2024年ーアラビアンコーヒーからみる世界地図。価値観の変容を促される私たちと生きがいの創造ー
Hej Hej!
2024年4月、新年度が始まり意気揚々とソメイヨシノが咲く小道を歩いてみると
また新しい季節の始まりである。
人生100年時代と考えた時に、一番後悔しないように生きることは簡単なようで難しい。家族を守るために働いて逆に疲弊している人たちも多いだろう。
世界を30ヵ国以上旅してきた中で、
学生の頃だったのでヒッチハイクに近いこともした。
面白いエピソードは沢山あるのでこちらに随時記載していきたいと思う。
20代では貯金はほとんど海外旅行に費やして、東南アジア(タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシア、カンボジア、台湾など)世界の現実をこの目で見てきた。
時にはフィリピンに住む若者とたわいのない話しをしてお互いの文化感について語り合って時もある。
最近では東京でベンチャー企業を経営するCEOにあったこともある。
去年大学院のオリエンテーション参加し、移動中、ドバイで働く中東イラン人のタクシードライバーとも短い時間だが色々現状について語ってくれた。
ドバイの国の政策や石油の価格や人工雨については私も初めて知ったので
興味深い話を沢山聞かせてくれた。
年間の降雨量を増やすために、ドローンを使って雲に電気を流して
雨を降らせる試験が行われているそう。
日本にいるとそもそもマスメディアの情報はかなり偏っているように思える。
ドバイは石油産業の他自動車ITサービスなど外国人移民の労働者に依存している。
ビジネスホテルに泊まったらテレビではアラビア語、中国語、英語、韓国語、フランス語や日本語など多言語での番組を観ることができた。
他の学生と話していたところ、中心地を除くと砂漠地帯であるアラブ首長国連邦(UAE)に居住するのはかなりハードルが高いと感じているが、経済成長率は今後共伸びると感じている。
自分のいる世界を40度、90度、180度とクルクル回転させていていくと、結局は人生の成長度は片足じゃなくて両足で立った時に、初めて感じるものなのかもしれない。
これだけインフラが整い、コンビニもある、綺麗なお水も出てくるのに
なぜか「満たされない」人が多いのはおそらく自分の心にフィットした環境や生き方ができていない人が多いからだ。
World Happiness Report(世界幸福度報告書)によると
日本の幸福度は8年ぶりに40位に回復。
1位フィンランド
2位デンマーク
3位アイスランド
4位スウェーデン ・・と北欧の国々が並ぶ。
<あなたの年収が上がれば幸せになるのか?>
あるひょんな出会いがきっかけでとある知人の30代男性に会った。
とある旧帝大医学部卒業後、外資系コンサルティングファーム勤務の26歳の青年に出会った。早朝から夜中の3時まで働いて、恐らく年収2000万円は超えているように見えた。
しかし、少し話しただけで、相手の血色がよくないことが感じられた。
とにかく覇気がなくどちらかというと負のオーラが漂っていた。
(私は昔から人のオーラを察することが得意なので、ちょっと心配になった。)
都内にある小さいエスニック料理で軽くディナーをすることになった。
私はなぜ医学部を目指したのか聞いてみたかったのでさりげなく聞いてみたのだが、「たまたま」だったそうだ。
3ヶ月ごとに上司もプロジェクトメンバーも変わる仕組みになっており
なかなか腰を据えてお仕事をされているようには見えなかった。
彼なりに苦労してきたようで、恐らく相当努力はしてきたのでスキルも人脈も沢山あるだろう。それなのに彼は「もう働きたくない」との本音を初対面の私に溢していた。これからまたやりたいことを探しに行きたいそうだ。世の中には色々な考え方の人がいるととても感心する。側から見るととても完璧に見える人でも常に苦悩して生きている。でも稼ぐ力を20代、30代でしっかり身につけている人は、
それだけで未来への大事な「生きる力」を身につけている。
私もまだ人生のキャリアパスにおいては経験値が全く浅く、挫折も経験した。
勉強不足であると自負しているわけだが
他人と比べて自慢できることはとにかく
できるだけ「旅」に出て新しい環境や人、音楽に触れて
刺激を受けるようにしていることだ。
私の母は19歳の時に下町で服屋の経営をしそこから有限会社を設立。
医者と結婚した経営者である。
私の両親は典型的な「いわゆる良妻賢母」的な夫婦とはかけ離れていて
とてもユニークだ。私はおそらく一生かけても母を超えることはできないと感じているわけだが、そもそも、「女だからXX」という概念にとらわれたことは一度もないようで今も仕事やダンススクールなど毎日イキイキと仕事に熱意を燃やしている。母方の祖母は助産師として活躍し、92歳になる今も生き生きと自分の生活を楽しんでいる。
日本の伝統や歴史を辿ると、個人商店や商売で生きている人が多いと思う。
戦後を生き抜いてきた人々の信念は今の私たちには計り知れない。
「魂」をガソリンのように燃やすことに食糧もインフラもなかったあの時代からここまでテクノロジーが進化した現代の日本を見てどう感じているのか。
先ゆく不安もあるけれど、
明治維新、第二次世界大戦を経験したコロナ禍後社会において
社会的価値観の変化を促された私たちは行動様式や社会的価値観や意識の変革を
促されたように思える。
(参考:コロナ禍後社会はどうなる(第8回:現在は既に過去である)https://www.ogfa.co.jp/feature/detail_022/)
私はコロナ禍で一番感じたことは、ある意味私達がより「人との繋がり」を意識し、社会的変容を促された一人一人が「変化への畏れ」を手放さなければならなかったと感じている。諸説あるがマスメディアの配信している情報については懸念があり、過敏になっている人を見ると内心とても驚いてた。
これからの1年、2年、3年を築いていくかは
私たちの価値観をどう変容し、世界でも珍しい単一民族国家の中での
多様性を受け入れていくかにかかっているのではないかと思った。
<中東の世界:アラビアンコーヒー&アラビアンナイト>
2023年11月、私はとある大学院のオリエンテーションの一環で
初めてUAE・ドバイに降り立つことができた。約1年ぶりの海外旅行にドキドキしていたのだが、久々の異世界に脳内のアドレナリンが200%くらい出たのである!
気温は11月でも30度近くある。
女性は色とりどりの衣装を纏い、男性もアラブ人の独特の衣装を纏っている。
私の中でもこのブログで北欧だけでなくさまざまな価値観を持った
人との交流との記録や読んだ本のレビューなのバリエーションを増やして
行ければと考えているので、お時間のある人はぜひおつきあいいただき
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生きるためにどう働くか、誰と働くか、どこで働くかはあなた次第。
100年前と比べると明らかに選択肢は広がっている。
自然とテクノロジーそして人財の宝庫。
恵まれている日本に生まれた私達ならでこそできる可能性がたくさんあるのではないでしょうか。
小さな徳を積むことで、
周りの人への「恩送り」。
最後までお読みくださりありがとうございました^^
Vi ses ❤️
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