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創作TALK「楽しいをキャッチして2023」

※この記事は「創作TALK」という企画向けに作成した記事です。2023年の活動についてまとめています。

雲形ひじきと申します。

「三日月パンと星降るふくろう」や「フィナンシェヤクザとシネマ芋先輩」という長めな名前の創作サークルで、オリジナル小説とグルメ情報系同人誌を作っては頒布活動をしています。

近年はジャガイモとリンゴとフィナンシェとおばけキャッチにおいて過激な行動がしばしば目撃されています。

(以下常体敬体入り交じりのラフな感じでやっていくよ)

今年もこの季節がやってきました。

自らの1年の行動を振り返り、ひと様の活動に刺激を受けたり受けなかったりするよい企画、その名も創作TALK。


【創作TALK概要】

ひじきは、創作TALKに参加して6回目となる。恒例行事を作るのが大好きな
ため1月の時点でもう企画をやるものとしてつぶやいている。

ただし実際にまとめを書き始めたのは12月24日という年末進行で、やるとわかっていても計画的に進める能力があるかは別問題である。

2023年は

さっそく、2023年の活動を時系列順に見ていこう。
目次の時点で読む気が失せているかもしれないが、まずは視覚的にざっくりと感じていただき、気になる部分の記事をお目通しいただければ幸いだ。

2月【イベント主催】吉祥寺イモタスカップ【制作物】おいもをおいもとめてVol.2

ここでいきなり、イベント主催は創作にあたるのかという問題にぶち当たる。

創作、すなわち「つくる」こと

いままでこの世になかったものを自分で思いついてゼロから準備して宣伝をして人を呼んで仲間に協力を仰いで当日ワーワー楽しんで打ち上げまで完了させたら、それは普段やっている同人誌を作って頒布する創作活動と一緒じゃないかと私は思うのだ。

というわけで、今年はイベント主催も創作TALKしていく。

まず、わたくし雲形ひじきは「ジャガイモについて興味関心の度合いが高い」というのを覚えていただきたい。この記事を読んでいる間だけでいいから。この後もちょくちょく出てくるので!

素人ながら好きが昂じて小さなじゃがいもイベント「吉祥寺イモタスカップ」を主宰することになった。

これについてはnoteがあるので、こちらをご参照いただきたい。ちなみに長い。ただ、文章としては読みやすいと言ってくれる人もいるので、今後出てくるリンク先を読むかどうかは開いてみてからご判断いただけるといいかなと思う。

吉祥寺イモタスカップ合わせの同人誌も制作した。

シネマ芋先輩こと泡野瑤子さん(X@awareview2)とのじゃがいも遠足本「おいもをおいもとめてVol.2」だ。

年末年始の休み、実家のコタツに下半身を食われながら作ったので作業としては1月となる。

東京のポテトスポットを紹介するVol.1は、ありがたくも完売して、今はPDF販売のみ行っている。

3月【イベント主催】巨大おばけキャッチで遊ぼう

イベント主催なら、これも残しておこう。吉祥寺パルコの屋上で行われた古本市の一角で巨大おばけキャッチを遊べるコーナーを企画・運営した。

巨大おばけキャッチは、通常テーブルの上でやるボードゲームの「おばけキャッチ」のカードとコマを巨大にして、体を使って遊べるようにしたものである。

パネルとカードはボードゲーム仲間のアプリコさんが所有しており、アプリコさん主催の巨大おばけキャッチ大会に何度か参加したことがあった。

その話をあちこちでぺらぺらしているものだから、古本市開催日1週間前に運営の中西さんから連絡があった、巨大おばけキャッチをやれないかと。急だな!

アプリコさんが快諾してくれたので、中西さんと二人で取りに行った。でかすぎてバスには乗れないけれど電車には載れる巨大パネル。

当日は幸い天気も良く、親子連れも訪れ、思ったよりもたくさんの人に遊んでもらうことができた。初めての人でもすぐ遊べるのがこのゲームのいいところ。何度も何度もルール説明をする機会に恵まれて、おばけキャッチ好きとしては大変うれしい。

会場にいる着物を着た女性たち(互いに面識なし)を手練手管で勧誘してくれた人がおり、雅な光景も。

打ち上げは当日知り合った人たちとアットホームな八丈島料理の店で。このお店は姉妹企画(?)食欲TALKで紹介したいと思う。

3月【イベント主催】花マル農園食べ比べ会【制作物】JAGAIMO TASTING HANDBOOK

まだイベント主催してんのかよ、はいすいません。主催はこれで終わりだから!
これについてはnoteがある。ちなみに長い。ただ、文章としては読みやすいと言ってくれる人もいるので(以下略)

