My Room 改装計画

*今回の記事は、こちらと関連性が深いので、併せてお読み下さい。

GW、私は部屋に眠った様々な物達とおわかれした。
現代風に言えば、「断捨離」だろう。

きっかけは、昨年の今頃にはじまる。
雑然とした部屋を片付けようと物を片付けた。

思えば、私の部屋は推しのグッズをはじめ、多くの物であふれていた。
服(私服、バンT)、トートバッグ、ポーチ、小学校時代に買ったゲームや1度読んだきりの雑誌、ジャージやシューズ等の学用品…挙げればキリがない。
liveに行きはじめた頃か、チケット代や交通費等の関係で、「デザインが良くて実用性のある物」以外は購入しない等の制約を設け、なるべく推し活に掛ける金額を安く抑えようとしていた。
しかし、そこに「珍しいから欲しいと思う物」(私が出会ってきた中では、入浴剤、皿等)という要素が加わり、掛ける値段はますます高くなっていった。
今後いつ使うかの見通しも立てずに。

その当時、通院日を抜いても働けど働けど給料があまり入らず、入っていたFCをやめざるを得ない程の困窮を極めていた。
そして数年に1回やってくる「部屋を改装したい」衝動。
以前は「ただ何となく」だったが、今回は「たまたまいんすたを見てたら、「ミニマリスト」の記事を見つけて読んだ」という動機だった。
あとは、この時だったか、(愛してやまないとかげ(すみっコぐらし)のでかめのぬいぐるみをお迎えするために)大嫌いな掃除に勤しんでいた姉の姿を見たことも少なからず影響していた(はず)。
「模様替え」だと家具まで動かす大規模なものを想起するので、ここでは「改装」とさせてもらう。

詳細な順番は覚えていないが、
・布団と学習机の椅子にひかれた絨毯・ラグ、ゴミ箱の撤去
・片隅に鎮座する大きなクローゼットの中や布団の周りに置かれた文庫本や雑誌や服
・ハンガーラックに掛けられたよそ行きの服やトートバッグやキーホルダー等の推しグッズ
・ドアの右隣に置かれたロッカーの中にあるCD・DVD類
・その他部屋の各所に眠る使っていない物
を「まだ使える・使う物(直せる可能性のある物、別の形で再利用出来そうな物も含める)」と「(特に思い入れがなくて)おわかれしても良い物」に選別した。

余談だが、選別の際に決めたことがある。
「いらないからと何でもかんでも処分しない」ことだ。
これもいんすたのミニマリストの方の記事で見掛けたものだが、もう使えない(直せない)けど、捨てるのが心苦しい時は残しておいて、時が来たら手放せば良いことにした。そんな日が来るのかどうかは別として。
あと、「100着から10何着まで減らした!!」的な記事を結構見掛けたが、案外服は結構好きだし、そこまで減らさなくても…と思っていたので、酷く汚れていたり、思い入れがなくなった物以外は処分・売却しないようにした。

ちなみに再利用した例として、「前職で使っていたまっしろな養生テープをガムテープ代わりに」、「デザインが好きで取っておいた空き箱の半数をクローゼットの一角にある本棚にひな壇を組み上げた(下の画像参照)」等。

(1番手前が未読、2・3段目は既読+残しておきたい本や映像)
(「アルケミスト」、「ベロニカ~」は昨日買った)

そんなこんなで選別を終え、後は捨てるか売りに行くだけ。
なのだが、平日はずっと仕事で5日の疲れを2日で取れる訳がなく(外出しても近場で消耗品を買うのでせいいっぱい)、捨てられそうな雑誌や紙ゴミ、空容器をゴミの日に捨てに行っただけで去年は終了。
他の売却する物は、段ボールに詰め込んだまま約1年放置。
この時には既に来年(=今年)のGW、遅くて私の誕生日までには売却を終えることを決めていた(そのGW直前まで忘れていたが)。

GWがはじまった。
あらかじめ、中古屋行き(CD・DVD、ゲーム、漫画等)とリユースショップ行き(衣類・雑貨等)と箱ごとに仕分けた。
合計10箱ほどあったので(多すぎ)、GWと誕生日前最後の休日に持っていく物に分け、GW1日目は中古屋、2日目はリユースショップと2日連続で回った。
長く使ってなかったとはいえ、いざ売りに出すと決めると何となくさみしさが湧いてしまって、出発前に「ホントにこれらを売って良いのか?」と確認と覚悟を込めた自問をしてしまった。
自分が出品した品が誰かの手に渡っていく、ホントの意味での「おわかれ」を見るのが堪えられないこともあり、店内の陳列を見てみたくて、どちらもめったに行かない少し遠い店舗に売りに出した(1日目の中古屋の陳列が結構好みでちょくちょく通いそう、ヤバい)。

目標額を決めてはいなかったものの2日の合計額としては大した金額にはならなかったが、少し部屋が広くなった気がして良い経験にはなった。
買い取れなかった物を某メ○カリに出すかどうかは売り終わってから検討するつもり。
来月の売却を終えた時、私の部屋がどのくらい広くなっているのか楽しみだ。