電影大厦(Film Mansion)

映画好きです。映画の感想とか、自分で書いた脚本とか載せます。コメントとかあると嬉しいで…

電影大厦(Film Mansion)

映画好きです。映画の感想とか、自分で書いた脚本とか載せます。コメントとかあると嬉しいです。

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最近の記事

レビュー:上意討ち 拝領妻始末

武士って、現代の社会人とめっちゃ似ている。 私は、武士じゃないけど、この映画を見て、イライラしてしまった。 「前回と言っていることと全然違うじゃん!」 心の中で叫びながら仕事をしているが、これを見ているときは、大きな声で言ってしまった。 他の人も、同じ苦しみを感じているのを知ると、多少はストレスの解消になる。 いわゆる、共感してストレスを解消する。 あらすじ端的にあらすじを説明する。 主人公は婿養子。孫の顔を早く見たい定年間際の馬廻役。 そこに上司の勧めで、大奥の問題児を押

    • レビュー:哀れなるものたち

      はしがきDisney+にて鑑賞。私は、Disney+は嫌いだ。面白い映画を独占するからだ。それと他のサブスクより高い。Disney+の話はさておき、Disney+が独占していた映画を見ることができた。なかなか強烈な作品だった。Disney+はファミリー向けのサブスクだと思ったが、どうやら違ったようだ。 オープニング映画のオープニング。30分ぐらいはとにかく退屈。 主人公であるベラ(女優:エマストーン)の観察が描かれている。 ベラは、日本語で表現すると、いわゆる「白痴」な女性

      • #仕事のコツ

        難しい題材な気がします。 なぜなら、一定の期間、仕事を行えば、大体仕事ができるようになるからである。 あまり仕事のコツというのを意識せずに、みんな生活をしている。 そんな中で仕事ができるようになるコツはなんなのか? 仕事をする上で一番重要なこと(仕事以外の事柄も含め)は、 自分の頭で「考える」ことである。 しかし、新入社員や新しく異動してきた人間はこれが、なかなかできない。 というより、できないのが当たり前である。 新しい職場で、働くための「インプット」と「時間」がないからだ

        • 糸(140字コンテスト)

          糸は、細く簡単に千切れてしまう。 しかし、束になって編み込めば、簡単にちぎることはできない。 一人の人間の力も、限界がある。しかし、多数に力を合わせれば、簡単にちぎれることはない。 今日は日曜日、近くの公民館に行く。 細く儚い一票だが、束になれば、それは大きな力になる。 <了>

        レビュー:上意討ち 拝領妻始末

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        • West Side Stream
          7本
        • リリック
          1本
        • 脚本/小説
          19本
        • 日記
          36本
        • レビュー
          1本

        記事

          ワイン #新生活20字小説

          新歓でワインがぶ飲み。吐いたゲロは桜色。 <了>

          ワイン #新生活20字小説

          期待と不安 #新生活20字小説

          新生活は、期待の赤に不安で薄めた白で桜色 <了>

          期待と不安 #新生活20字小説

          エイプリールフール#新生活20字小説

          嘘だと言ってくれ、今日から新年度なんて。 <了>

          エイプリールフール#新生活20字小説

          擬似大陸浮遊

          テーマ:「街を歩く」 <本文> 明洞で買った偽物のナイキのスニーカーを履く。 この街を歩くのに、偽物はちょうどいい。 ナンプラーの匂いが鼻につく。中華料理屋が並ぶ通りに出た。 大陸系の調味料や食材が売っているスーパーマーケットもある。 横浜中華街なんてモノは、本場ではない。 日本人向けに作られたモノに過ぎない。 ただ本場中華が、日本人にとってうまいかはわからない。 「欢迎光临」 「いや日本人。アイムジャパニーズ。」 相変わらず、中国語で話しやがる。この店員。 「ゴメンネゴメン

          ilLegal・Vegetarian(イリーガル・ベジタリアン)

          2022年5月29日 日曜日 ピピピピ。 スマートフォンのアラームがなる。私は飛び起きて、アラームを消す。 「んうぅーん?」 夫は、間抜けなうめき声を上げる。間抜けな人間は、うめき声まで間抜けだ。 スウェットのまま、キッチンに向かう。 ゴォーーー。 換気扇を回す。 カチっ。 ライターに火をつけて一服する。"これ"をしないと一日が、始まらない。 この音から日付が変わる。 それはさておき、今日は忙しい。 娘の誕生パーティーがある。パーティーの買い出しに行かなきゃいけない。 その前

          ilLegal・Vegetarian(イリーガル・ベジタリアン)