上記note 内で全文公開しているが、当日配る説明用冊子も爆速で作った。
うろ覚えだった知識に間違いがないか、もう一度資料をひっくり返した。
コピー本は小説同人誌でなじみがあり、情報系同人誌を作るようになって紙面レイアウトの引き出しを増やし、昨年リソグラフの使い方を覚えてという、自分のスキルが増えたからこそ作る気になった冊子と言える。

スキルといえば、2・3月のジャガイモ食べ比べ会で自信を付けただけでなく、この後も花マル農園のスタッフとして特殊な訓練を受けまくったせいで、10月・11月はブックマンションメンバー相手にリンゴのプチ食べ比べ会を開くようになるのはまた別のお話。

4月【イベント参加】マニアフェスタ VOL.7

ニコニコ超会議の中の催しとして、様々なジャンルのマニアが出店するイベント「マニアフェスタ」に農産物マニアの花マル農園として出店した。

幕張メッセでのイベント出店は、同じくニコニコ超会議の中で催された文学フリマ以来十数年ぶりでしてよ。会場には音楽が絶えず流れていて、初音ミクをはじめとするコスプレしている人が闊歩しておりにぎやかだ。

少年Bさんのブドウの本や、はたんきょーさんの昔のリンゴ・新品種の本は手に取ってもらえたが、私のじゃがいも遠足本とじゃがいも文芸アンソロジーはいまいちだったかな。毛色がちょっと違いましたね。

でも、前夜祭のマニア飲み会やサイゼリヤでマニア有志打ち上げをして、何かに情熱を傾けすぎるマニアの話ってやっぱりおもしろい。もっとマニアの人と知り合いたいなあと思った。

5月【イベント参加】第6回吉祥寺ZINEフェスティバル

吉祥寺で行われているZINEフェスといえば、パルコの屋上での机も椅子もない開放的すぎるスタイルが一般的だが、今回はパルコの空きテナントスペースを利用しているので屋根がある。天候にも左右されないし、長机も手配されるというので出てみようと思った。

まあ、椅子がないのだけど。

ワークマンでキャンプ用品の折りたたみイスを購入。イベント設営で一番四苦八苦したのはこの椅子の組み立てだった。何事も慣れが必要だ。

参加サークルの出品物も訪れる客層もいつも参加する文芸イベントとは異なるけれど、フィナンシェヤクザ本はあらゆるイベントに強い。20時までの長丁場だったが、途中おいしいパンを食べに抜けたり、ブックマンションで知り合った人とおしゃべりしたりと思ったよりぐったりしなかった。

5月【イベント参加】文学フリマ東京36【インタビュー】アンソロのアンソロ

バイロン本社、夢想叙事、Our York Bar、空想工房との大型隣接で挑んだ。

隣接をお願いできるとトイレや買い物も自由にできてありがたいのだが、文学フリマ東京は近頃かなりの来場者数となっており、

第一展示場を回るだけで精一杯で、天気が悪かったこともあり第二展示場に行くのは諦めた。

頒布する種類が多くなり見本誌が置ききれない危機を今まで見て見ぬふりをしてきたが、什器を新調してみた。

小さめの本が増えてきたのに2段では上のスペースがもったいないので、3段になる紙製の棚である。

うーん、置ける数は増えたが
小さい本と大きい本の並び方がうまくいかないと表紙が沈んで埋もれてしまうのと、

組み立てが慣れなくて、スマート本棚より難しく感じる。朝にこれは焦るな。

じゃがいも文芸アンソロジーの吸引力は最後まで素晴らしく、イベント頒布は昨年5月の文フリ東京で始まり1年後のこの日で終了となった。

千羽稲穂さん(X@inaho_rice)の「アンソロのアンソロ」にお誘いをいただき、DM上でインタビューを受けたものが早くも冊子の形になっていた。

アンソロについてというより、ジャガイモについて語りすぎだぞ、ひじき。

打ち上げは東京駅構内で洋食を。ちゃんと打ち上げ芋も食べました。

5月【オンラインイベント】【制作物】第10回ペーパーウェル「扉」

ネットプリント同時配信企画ペーパーウェルには、春の部のみ参加することが恒例となっている。

これについてはnoteがある。ちなみに長い。ただ、文章としては読みやすいと(以下略)

