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『フェミニンケア=セックスレス』その認識間違っている

パートナーとのSEXで気づいたこと😳

  • 性交痛みがある…

  • 膣内が乾燥している😭

  • 夜の営みが嫌になった

  • パートナーから浮気を疑われるようになった

  • ローションを使うことに抵抗がある

…とまぁ、SNSで『 フェミニンケア 』の重要性を伝える内容で、出てくる悩み相談の大半が この内容である

特に、『 セックスレス 』の悩み( 女性の場合 )で取り上げられるのは『 性交痛 』があるというものだ

確かに、SEXは心地よいものでなければ🤔お互いにしたいと思わない

SNSの情報の大半が『 セックスレス = フェミニンケア 』で解消できる‼️

が多く、フェミニンケア本来の目的がほぼモザイク状態になっている気がする😭

だからなのか、フェミニンケア講座で膣内細菌の話やケアの重要性を説明すると、ほとんどの受講生から言われるのが

「 すごい重要なことじゃないですか😭 単なるセックスレス対処のためのケアかと思っていました 」

と言われる始末

SNSの情報で、フェミニンケアの本来の目的を見失っている気がする

さらに、「 フェミニンケアをはじめた 」と知人に話したら、「 まだ旦那と盛んなのね 」と、笑われてしまったという話も聞いている🤔

『 フェミニンケア 』の捉え方は人それぞれ違うと思うのだが、なぜ『 フェミニンケア 』が重要なのかを理解できれば、軽率な発言は出てこないと思うのだ

と、綴っているわたしも、前監修(講師)の助産師から『 フェミニンケア 』の重要性を学ぶまでは、理解できていなかったに等しかった

そして、今日はなぜか『 フェミニンケア 』について綴りたくなった🤔

今回、わたしの思春期時代を振り返りながら、赤裸々に綴ってみようと思う



▶︎援助交際と性病


わたしはロストジェネレーション世代( 1977年〜1982年 )生まれで、空白の5年間( 失われた世代 )と呼ばれている

この世代の特徴は『 コギャル文化 』を作った世代

『 女子高生 』というだけで、もてはやされた時代こそ、わたしの青春時代にあたる

当時、都内のそれも渋谷のど真ん中にある女子高に通っていたわたしは、雑誌でよく取り上げられていた「 社会問題 」を目の当たりにしながら、高校3年間を過ごした

ミニスカートにルーズソックス、茶髪にガングロ、ポケベル、厚底ブーツ、ect…( 書ききれない )

