見出し画像

筋トレから知る何事にも基本が大事ということ

 おはようございます。今日も今日とてタスクシュート。M.Ozawa@ふぃるです。

 今日は筋トレベースの話、と思いがちなんですが、他のことにも応用できる話です。どちらかというと、マインドセットや心掛けに近い話かな。

 筋トレをやっていると、時々、あれ?今のトレーニング効いてないんじゃないか?と思う時があります。
 そう思った所を後から振り返ってみると、基本形が崩れていることが多いんですよね。

 そんな、基本がどれくらい大事なのか、という話を今日はしていこうと思います。

筋トレは基本形が最高形

 筋トレは、基本形が最高形であり、そこから崩れたり、動きを変えたりすると効きが悪くなったり、違うところに効いてしまうことがあります。
 そうなっている時は、負荷が大きくておかしな動きになっているか、変な癖がついていておかしな動きになっていることが多いのですが、それでは求める効果とは違う結果になってしまいますし、時として、怪我などを引き起こす恐れもあります。

 そのため、熟練した人は始まる前に一つ一つの動作をしっかりと確認します。
 確認することで、これからどこに効かせようとしているのか、どれくらいの負荷をかけようとしているのかをイメージして、確実な動きをしようとしているのです。

 熟練者は、さらにそれだけではなくて、補助者を誰かにお願いします。
 チャレンジングな時は当然、確実性が高いものだったとしても、補助者をお願いすることは多いです。
 なぜなら、アクシデントはどこにでも転がっていると知っているからです。

他のことでも基本は大切

 そして、他のどのようなことでも基本動作はとても大切です。
 基本動作を身につけて、その中から自分がやりやすいように変化させることはよくあるでしょう。でも、その変更をしたら結果が変わってきてしまっては意味がありません。
 結果が変わってしまうのならば、その変化は間違いだということになります。

 昔からも最近もそうなのですが、基本の軽視はよく見られます。特に、物事に慣れてきた時に多いでしょう。
 でも、どんなに退屈でも、どんなにつまらなくても、基本動作が無意識にできるくらいまで身につけて、初めて次のことが考えられると言ってもいいくらいなのです。

独自色を出したい気持ちはわかるが…

 人間誰しも自分独自のやり方とか、自分だけの手順とか、それで成功する自分とかに憧れるでしょう。
 そういう独自色は、自分が特別な存在であるという自己肯定感を満足させるのに十分な効果がありますから。

 でも、独自色は基本を身につけた後でもつけられます。基本を身につけた後の独自色であれば、ゆで卵が半熟だったり固茹でだったり、味玉だったりすることができます。これらは間違いなくゆで卵の仲間ですよね。

 もし、そこに目玉焼きやスクランブルエッグが出てきたら?

 求めているのはゆで卵なのに、卵料理としては一緒だから、と言ってもそれは相手のニーズに合致しません。それでもこれが私の独自色だから、と言っているのが基本を身につけない独自色の問題点です。
 あくまで求められたのはゆで卵であって、卵料理ではない。卵を使ってれば一緒でしょ?というのは、求めた人に対してとても失礼なことです。

だからこそまずは基本を身につける

 だからこそ、まずは基本を身につけましょう。
 少なくとも、自分が他者に求められるくらいには。

 求められて、与え続けて、新しいニーズを見つけてから独自色を出しても遅くはありませんし、成功の確率は上がります。
 〇〇さんは短期間ですごい結果を出している!という前に、その結果を出した人は基本ができているかを確認しても遅くはないですよ。

 世の中には、とんでもないスピードで基本を身につけてしまう、その領域の天才という人は一定数存在します。そういう人と自分を比べても、失敗するだけです。
 天才は決して真似することはできません。でも秀才は真似することができます。
真似する相手を間違えて、自分の時間を棒に振らないように、基本が本当に大切なことは常に自分に言い聞かせ続けましょう。

最後に

 この記事を気に入っていただけたら、いいねをしていただけると私がとても喜びますし、毎日投稿の励みになりますのでよろしくお願いいたします。
 別のものも読んでみたいな、と思っていただけた方は、フォローしていただけると、記事の読み逃しが少なくなって便利ですので是非。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?