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「将来の夢」なんて、なかったなぁ

小学校3年生の時、
「将来の夢」
という題で、作文を書く授業がありました。

当時の私は困った…😅
「わかんない」

今思うと当然ですよね。9歳にしてなりたい職業が決まっている子なんて、実際どれくらいいたんでしょうか。

それでも皆んな決まっているかのように、スラスラと書き出した。

女の子の場合、たいてい人気の職業は…
保母さん (当時の呼び方です) ←圧倒的だった
お花屋さん
ケーキ屋さん・・・


優等生の頭のいい子は、
「動物が好きなので、獣医さんになりたいです」
なんてことを書いてた。

今思えば、花屋さんだのケーキ屋さんだの、皆んな深く考えず適当に言ってたんだと思う。そもそも3年生の子供が、世の中にある職業なんて分かっちゃいない。せいぜい「〇〇屋さん」、くらいなもの。お友達の〇〇ちゃんが言ってるからわたしも、っていう子も多かったんだろうな。

わたしは「獣医さん」なんて格好いい夢もなかったし、小さな子どもにも、花にもケーキにも興味はなかったので・・・なんて書いたっけ?

…覚えてない😅
困った挙句に「保母さん」て書いたような…
小さい子苦手なのに、な〜んにも浮かばなかったから、まあ保母さんて書いとけば無難だろう、くらいに考えたと思う。

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親や先生に気に入られる、良い子じゃないといけないと思ってたから、嘘を書いたんですね。

今思えば、正直に書けばよかったのにな。
「わかりません」て。

これからいっぱい勉強して、いろんなことを経験して見つけていきたいです。とか適当に書いときゃいいのに(←9歳児にゃムリか💦)。

こうやって書けば大人は満足するんだろう、って子供のくせにそんなことを考えてたわたしは、今思ってもつまらない子供だったと思う。

ちなみに小学校の卒業文集にも「将来の夢」を書く欄があって、そんなものなかった私は「お嫁さん」て書きました。

一応叶ったけどね・・・。
その23年後には独身に戻りました😅

9歳どころか、アラフィフになった今もやりたいことが分からない・・・。いまだ迷い道クネクネ中のウリ子でした。

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