女子高生の定番スタイルで身を固めていたわたしは😂当時の写真を見るたび、笑ってしまう

場所が渋谷ということもあり、ほとんどの生徒が勉強していない😂

ご近所には青山学院があり、彼女たちを真似て高校時代を過ごしたようなものだ

青山学院高等部は、ほぼ98%が そのまま青山学院大学へ進学するため、進学するために勉強しているといった感じだったが…

わたしが通っていた高校は、附属の大学が聖蹟桜ヶ丘にあり、どう考えても千葉県から通えない距離ということもあり、わたしは一般受験での大学を希望していた

商業科から大学への一般受験は…難しいと言われながらも、わたしはなんとか大学へ進学することができている

高校1年生の頃から、すでに大学受験の勉強をはじめていたのだが、周りは進学希望ではなく、専門学校か就職か🤔大半がそれを希望していた

入学して最初の3ヶ月間は平和だったが、その後どんどんクラスは荒れていく

  • ある日を境に学校に来なくなったクラスメイト

  • タバコの匂いがする教室

  • 学校帰りにクラブ遊びは当たり前

  • 酒の匂いがするクラスメイトもいた

そして…

性病を移されたと騒ぎ出すクラスメイトもいて、大騒ぎとなる😂

そんな1年間を過ごし、2年生へ進級する時に、クラスメイトの5名が退学となった

当時の担任はその責任を取る形で、翌年の担任を外されてしまった

その後、退学した元クラスメイトが週刊誌に『 制服 』を着て援助交際をしている姿を激写されていたのだ😳

…当時、わたしの母がその週刊誌を見つけて大騒ぎ

「 あの高校で本当に良かったのか 」と家族会議までする始末😂

その週刊誌の記事のことを、わたしは今でも覚えているのだが
内容がまた当時の「 社会問題 」そのままだった

学校帰りに援助交際で稼いだお金で、性病の治療代に回る

性病が治っても、また援助交際を繰り返しては、性病を移されて治療代に回る

この繰り返しなのだろう

他にも、渋谷でスカウトされて芸能界入りしたが、AV女優に転向した元クラスメイトもいる

そんな中、クラスで性病を移されたと大騒ぎしていたクラスメイトは高校を卒業後、専門学校へ進学をし、ちゃんと就職を果たしたという話を聞いているが🤔

高校3年間、援助交際と性病の話題は尽きなかった

今思えば🤔女子高なのに『 性教育 』に関しては、全く学んでいない

・妊娠
・中絶
・性病

女子高あるあると思われるかもしれないが、当時はフェムテックという考え方が浸透しておらず、問題が起きれば全て親が対処するしかない

その親ですらきちんとした『 性教育 』を受けていない

何が起きても、自己責任なのだ

その後、ご存知の通り『 援助交際 』という『 社会問題 』は1999年11月1日、援助交際の社会問題化を受けて「 児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律 」が施行され、法規制が強化されたことにより、衰退していく


▶︎援助交際の背景


1990年代の時代背景を紐解いていくと、援助交際の背景が見えてくる🤔

バブル崩壊直後の1992年から1993年にかけて、スカートを短くしてルーズソックスを履いた女子高生が登場し、物珍しさからそれをマスメディアが「 コギャル 」と呼び頻繁に取り上げた。以降、1980年代から続いていたOL・女子大生ブームと入れ変わる形で世間から注目を集め、「 女子高生ブーム 」が発生した。

Wikipedia 援助交際

ロストジェネレーション世代は、1991年~1993年に起こった「 バブル経済の崩壊 」に青春時代を過ごしている

バブル崩壊は日本経済に大きな打撃を与え、多くの企業が倒産し、また残った企業も事業縮小やリストラなどを強いられたことにより、両親もその影響を受けていると考えた方がいい

1995年以降、1993年前後から既に流行していたポケットベルや携帯電話・PHSが社会人や青少年に爆発的に普及しはじめ、家族や学校などの周囲に悟られないコミュニケーションが可能となった。また、バブル崩壊等による機能不全家族の増加とそれに伴うネグレクトや、平成以降の日本の核家族の増加による親子関係の希薄化と非行問題の関連が指摘され始める。

