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大掃除の前に確認!エアコンお手入れでやってはいけないコト…【トリセツ担当】

こんにちは、富士通ゼネラル トリセツ担当のBです🏈

もう年の瀬ですね。みなさん年末の大掃除はこれからでしょうか?
年に一度のすす払い、エアコンもキレイにお手入れしていただきたいのですが、その前に知っておいてほしいことがあります…


市販のエアコン洗浄スプレーは使わないで!

ドラッグストアなどで「エアコン洗浄スプレー」といわれるものが売っているのを見かけます。
「これを使えば手軽にエアコンをキレイにできる!」と思った方、ちょっと待ってください!
ご自身でエアコンをお手入れする場合には注意が必要なんです🚫

誤った方法でスプレー類を使用すると、樹脂部品の損傷や内部部品の劣化を引き起こす可能性があるんです…
それが原因で「冷えない」「暖まらない」などの不具合が生じてしまうことも。

特にエアコン内部の洗浄には専門知識が必要です。
正しい方法で行わないと、感電や水漏れを引き起こしたり、最悪の場合は発煙・発火につながるおそれがあります。

エアコン内部の洗浄を希望する場合は、販売店やメーカーのコールセンターにご相談ください。ノクリアの点検・クリーニングに関する情報はこちら

室内で除菌スプレーや消臭スプレーを使う際もご注意を

お部屋の空気をキレイにするために、除菌スプレーや消臭スプレーをお使いになることもあるかと思います。
これらのスプレーも、直接エアコンに向けて吹きかけることはやめてください
エアコンの内部部品を劣化させる物質が含まれている可能性があり、これも故障の原因になってしまうことがあるんです!
これらのスプレーはエアコンから離れたところでご使用ください。

風向板はとりはずしていいの?

ノクリアにおいては、ご自身で風向板(フラップ、ルーバー)を外すことは絶対にやめてください
お手入れをするときにジャマだからと外してしまいたくなるかもしれませんが、無理に外すと修理が必要になってしまいます👨‍🔧

上下と左右の風向板があります

その場合、周囲の部品をまるごと取り替える必要があるため、高額な修理費用(約2~3万円…)がかかってしまうこともあるんです💰
必ず風向板はつけたまま、お手入れをしてください。

また、取り外し可能な部品はトリセツに記載していますので一度ご確認ください📖
(反対にトリセツに記載のない部品はお客さま自身では取り外せません!)

正しいエアコンのお手入れ方法

それでは、ここで正しいエアコンのお手入れ方法をご紹介します!

⚠ご注意
お手入れをするときは、必ずエアコンの運転を停止し電源プラグを抜いてください。

1. 晴れた日に半日ほど「送風運転」を行い、エアコン内部を乾燥させる

2. 本体や上下風向板を、水かぬるま湯を含ませた布で拭き、さらに柔らかい布で乾拭きする

・40℃以上の温水を使わないでください。
・アルコールやベンジン、シンナー、みがき粉などを使用しないでください。製品を傷める原因になります。

3. フィルターを取り外して清掃する

  • フィルターのホコリを掃除機で吸い取る

  • 台所用合成洗剤(中性)を入れたぬるま湯で洗う

  • 水洗いした後は流水ですすぐ

  • 乾いた柔らかい布で水分をふき取り、日陰で充分に乾かす

※自動おそうじ機能付きエアコンの場合は、ダストボックスに溜まったホコリを捨ててください。

4. 室外機と排水ホースの状況を確認する

・室外機の周囲や上に物を置いていると、騒音や性能低下の原因になります。
・排水ホースに落ち葉などが詰まっていたり、ホースが上向きになっていたりすると、室内機の水漏れ原因になります。

◆エアコンのお手入れに関する詳しい情報はこちら

◆エアコンの点検・クリーニングのご依頼は
こちら



エアコンを末永く、気持ちよくお使いいただくために、正しいお手入れ方法を知って、すがすがしい気持ちで新年をお迎えください!

次回は「エアコンの形名(機種名)」についてお話しする予定です。

今後も、皆さんからのエアコンにまつわる気になる疑問にお答えしていきたいと思っていますので、ぜひコメントいただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました🏁

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