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女性にとって環境要因はやっぱり大きい 生き方のバリエーションがもっと増えますように

昨日は国際女性デーだったんですね。
全然知らなかった。
どうりでジェンダーに関するニュースが多かったわけですね。

国際女性デーとは「女性の権利と国際平和を祝う日」だそうです。
友人はプランインタナショナルを通じて西アフリカのギニアビサウに住む女の子への支援を表明していてかっこいいなと思いました。


日本も相変わらず残念なジェンダー指数ですが、ある程度自由に勉強できる環境があったことは本当に感謝しています。
うちの親には手に職つけないなら大学には行かせないとか、理系に行けとかいろいろ言われたことはかなり不満だったし、私の学生時代は結構ブラックなことも多くて人生からドロップアウトしそうにもなりましたが、それでもトータルで見れば学んで良かったことが多いような。

女性の場合は特に、環境の要因がやっぱり大きい。

親に勉強することを奨励されるか否かが最初の大きな分かれ目だし、親でなくても応援してくれる人が身近にいるかによっても違う。よっぽど学びたいという意欲が本人にあれば別ですが、親や周りの人が「そんなことは無駄だからやめておけ」と言われるとどうしたって挫折しやすくなる。お金だってかけてもらえるか、自分で集めなければいけないかで全然違う。

仕事をすることだってパートナーが応援してくれるかどうかということもある。住むところ、働き方もパートナーの状況にどうしたって左右される。
それまでのバックグラウンド、家庭環境、自分の生き方、もろもろ考えたとき選べることってどれだけあるんだろう。

時短という選択肢がなかったら、そもそも時短で働くことはできないし、マミートラックだって存在しなければそういう働き方もできないから辞めざるを得ない人だっている。
転職だって自分の住んでいるところが都内の中心地でフルタイムで働ける人はいいけれど、パートナーの仕事の状況で地方に住まなければいけなくなったら専門性が高ければ高いほど選ぶのは難しいのが実態なのかなと。

選べるというのは、それだけで特権なようにも思います。
パートナーにしても仕事にしても、選べることもあれば選べないこともある。

女性活躍とか個人的にはどうでもいいけれど、男性女性問わず好きに楽しく生きる人がたくさん増える世の中になってほしい。

***

最近息子とよくBossBさんのインスタを見てます。
天文物理学者で二人の息子さんのお母さんで、見た目がギャルですが話している内容はすごく専門的でめっちゃ面白い。

雷がどうして生まれるのかの話、お勧めです。

彼女の経歴もまたユニークで、コロンビア大学で天文物理学の博士号とったあと子育てのために7年仕事をしてなかったり、帰国して信州大学の先生やったりされています。

私は理系のくせに物理苦手でしたが、物理の先生で面白い人がいなかったのもかなり大きな要因なのでこんな先生いてくれたらよかったのに!と心から思う。

一時的に子育てでキャリアにブランクがあったっていいし、別に全然違うことをやってみたっていい。
なんかもっともっといろんな選択肢や、働き方が増えて、みんなと仲良くおんなじから脱出出来たらもっと面白くなるのにと心から願っています。

読んでくださってありがとうございます。



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