今回は漣猗さんとウツボカズラをテーマにしたペーパーを作った。

図鑑を眺め、魅惑的な捕虫袋の物語に思いをはせる……その影響によって、8月に全国の植物園で行われる食虫植物展を5カ所くらい見に行くことになるなんて、この時はまだ知らなかった。

6月【イベント参加】チームでおばけキャッチ大会in広島

またおばけキャッチですか、はいすいません。

イベント主催でも創作活動でもないのだが、noteで一番スキがついた記事は6月に生まれた(でも12月にスキが追い抜かれたことは後述する)

この記事を読んでもらうと、いかに私がおばけキャッチが好きで、狂気にあふれるフットワークを繰り出しているかお分かりいただけると思う。

メインは広島で行われるボードゲームの大会に、単身で乗り込んだという内容である。

だって今回「記録と記憶」がオプションテーマでしょう?(思い出したように言う)
記録は3位だったが、並み居る強豪をなぎ倒し広島のおばけキャッチャーたちに鮮烈な記憶を植え付けた「魔王」ひじきの物語はここから始まった。

……いや、だからおばけキャッチは創作なのか?

エッセイという意味では創作に関係なくはないような感じがしなくもないと思うので、入れておく。ちなみに長い。

6月【委託参加】北海道コミティア17

昨年12月の北海道コミティアに委託参加で、じゃがいも文芸アンソロジーと実録フィナンシェヤクザセットとあるペロリストの酒記をお預けした。

じゃがアンソロに試される大地の土を踏んでもらいたいという願いからだったが、結果はボディーガードでつけたヤクザの方が多くお迎えされていた。

しかも、今回カタログのリーダーズチョイスにヤクザが載るという。
今回は参加する気がなかったのに急にそんな連絡がきて、慌てて手続きをした。

なんか、じゃがアンソロがコミティアのプッシュ&レビューに載るという連絡が来てバタバタしたのを思い出しましたわよ。
手間を割いてレビューを書いていただいた御方、ありがとうございます。

7・8・9月

まとめ画像でもぽっかり抜けているこの期間、何をしていたかと言うと、楽しく愉快に暮らしていましたとさ!……いやもうちょっとなんか絞り出せ。

7月は文野華影さん(X@tsgrknmdo_)箱根の温泉におこもりに行った。

一応、華影さんとの旅行はパソコンを持参して、各自創作に関わる作業をする原稿合宿ということになっているので、何かしら手は動かしていたはずだ。華影さんはめっちゃがんばってた、私は何をしていたか記憶が……とてもいいお宿だったことだけ覚えている。

8月は植物園巡りをしていた。
いままで植物にこれっぽっちも興味のなかった私がである。
東京にとどまらず、栃木や大阪にも行った。

なぜならば、ウツボカズラ(ネペンテス)にハマったからだ。
妖艶な曲線、大小さまざまなデザイン、食虫と言う神秘性。
見たくなったらすぐ見たい、いっぱい見たいというお子様のように動くひじきを、「ま~たなんかハマってる」と周囲は生温かく見守ってくれたように思う。
当時の日記は別の場所に残した。

これは5月にペーパーウェルでウツボカズラについて調べたことがきっかけであり、食虫植物の旬なシーズンがたまたま子供たちの夏休み期間で朝の連ドラらんまんの牧野富太郎効果もあり各地で特別展が開催されていたからであり、この後の制作物に活かされたので、立派な創作活動ということにしていただきたい(誰に嘆願しているのか)

9月は、そうねぇ……仙台に行った(えっとそれ関係ないですよね?)
ノートパソコンを持っていったので、そろそろ10月締め切りのやつがヤバイという認識はあったと記憶している。
2023年はコロナ禍の反動もあってなんだか泊りがけの旅をよくしていたのである。
2月に熱海・箱根
3月に静岡、別日程で名古屋
6月に広島
7月に箱根
8月に京都・大阪
9月に仙台
10月に長野
12月に広島
出張か?出張なのか?

