平沼 田中屋、だけど店主の名前は鈴木。

「今年のGWは最大10連休！」
などと言いますが、実際に10連休が取れている人ってどれくらいいるんでしょうか。

スマホのキャンペーンで、
「最大◯万円OFF！」
とか書いてあって、よくよく見たら条件が激縛り過ぎて全然割引きにならねーじゃん、適用できるの逆に何者だよ、と思う時がありますが、同じ匂いがします。

さて、そんなGW初日に少し足を伸ばして横浜の蕎麦屋へ。

平沼 田中屋

https://www.tanakaya1920.co.jp

人気の老舗店のようですが、改装しているようで店内は綺麗でオシャレな様子。GWということで混雑していましたが、店先にはなんと順番待ちの受付機械が…！！

蕎麦屋としては風情がないですが、行列を待つストレスを考えると嬉しい。あってよかったEPARK。10組ほど並んでいましたが、回転が早いようで15分くらいで入店。

活〆あなご天せいろ　1,800円
きざみ鴨せいろ　1,300円

運ばれてきたのは、しっかりと大きなあなご天。思わず即座に「美味しい！」と言ってしまい、配膳してくれたおばちゃんに「食べる前からありがとうございます笑」と笑われてしまいました。

気を取り直してしていざ実食

まず、シンプルにせいろの質が高い！ツルツルでかなり喉越しがいい蕎麦で、それでいて蕎麦の香りも香る。つゆの味は濃く、出汁がしっかり効いていてこれまた美味い。あなご天も身がしっかりとしつつ、ふわふわで満足。

一方のきざみ鴨せいろですが、鴨肉の脂がしっかりと出ていて、味が濃いめ。これまた違う風合いでとても美味しい一品。

総じてどれもレベルの高いお蕎麦で大満足でした。

ちなみにメニューの最後に、店主のメッセージがあったのですが、4代目のようです。それだけ地元の方から愛されてきたのでしょう。ただ、田中屋なのに名前が「鈴木」だったのが気になりました。ここは加点ポイントです。

ざるそばススルの蕎麦屋探訪