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異動の下準備

新入社員はゼロからのスタート。
職場にとってもいなかったところから、
自分の立ち位置を作っていく必要がある。

作った結果、異動するとなったら
代替することが求められる。
抜けていく側は抜けた穴を埋めるプランニングが必要だし、
異動する側ではどうやって前の人から代わったことに対してストレスなく受け取られるかが必要。

春秋は異動シーズン。
21年の秋、私のいた職場は迎えることしかなかったものの、
隣の席のパートさんに
「異動することになったらちゃんと引き継いでね」と困り笑いで言われた。
その後、22年5月。
私は自分で抜けた穴を埋める計画を立てられなかった。

会議の会場やプロジェクター準備、お客さまの送り迎え、お茶出し…、
職場内で名もなき仕事って、どうやって引き継いだらよかったんだろう?
誰が今は担っているんだろう。

私が女だから、
新入社員で配属された部署でまだ下っ端だから、
やっていると思われていたんだろうか。
いや、たぶん私が男でも
この性格で、直属の後輩がいたら誘って一緒にやってると思う。

吹奏楽部出身の性だったり、
バイトの経験だったりがあって
染み付いてしまっている部分も大いにあるかもしれない。

でも、この名もなき仕事をやっていた(もちろん最初は誰かに教わった)結果、
引き継ぐに引き継げないようなちょっとしたことをいろいろ教わったり知ったりできた。
(例えば職場にある会議用のマイクは充電してるくせに実は電池で動いてるとか。笑)

ひとりで会場準備してる時、なんでひとりなんだ?
と思ってしまうこともあったけど、
それは誘えてない自分が悪かった。

一朝一夕で身につかないからこそ、
いつかいなくなるってわかってるからこそ、
ずっと前から、ほかの人を巻き込んで
自分のやってることを知ってもらう活動が必要かもしれない。


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