10月【制作物】ふしぎなアンソロ、9イ2ーアマン

春木のんさん(X@Haruki_Non)にお声がけをいただいてふしぎなアンソロ「ふしぎなはなし、みつけました。」用の話を書き下ろした。

発刊は2024年1月20日開催の『ふらっとぺらっとpage3』での初売りを予定しているそうである。

アンソロ寄稿に声をかけてもらうの確か初めてだったけど、めちゃめちゃ嬉しいわね。

普段からふしぎと言うかわけのわからん奇妙な話を発信していただけある。

でも、小説を定期的に書く習慣がなくなった今、どうやってお話を書いていたかやり方をすっかり忘れたので、凝ったことはせず、完全に手癖で「なめろうをヘルプする」話を書いた。

直前に友人宅で大なめろう会を開催していた影響である。

ま、私の書くものはいつだって日記の延長みたいなものだ。

日常を記録に残すと言えば(はい「記録と記憶」テーマ使ってますよアピール)

2年前からクイニーアマンを見かけると食べる事にしている。

「クイニーアマンがナイニーアマン」という同人誌を作った時は26種のレビューを載せたが、

気が付けば100種類近く食べていたので再度同人誌にまとめることにした。

92個のクイニーアマンで「9イ2-アマン」

ダジャレしか言わないわ、このおばさん。

情報系同人誌はデザインやレイアウトをどうするか、色使いをどうするかをページごとに0から考えていくところにセンスを問われる。


デザインの勉強などしたことがないから、見様見真似である。

雰囲気で作ってみては、一晩経っただけで「うわ、ださっ!」と見方が変わって全面変更することになったりする。

中身を見て「そういうお仕事なんですか?」と聞いてくれる人がたまにいて、あらそう見えます~?(全然関係ない会社のサラリーマンです)と嬉しくなる。

表紙は毎度かっちょいい仕事をしてくれる安心のホシナヲキさんにお願いした。

11月【イベント参加】おもしろ同人誌バザール@神保町【制作物】ウツボカズラペーパー「ねっぺんてすてすおっこちた」

おもしろ同人誌バザールは情報系同人誌の頒布イベントである。

持っていく本はグルメレビュー本をメインにするため、サークル名も「三日月パンと星降るふくろう」ではなく「フィナンシェヤクザとシネマ芋先輩」名義で参加している。

新刊は前述した9イ2―アマン。

このとき見本誌を置く什器をさらに追加新調した。5月とは別のメーカーのやはり3段になるタイプで、組み立ての簡単そうなやつ。

奥行きがあるので見本誌の後ろに在庫をおける。A5サイズの本が多いとそこまで種類が置けないが、今後文庫本サイズを増やすならいい感じ。

おもしろ同人誌バザールでは、各サークルの配布するB5サイズのフリーペーパーを集めてキンコーズで製本して記念誌にしようという企画がある。

希望サークルのみが参加する任意の企画で、今回は余裕がなくて(遊んでるから)「無理だな」と一度はきっぱり諦めることにしたが、イベントが近づくにつれ、無料で配るものがあった方が名刺代わりになるかもしれないと、新刊にめどがついたころに重い腰を上げ、なるべく労力をかけずに作ることにした。

8月にウツボカズラの写真を800枚くらい撮っていたのでそれを雑に並べることにする。日常がネタになる生活をしているとこういうときに楽である。別にネタにしようと思って写真撮影もSNSも生活もしているわけではないのだけど。

以前のチラシ印刷時に発注したグラフィックさんに安く依頼するにはもう時間がなく、追課金するほどのことではないし、またしてもあっさり諦めようかとも思ったが、普段コピー本を作るときにお世話になっているアクセアさんが最短3時間でやれますとか書いてあるので、初めてWEB入稿して、店舗に取りに行った。

「ねっぺんてすてすおっこちた」はペーパーウェルの企画で作ったペーパーに登場する、昔話を終わらせるときの結び言葉だ。どんとはれやとっぴんぱらりのぷうみたいなイメージで私が考えた。

「ウツボカズラのペーパーです!」って渡すと、なぜかみんなくすっとするんですけど、あれなんでなんです?(純粋に不思議)

同じ企画で「ピロシキのペーパーです!」の時は、「ピロシキもやってるんですか……くすっ、カロリー」っていう反応だったので、植物にしてみたんですけど?

11月【イベント参加】文学フリマ東京37

回を増すごとに活気が増し規模が大きくなる文学フリマ

1週間前におもしろ同人誌バザールがあったので、新しく用意すべきものはなくお品書きもやったぜ流用……できない。

今回はサークルメンバーである文野華影さんが、久しぶりに文フリに来てくれることになり、刀剣乱舞二次創作の個人誌も持ち込んでもらったのだ。

開催1週間前に作ったお品書き。

去年くらいからパワポでグラデーション作ることを覚えて馬鹿の一つ覚えのように背景に多用しておりますの。

当日は気力のある早い時間に自分のスペースがない方の第一展示場に行ってみたら、覚悟はしていたがすごい混雑だった。

見本誌を見るのもパッと目についたやつだけになるし(表紙デザインとタイトルの重要性)