Wikipedia 援助交際

援助交際の背景にあるのは、『 家族の愛 』を受けていない子どもたちが多かったということだろう🤔

実際、高校時代のクラスメイトの中にバブル崩壊によって会社が倒産し、家族のために大学を辞めて、働き出した子がいたが🤔

それでは家族を賄えきれないとなり、『 援助交際 』に手を染めていたことも知っている

他にも『 パパ活 』で毎月特定の相手とSEXをしてあげるだけで、毎月100万円稼ぎ、大学の学費に回している子もいた

『 1回10万円で、10人相手してあげれば100万円稼げるんだよ?こんな楽なバイトないでしょ 』

と自慢げに、わたしに話していたのを覚えている🤔

当時のわたしは、母から『 自分のカラダは自分で守らなければならない 』という考え方を教え込まれていたので

交際相手とすぐに関係を持つという頭は全くなかった

交際相手から、『 そろそろしようか 』と誘われても、拒否し続けながら3年間、何もないという関係

古風な考え方かもしれないが、『 初夜は絶対、この人だ 』と決めるまではという考えを当時持っていた


▶︎わたしの過去、爆弾発言


初めてのSEXでの話🤔

正直、相手に見せるものではないと わたしは思うのだが、まじまじと観察された時のあの恥ずかしさ😭

そして、当時の交際相手から言われた一言

「 結構 遊んでるな 」

と言われた時のショック…
※今思えば相手も性教育を受けてないからわかってない

女性の大半が この悩みを抱えている

大陰唇と小陰唇の色が黒い😭

だが、これはあくまでも「 女性ホルモン 」が活発だからこそなのだ

そうとは知らないわたしは、「 遊んでいる 」と言われて、ものすごくショックだった

それ以来、SEXのたびに暗闇を徹底、自分のカラダを見せることはしなかった

そして、別れた旦那との初めてのSEXの話は、銀座メンバーの間では『 伝説 』になっている😂

今となっては笑い話なのだが、彼との初めてのSEXで歯周病とカンジダを移され、膀胱炎になるという

膣内の異変を感じ、婦人科で処方された薬が強すぎて、膣内に入れた薬が飛び出してきたという😭

抗生物質により、膣内環境が悪化し、生理でもないのに大量出血を起こしてしまった

あの痛みも、わたしの記憶の中に残っており🤔

改めて『 女性器に対する知識 』の重要性を感じた出来事だった

当時、わたしは『 若年性更年期障害 』と診断され、婦人科でホルモン補充療法の最中だった

SNSで出回る『 膣乾燥 』に関しては、悩んでいなかった🤔

ということは、『 性交痛 』も全くなかったのだ

夫婦生活の中で、彼との夜の営みは数えるくらいしかない

というのも、8つ年上の彼は『 男性更年期 』で性的な欲求がほとんどなかったと言っていいだろう

セックスレスで悩む、夫婦相談のBlogを読んでいて思うのだが🤔

『 妻がセクシーなランジェリー 』を身につけて、旦那を誘惑するのはどうか?という内容

『 男性更年期 』で性的な欲求がない旦那に刺激を与えても、ほぼ失敗に終わるだろう

女性目線でのBlogは、『 男性更年期 』と『 男性の心理 』を全く理解していない内容ばかりだ

独りよがりのSEXを求めているようなBlogを読むたびに、もっと相手のカラダのことを学ぶべきだと思ってしまう

そして、そこに登場するのが『 フェミニンケア 』という流れだ

膣力を上げて、パートナーに求められるカラダになろう!

わたしなら、膣力を上げて子宮脱予防をしよう!

と文章を書き換えるだろう😂


▶︎SNSの情報に振り回される更年期世代


さて🤔本題に戻るが…

性成熟期の頃は女性ホルモンが活発で、膣内環境も整っている

その膣内環境を整えているのが、膣内の乳酸菌だ

膣内の乳酸菌は、女性の健康に重要な役割を果たす微生物で、これらの乳酸菌は、乳酸を生成し、膣内の酸性環境を維持することによって、有害な細菌や微生物の繁殖を防いでいる

それが、『 更年期 』になると女性ホルモンバランスが乱れ、膣内の環境も変化していく

これにより、膣内のpHバランスや湿潤度が変化し、乳酸菌のバランスも乱れていく

乳酸菌の減少は、膣内の酸性環境を維持する能力を低下させ、感染症や炎症のリスクを高めるのだ

さらに『 フェミニンケア 』でもっとも重要視されているのが、『 膣トラブルの増加 』である

『 更年期 』に入ると、膣の乾燥やかゆみ、膣の炎症などのトラブルが起こりやすい

これらの問題は、膣内環境のバランスが乱れた結果として起きているのだ

そして、SNSでよく出てくる性交痛の話である

膣の乾燥や炎症は性行為の快適さを減少させ、性生活の質を低下させていく

これが、『 セックスレス 』の原因の1つとして取り上げられている

膣内環境の乱れは、尿路感染症や尿失禁などの骨盤器官の問題と関連していることもわかっている

膣内環境を整えることは、これらの問題を予防し、骨盤器官の健康をサポートすることにつながっていく🤔

『 フェミニンケア 』の目的は、女性器の健康を保つことで、カラダ全体の健康にもつながっていく

心とカラダ、両方が健康でなければ、本当の健康なカラダを手に入れることはできないのだ😌

…というわけで、赤裸々に綴ってしまったが🤔

過去の自分を振り返り、改めて『 フェミニンケア 』の重要性を体感した出来事だった😌

前監修(講師)の助産師から学んだ『 フェミニンケア 』の重要性🤔

女性ホルモンは、人生そのものだ

過去に起きた出来事全てが、今の自分のカラダなのだ

過去を取り戻すことはできないが、未来を変えることはできる😌

今からでも遅くはない

自分のカラダと向き合い、改めて『 フェミニンケア 』の重要性に気づいて欲しい




佐方ともみ 
美容業界28年目 エステティシャン
IOB認定オーガニック専門家
食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎協会代表
フェミニンケア×更年期プラクティショナー養成講座主宰兼講師

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