          土と酒

          酒のもう、天日はわれらを滅ぼす、 君やわれの魂を奪う。 草の上に坐って耀う酒をのもう、 どうせ土になったらあまたの草が生える! --ルバイヤート第64詩 土をこねている。この工程が一番大事だ。空気が入ると、焼成するときに器が割れてしまう。今までの苦労が水の泡になってしまう。 この工程は、重労働で大変である。土をこねている手に、汗が落ちる。ただ、捏ねる。単純の作業は心が楽になる。無心になる。余計な考えがなくなる。「ただ」目の前の作業をやる。そのことに集中するからだ。集中して、

          Nothing To Choose World

          人間、選択するのはストレスが溜まる。決断することは、頭を使う。何が良くて、何が悪いのかを判断しなければいけない。それぞれメリットがあり、起こりうるデメリットもある。デメリットのせいで、命を落とすこともある。自分で選択したことで、命を落とすなんて恐ろしいことだ。選択することは勇気がいる。 20xx年。選択するストレスから解放された社会になった。コンビニには、各商品は1種類。チョコレートは、板チョコのみ。メーカーは明治だ。一昔前は、いろいろなチョコレートがあったようだ。クッキーの

          Nothing To Choose World

          掌編小説:オーバーサイズTシャツ

          テーマ:ありがとう 「ありがとうございました。」 感謝の気持ちなんて、全くない。会社はお客さまに対しての感謝を強要してくる。 俺にそんなものを押し付けないでほしい。ただのバイトの俺に。 そもそも、ありがとうの語源は、仏教の言葉で、生命の驚きと感動を伝える言葉なんだよ。「有ること」が「難しい」というって意味で、滅多にないことや貴重であることなんだよ、ありがとうは!さっき調べたけど。 コンビニのバイトは、とにかく、やることが多い。品出し、レジ打ち、宅急便の対応などなど。しかし、慣

          掌編小説:オーバーサイズTシャツ

          掌編小説:ワードバイヤー

          「『愛』という言葉を買いたい。」 客はそういった。 私の仕事は、ワードバイヤー。ワードバイヤーは、言葉の売り買いをする仕事だ。 時代の流れで廃れた言葉があるが、あれは俺たちワードバイヤーが買ったからだ。 廃れたんじゃない。 人は自分達で言葉を、決めて操っているように思っているようだが、大きな勘違いだ。言葉を作っているのは、別にいる。そして、流行らせている人物も別にいる。 最近は、景気が悪い。原因はSNSだ。ネット上で勝手に言葉の売り買いをしている輩がいる。 そのおかげで近頃

          掌編小説:ワードバイヤー

          掌編小説:全員、議長!?

          議長A「それでは、会議を始めます。」 議長Aが資料のページをめくろうとする。 議長B「イヤイヤ、その前になんで貴方が、会議を仕切っていの?」 議長A「なぜって、この席がちょうど、真ん中で議長が座るべき場所に私が座っているからです。それでは、」 議長B「イヤイヤ、ヌルッと進めないで。理由は席だけ?それじゃあ議長は務まらないんじゃない?」 議長C「その通り、席の配置だけで議長を名乗るのは、議長に相応しくない。問題は、議長としての資質。それが備わっているからどうかです。つまり、私が

          掌編小説:全員、議長!?

          掌編小説:Fall on the Ceiling

          善人は死後、天に召されれ、あの世にいく。 悪人も同様にあの世に行くが、 悪人は天から「落ちる」。 「うぁぁぁぁぁー!」 最近、よく夢を見る。天井に落ちる夢だ。 天井に落ちたところで、目が覚める。 寝汗で布団が湿っている。頭が痛い。ここ毎日二日酔いだ。 布団から出て、結婚指輪を触る。結婚指輪にあるイニシャルをなぞる。 建設現場で現場監督をやっている。 現場監督の仕事は、主に管理だ。品質や工程、お金、安全を管理している。 何よりも、難しいのは、人間の管理だ。 現場で仕事をする

          掌編小説:Fall on the Ceiling

          掌編小説:ミッドナイト・サウナ

          ここは、深夜も営業しているサウナ施設だ。 立地は最悪。飲み屋と風俗店が乱立する通りの真ん中に、このサウナ施設はある。 時間は午前2時40分。丑三つ時過ぎ。 サウナの中にいる人の背中には紋紋(刺青)がある。サウナの中にはテレビがなく、外の喧騒とは裏腹に、サウナは静寂に包まれている。 紋紋を見ながら、サウナでリラックスをする。まぁ馴れれば、なかなか悪くない。 「なんじゃこりゃぁ!!」 一人のヤクザもののが扉の前で絶叫する。周りがざわつく。 「どないしたんや?」 別のヤクザものが

          掌編小説:ミッドナイト・サウナ