スウビャム

こんにちは。韓国海軍で電探兵2年間服務した留学生です。海軍ミリオタで色々なことを書きた…

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こんにちは。韓国海軍で電探兵2年間服務した留学生です。海軍ミリオタで色々なことを書きたいと思います。コメントと誤字を指摘してくださると、 本当にありがたいです。

最近の記事

韓国海軍の海上前進基地NLLの222基地

徴兵がある韓国では男同士で飲みに集まるといつも出てくるテーマがある。 誰の部隊が一番厳しいのか。 正解は簡単だ。 「私の勤務した部隊」。大半がそうだ。 私自身が勤務した部隊が一番つらくて大変だ(と思う)。 それが最前線であれ最後の方であれ、戦闘兵であれ行政兵であれ関係ない。しかし、海軍分野だと少し話が変わる。「 私が勤務した部隊」が1位で苦しいたと言っても、皆が認める0位の苦痛が存在する。 それが職別なら調理兵科(料理)、場所といえば、今日ご紹介する「222基地」だ。

    • 韓国軍の防御施設(過去と現在)

      0.過去 1950年6月25日、突然の奇襲で始まった韓国戦争は、当時戦車もなく、まともな対戦車兵器や訓練もなかったため、ソ連から供与されたT-34戦車によって一瞬にして釜山地域まで後退することになる。 戦後も韓国は、北朝鮮の奇襲攻撃を防ぎ、西側の支援を受けるための時間稼ぎを想定し、敵の進撃を防御するための多様な防御施設を建設したり導入した。 1.対戦車防護壁対戦車防護壁は数多くの防御物の中でも最も有名な種類だ。 その種類も多様で爆破形、城壁、道路大火口などがある。 1-1

      • 韓国海軍の艦めし(個人編)

        「必勝!戦闘情報官様、下士OOOなど4名、当直を終えて帰ります。」 「おう、おつかれ」 午前3時53分。 00時から始まった当直がついに終わった。 党職では、最も先任の下士が代表して敬礼をすれば、CIC党職のために上がってきた戦闘情報官(大尉)は、いつものように軽く受け入れる。青い光が映るCICを出ると、まだ暗い艦内とそこをぼんやり照らす赤色灯が我々を歓迎する。軽く揺れる船でバランスを取りながら鉄製の手すりと列の補助手すりを掴みながら寝室に下りていく。 帰りがけに先任

        • 仁川上陸作戦の諜報戦,x-ray作戦

          仁川上陸作戦。 戦争史に興味のある人なら、その上陸戦について知っている人もいるかもしれません 日本の幼女戦記にもあるように一度出たことがありますね。(実は僕は中学生から幼女戦記の大ファンなのでアルカディアで翻訳機を使って熱心に読みました。笑笑。韓国発売版としても所蔵中です。) とにかく、その仁川上陸作戦によって韓国は負けていた戦争から瞬く間に勝機を掴み、首都を修復して北進します。 しかし当時の人々が愚かでマッカーサーの作戦を拒否したのではありませんでした。仁川の狭水路は

        韓国海軍の海上前進基地NLLの222基地

          韓国留学生の海軍訓練所(1週目~2週目)

          髪を切りに美容院に行った 「軍隊に行くので」という短い言葉でも、美容師は分かるようにバリカンを持って私の後ろに立った。 それから豊かな髪が僧侶のように、だんだん軍隊に行くことを実感し始めた。 日本で大学1年生を終えた私は軍隊に入隊申込書を入れた。 専攻科目に入る前に軍隊に行こうという気持ちとどうせ行くなら早く行こうという気持ちがあった。 韓国で入隊できる場所は様々である。 陸軍、空軍、海軍、海兵隊、警察などが支援可能であり、体の調子が悪い彼らは、免除や公益勤務要員という名で

          韓国留学生の海軍訓練所(1週目~2週目)

          退役した軍艦は…どうなるの?(韓国水兵が教える韓国海軍)

          最近、日本も韓国も古い軍艦を代替のため新しい軍艦を進水し始め,多くの軍艦が生まれたり退役したりしている。  しかし日本では残念ですがそんな船たちを解体や訓練用のみに使用しています。 そして私は個人的にこれが非常に惜しいと思います。今日は僕が知っている韓国の事例を書きたいです。(この場合、他の国でもやっていることで「韓国は特別」みたいなことではなく、僕がよくしている韓国を例にして長所と短所を説明するためです。) 無償貸与 地方自治体の無償貸与初期の韓国軍艦は、米軍に供与され

          退役した軍艦は…どうなるの?(韓国水兵が教える韓国海軍)

          3月26日、韓国の西海では何があったのか。

          2010年3月26日の韓国、韓国の西海のペンニョン島の隣近で哨戒活動をしていた韓国海軍の天安艦沈没する事件が起こりました。 「天安」に乗っていた104人の乗組員のうち58人だけが救助され、46人の乗組員が行方不明となりあました。 46人の行方不明者のうち、海軍特殊部隊(SSU,UDT)と民間救助隊が険しい潮流の中でも命をかけて捜索を続けた結果、40人は遺体を発見することができました。 しかし、この過程で後述する問題のため、休むこともできずに後輩を救うために潜水を繰り返

          3月26日、韓国の西海では何があったのか。