目的の場所にたどり着くために人ごみを乗り越えていかねばならない。

買いたいサークルが接客中だと先に別を回って再接近を試みることになるが、戻るのも困難。

そのあとは自席に根が生えてしまい、第二展示場は結局ほとんど見られなかった。

事前に買おうと思っていたものも買い逃し多し。

10年以上前のこじんまりした大田区時代の文フリから参加しているが、別にその頃が良かったと言うつもりもない。

流通センターを全館使うくらい成長しても、やっぱり文学フリマ東京はホームのような気がしている。

来年はビッグサイトか~。坊ちゃま、ご立派になられて。

お知り合いとの挨拶もイベントの楽しみだし、それに加えて

キャッチーな情報系同人誌を置いておくと知らない人ともおしゃべりしやすいというのはあって、

以前クイニーアマンを色々食べていたおじさまとか、フィナンシェが有名なお店で働いているお姉さんとか、お話を聞けるのがおもしろい。

久しぶりに三日月パンとその周辺ファミリーで打ち上げらしい打ち上げも行った。

もちろん打ち上げ芋も食べました(魚卵マヨとカラスミ味)

年内の頒布イベントはこれにて終了。

12月【イベント参加】おばけキャッチ大会 2023 冬in広島

またしても広島に乗り込み、帰りのエクストリーム出社中の新幹線の車内で遠征日記を書いた。6月の大会の日記よりも読む人が増えたのかスキが増えた。ちなみに長い。

そんな感じで今日に至る。

2023年も

楽しかった、な!

かまってくれたすべての皆様に感謝を申し上げます。
来年もご縁が続くと良いし、新しい出会いもありますように。

2024年は

2024年の予定を述べて締めに向かおうと思う。

2024年は「文芸」に力を入れたい

もともと自作の小説を冊子にすることを同人活動としてきたひじきだが、この3年ほどグルメ情報系同人誌を作ることを覚え、そればかり作っていた。

フィナンシェやクイニーアマンのレビュー、じゃがいも遠足の様子を、フルカラー冊子にまとめるのはとても楽しい。

中身がわかりやすいからキャッチーな宣伝になるし、イベント当日にたまたま見つけてくれた一見客も写真満載で手に取りやすい。

情報系同人誌の頒布イベントであるおもしろ同人誌バザールだけでなく、小説島で出店している文学フリマでも求めてくれる人が多い。頒布の反応が文芸とはかなり異なる。

パワポをちまちまいじるのは好きだし、ネタは日頃の活動の積み重ねなので、作ろうと思えばまだまだ作れる。

でも、でもね、好きな書き手の同人誌を手に入れて愛でていると、文芸の本いいよねと思うし、

過去作の在庫がまだたくさんございますのでね!(正直ひじきさん)

この在庫を動かすために、面倒がってさぼってきた宣伝も今一度してみるつもりである。

キャッチコピーで伝えにくいなら、試し読みを目に触れやすい形でたくさん放流して、数を打つ中で「なんか好きそうかも?」と新しい人に見つけてもらう努力をしてみようと思う。

効果があるのかないのか、やってみないとわからないから。もちろん、無理のない範囲で。

イベント前、鬱陶しかったらごめんなさいね。ツリーがたいして機能しない上に間引かれたX(旧Twitter)のタイムラインで鬱陶しくなるほど、根気が続くとは思えないけれど。

新刊計画

数年前に作った本の内容が古くなったとは思わないが、人はシリーズでない限り新刊から買いたくなるものである。

新刊がおもしろいと思ってもらえれば、同じ書き手の別作品も読んでみようかと興味を持つかもしれないので、新刊を作るぞ!

➀2024年1月7日もじのイチ 合わせ

日記本を出す予定だ。すでに入稿が済んでおり、手元に届くのを待つばかりとなっている。
私個人のではなく、草群鶏さん(X@yamakana10)とやまおり亭さん(X@yamaoritei)との交換日記の形をとっている。

その名も「むらくもやま日記 ことはじめ 2023 夏」

2023年7月からブログを輪番で更新していて、それを3か月分本の形にまとめたものである。

その日食べたご飯の話や、年相応の体の変調や、傾倒する趣味・嗜好についてなど、三者三様の暮らしがつづられている。

試し読みも兼ねた最新日記はこちらのブログで↓

なんだかんだ前向きに生きている仲間がいるんだと定期的に(というか結構頻繁な更新ペースで)知れるのは、とても励まされるので皆様にもおすそ分けをしたい。

草群鶏さんとは2022年の途中で急接近し、やまおり亭さんとは2023年になってから距離を詰めたので、付き合いとしてはやっと1年な3人だが、ありがたいことに交換日記を回し、同人誌を一緒に作るまでに至った。3人で過ごす時間は本当に小気味よいので、ぜひ2024年も続けたいものである。

