フィクション万次郎

海を渡った日本人。日本人として初めてアメリカ大陸に渡った。そういう夢を見た。次郎だけど…

フィクション万次郎

海を渡った日本人。日本人として初めてアメリカ大陸に渡った。そういう夢を見た。次郎だけど実は三男。 別名:ざるそばススル 『ざるそばススルの蕎麦屋探訪』 https://tabelog.com/rvwr/017252817/

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ざるそばススルの蕎麦屋探訪 / 平沼 田中屋

平沼 田中屋、だけど店主の名前は鈴木。 「今年のGWは最大10連休!」 などと言いますが、実際に10連休が取れている人ってどれくらいいるんでしょうか。 スマホのキャンペーンで、 「最大◯万円OFF!」 とか書いてあって、よくよく見たら条件が激縛り過ぎて全然割引きにならねーじゃん、適用できるの逆に何者だよ、と思う時がありますが、同じ匂いがします。 さて、そんなGW初日に少し足を伸ばして横浜の蕎麦屋へ。 平沼 田中屋 https://www.tanakaya1920.c

    • わたなべくんを探しています(後編)

      野グソのシェア 塾に着いて、授業が始まる前。僕の隣にはいつものようにわたなべ君が座っていました。僕はわたなべ君に秘密を話しました。 野グソをしたこと。それがものすごく開放的で素晴らしい体験であったこと。それ以来、さまよえる青い弾丸(©B'z )がごとくベスト野グソスポットを探し回っていること。 この素晴らしさを共有したい!その想いをぶつけたつもりでしたが、わたなべ君の反応は冷ややかなものでした。 「うーん、よく分かんないなぁ」 ショックでした。自分の好きなものを、好

      • わたなべ君をさがしています(前編)

        野グソの話をします。 いきなり急角度の選手宣誓をしてしまって申し訳ありません。しかし決して単なる下ネタなどではありません。むしろ郷愁と希望をテーマとした、淡く切ないストーリーなのです。 腹痛という、異世界へのトビラ 小学5年生の頃。当時、僕は中学受験に向けて塾に通っていました。塾といっても、駅前の雑居ビルの一室でこじんまりとやっている、個人経営の塾でした。ある日、いつも通り塾に着くと、すぐに違和感がやってきました。 お腹が痛い かのジョセフ・ジョースターは、当たり前

        • 人生で元気よく挨拶できる回数は決まっている

          引っ越しをしました。 先日CMで「人は人生で平均4回しか引っ越ししない」と言っていました。 しかし僕はすでに7回目。ここまで来ると引っ越しはお手のもの。 そこいらの見習い引っ越し業者さんよりも引っ越しには慣れたものです。 しかし、7回目にして初めての出来事に遭遇しました。 隣が保育園。 道路を挟んだ先とかではなく、マジの隣。 内見は土日だったし、まあ大丈夫だろうと思っていたら、やはりうるさい。 少子化だなんだといっても、子どもの元気度が下がっているわけではない。 ただ、

        ざるそばススルの蕎麦屋探訪 / 平沼 田中屋