見出し画像

【体験記】初めての尾張瀬戸(前編)

将棋とれいんが意外にも短い期間で終わるので、今行かねば逃してしまう、と瀬戸電に乗りに行きました(古い人間なので瀬戸電と呼ぶ)

これを機に、今更ながら瀬戸電がほかの名鉄の線とくっついていないことに気づきました、、
何かのついでに経由できたらと思ってたけど、中々機会がなかった。

印場駅までは昔行ったことがある。今回それを初めて超える。とても遠くへ行く気分になってワクワク。

いよいよ瀬戸だ。聡太くんで賑わうあの瀬戸へ…

駅を出たところ。
おお、広い。すっきりしてる。綺麗。
瀬戸ってこんな感じなの?

駅を出るとすぐ、町の中心を流れる川があり、その先に優しい山が見える。

瀬戸川

何といっても魅力的なのは、瀬戸物。
ここは焼き物尽くしの町。

駅を出て数十メートルで、瀬戸物のお店が立ち並ぶ。
まさかこんなにすぐ見れるとは思っていなくて、すっかりテンションが上がってしまった。

瀬戸物は少々お値段がするらしいので・・・いつかしっかりお金を揃えてやってきたい。今日は眺めて楽しみました。

ところで今日は将棋とれいんが目的なんだけど、栄町から発車予定の将棋とれいんを逃してしまった。帰りに乗ろう。軽くぶらついて観光1時間、と思っていた。
が、上記の通りじっくり見たいものが多く、諦めた。3時間に延ばしても結局それも間に合わず、4時間観光で終えた。ほんとはもう+2時間は欲しかった・・。またいつか来よう。

さて、ここに来たからには当然、藤井聡太ワールドを味わわねばならぬ。
駅を出て0分。そこに既にありました。
かの有名な『パルティせと』です。

こんなに近いとは。。
そしてかの有名なくす玉。

垂れ幕八冠は圧巻です…
まるで七福神巡りとか八十八か所巡りを1か所で済ませられるご利益の高い場所のよう。

さて、お昼をどこかで食べたい。そういえば瀬戸焼きそばなるものがあったはずだからそれにしよう。
ちょうど聡太君が行ったと話に聞いた深川神社が割と近いからその近くで食べるとしよう。

川沿いを歩くこと数分。雰囲気の良い和菓子屋。

看板メニューを1個頂くとするか・・と入ると、思わずある商品へ目が釘付けに。

飛車角もなか

こんなお菓子、話題にあったっけ?
色々ニュース見てるけど知らなかった。すごい、やったー!

ということで、お土産に3個セット。
中身はなめらかな白こしあんでもちもちして美味しかったです。

深川神社の大鳥居へ。

小さな参道ですが、ちょうど先ほどパルティせとにこんな写真があった。昔の参道の賑わいです。

瀬戸では大事な大事な神社のようだ。
今もお祭りになるとこんなにいっぱいになるのかな?

目的の焼きそば屋は閉まっていた。とぼとぼ参道を歩いていたら、別の焼きそば屋を発見。落ち着くカウンター席でゆっくりいただけて満足。
ちょっとしょっぱかったけど、瀬戸焼きそばってそうなの?

カウンター席でよい出会いがあった。
「せと狛犬物語」

これは瀬戸の焼き物発祥の物語。
瀬戸といえば焼き物の町なのだ。陶祖さまを今も盛大にお祭りする。
瀬戸電も元は名鉄ではなく瀬戸電気鉄道で別会社だった。
その鉄道は昔、焼き物を運んでいたのだ。
あとでお話ししますが、瀬戸蔵ミュージアムという瀬戸焼の歴史が分かるミュージアムに電車の駅が丸ごと入っている意味を知った。

うん、なんとなくこれで瀬戸のことを俯瞰で眺められるくらい歴史が分かった(気になった)
神社にお参りする前に是非一読したい絵本だ。
そっとカウンター隅に置いてあって、素晴らしいおもてなしです。

深川神社の祭神は沢山いらっしゃいますが、境内に「陶彦社」というのがあり、瀬戸焼を生んだ加藤藤四郎さんがお祀りされています。瀬戸へ来たからには是非こちらもお参りしたいですね。

深川神社
陶彦社

瀬戸体験記、後編へつづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?