で、私は知らなかったのだが、最近は日記本、流行ってるんですって?
ならば、そのビッグウェーブに乗れますように。

もじのイチといえば、祭りでは踊ってみるかと、世津路章(X@compota_nomoo)さんの

300字SSマルシェアンソロ「ある日市場を歩いていると」

参加しているので、お手に取られた方は探してみてもらえると嬉しい。

②2024年5月19日の文学フリマ東京38 合わせ

ここでも新刊を作ろうという構想はある。関係者におうかがいをたてているところなので、どうなるかわからないがもう少し固まったら情報をお出ししていきたい。

③2024年9月22日の文学フリマ札幌 合わせ

じゃがいも文芸アンソロジー2の発刊を目指している。

はい、もう一度言います。

じゃがいも文芸アンソロジーです。

2022年に1を出したときのnote。ちなみに長い。

1は初のアンソロ主宰作品として制作し、おかげさまでたくさん手に取っていただけてイベントでの頒布は終了した(架空ストアにこっそり1冊あるけど)

2では新たなゲストを迎え、さらにパワーアップした本となることが約束されている。あの人もあの人も呼んじゃったもんね!

まだ締め切りが先なのでどんなお話が届くかわからないが、参加メンバーは私が読みたい書き手しかいないのでおもしろくならないはずがない。

気になる方はぜひ8月くらいから試し読みなども公開しますので、情報を追ってみてくださいね。

ハッシュタグは「#じゃがアンソロ2」

……ふう、上記が予定されているだけでも私にしてはずいぶんと精力的だが、思い付きで生きているので、もっと奇天烈な成果物を爆誕させる可能性はあるし、いいこと思いついたやりたい!と思ったら文芸じゃない活動にステータスを振っちゃうだろうし、予想外の出来事で心身疲れ切って何一つ作り出せないことも大いにもあり得る。人間だもの。

サークル出店予定

1月7日 もじのイチ

5月19日 文学フリマ東京38(申し込み済)

9月22日 文学フリマ札幌9(申し込み前)

までが確定している。

もじのイチは第一回目の開催ということで、どんなもんかとわくわくしているし、文芸強化YEARの幕開けにふさわしい。

9月以降は委託なども利用しながらじゃがアンソロ2を広めていく活動中心になると思うので、

新たなイベントに申し込んだり、参加を取りやめる場合はその都度、X(旧Twitter)でお知らせする。Xが突然の死を迎えたら、マストドンとかブルースカイとかくるっぷとか私に合いそうなSNSで何かしら発信するつもりだ。

通販できるよ

ここまで目をしょぼしょぼさせながら読んで、
雲形ひじきの作っている本が気になってきたそこのあなた、
イベントでなくても手に入りまっせ。

BOOTH(要会員登録)

架空ストアさん(会員登録不要)

BOOTHの方が情報系・PDFやフリーペーパーダウウンロードなど取扱アイテム数が少し多い。どちらも私個人と住所のやり取りすることなく、通販できるのでお好きなタイミングでどうぞ。

これまでの創作TALK

もはやスクロールに飽きました?
毎年毎年こりもせずこんな感じの長文まとめで参加しております。
何かしらわちゃわちゃ動いていて我ながらどの年も楽しそうだよ。

1回目:ロストヴァージン2018

2回目:ロバに芋を食わせて2019

3回目(同人活動とジョージアスパイス活動2本立て)

4回目

5回目

食欲TALK

創作とは全く関係ないのだが、昨年食欲TALKと称して「2022年食べてよかったもの」という記事も書いたので、食いしん坊の方はどうぞ。

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。これをもちまして、雲形ひじきの創作TALK2023を終了します。

こいつなんか言動変だけど悪い奴じゃないなと思ったらX(@kmkymr)でもぜひからんでくださいませ。
フォローすると毎月20個くらいフィナンシェのレビューが流れるけどごめんね。

毎月記録しているグラフ、ほら記録!

2024年が、皆様にとって楽しいことがたくさん起こる素晴らしい年でありますように。

サポートいただいた分は、美味しいものへと変身し、私のおなかに消えた後、文字になって出力されます。