校でのびのび生かしてほしいという考えにいたりました。

長文お読みいただき、ありがとうございます^^




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