アニメから十二単を知る
時代の移り変わりの影響により、
最近のお子様たちはマンガやアニメで十二単を知るそうですね。
「かぐや姫の物語」
「源氏物語」
「竹取物語」
「枕草子」
「平家物語」
映画だと「十二単衣を着た悪魔」
やはり豪華な衣装に「私も着てみたい」というお子様も少ないようです。
今回は十二単にフィーチャーして記事を書き留めたいと思います
十二単とは?
奈良時代の後期に着物の原型が生まれたと言われ、平安時代により現代に近い着物が生まれました。
十二単は平安時代の中期に完成した女房装束の儀服です。
女房装束の代表格・十二単は、成人女性の正装です。
宮中などの公の場所で晴れの装いとして着用されました。
着用するときも限られていて、宮中の儀式など、公家女房の晴れの装いとして用いられました。 現在では御即位の大礼の儀、皇族妃の御成婚の儀に用いられます。
以下の7つの要素から構成されています
袴(はかま):下半身を覆うスカート状の衣服。
単(ひとえ):上衣。身頃(みごろ)と袖(そで)からなる。
五衣(ごい):身頃と袖を五枚重ねたもの。豪華な装飾が施される。
打衣(うつぎ):単の上から羽織る外衣。
表着(おもぎ):打衣の上に羽織る外套。
唐衣(からぎぬ):外套の一種。中国風の衣服。
裳(も):袴の裾を飾るための装飾的な布。
十二単の着付け
十二単の着付けでは、まず長袴を履いてから、単を着ます。
その上に五衣、打衣、表着を重ね、最後に唐衣と裳を身に着けることで完成します。
十二単は何枚も衣を重ねて着るため、身体にずっしりと重さを感じるようです。
平安時代の人が実際に十二単を身に着けていたということを考えると、凄い感慨深いですよね。
まとめ
今回は、平安時代のハレ着である「十二単」についてご紹介しました。
十二単は、宮中に仕えていた女性たちのハレ着だったということもあり、現代ではなかなか目にすることが少ないです。
しかし、歴史を扱う博物館などでは展示をしていることもあります。施設によっては十二単を着てみる体験をおこなっているスポットもあるので、十二単に興味を持ったという人は、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか?
十二単が着用できる写真館紹介
スタジオタカノ小岩
タカノは、和の文化にこだわり、日本髪や舞妓スタイルなどを追求して
ルーツを探り、十二単(じゅうにひとえ)にたどり着きました。
和の最高峰である伝統的なスタイルをお子様に七五三で再現させてみてはいかがでしょうか?
〒133-0057 東京都江戸川区西小岩1丁目30−16 三幸ビル2号館 2階
☎0120-751-015
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