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あの人との関係性が楽になる人間関係3原則

人生の中で大きな課題になりやすい人間関係

仕事でも家庭やプライベートでも、私たちは多くの人と関わりながら生活していて、人と関わらないことは困難でしょう。
そこで生じるのが人間関係の課題。

「〇〇さんととうまくいかない」
「〇〇さんにイライラする」
「〇〇さんに話しかけにくい」
など、皆さんも大なり小なり人間関係の課題を持っているのではないでしょうか。

プライベートでは関わる人をある程度自分で選ぶことができますが、仕事では特に会社で勤めている場合、一緒に働く人を選ぶことができないことが多いです。
したがって、仕事では関係が悪いからといって、容易にその人間関係から離れることは難しいでしょう。

また、人間関係の悪さの影響は大きいと感じています。
仕事においては、人間関係がよい場合よりもコミュニケーション量が減ることも予測でき、本人やチームのパフォーマンスにも影響するでしょう。
関係性がよくない人に話しかけるのにも心理的ハードルがあるでしょうし、コミュニケーションでのストレスも大きいことでしょう。
それによって、イライラしたり、悲しくなったり、ネガティブな感情が湧き起こってくると、精神衛生上もよくないと考えられます。

Andyコーチ自身もすべての関係性がうまくいっているとは正直言えません。
ただ、人間関係に関して立ち戻る場所を持つようにしています。
それが今回紹介する人間関係3原則です。

人間関係3原則

この3原則を自分の中で持つようにしている理由としては、人間関係は他責になりやすいと感じているからです。
「あの人がこういう感じだから」
「〇〇さんが悪い」と。
一方、人によっては自責しすぎる方もいることでしょう。

この人間関係3原則を持つことで、
・関係性を他責にしすぎずある程度自分の捉え方で解決する
・関係性を自責にしすぎず精神衛生を保つ
ようにしています。

この3原則は、関係性が悪い人に対してではなく、普段のすべての人間関係に感じて振り返るようにしています。
人間関係に少しでも悩んでいる方の参考になればうれしいです。

原則①

人間関係の原則の1つ目は「期待しない」です。

他人にこんな期待かけていませんか?

「~してくれたらいいのに」
「なんで~してくれないんだろう」
「前は~してくれたのに」

誤解がないように先にお伝えしますが、期待すること=悪いことではありません。
ただ、勝手に期待して、勝手に裏切られた…と思うのはやめましょう

勝手に期待することは次の例と一緒だと考えています。

あなたは営業担当で、今月3000万の売上を目標にしています。
先月は、さまざまな要因が重なり5000万も売り上げ、マネジャーにも褒められました。
今月3500万売り上げて、目標を達成しました。
でも、マネジャーはがっかり。。。
「先月5000万売り上げてたから、今月も5000万売り上げてくれると思ったのに…」って言われたらあなたはどう思いますか?

sansanのCM張りに「早く言ってよ~」って思いませんか?
ちょっと極端な例ですが、他人に勝手に期待することはこれと同じようなことだと思うんです。

期待することは他人のハードルを高めることであると考えています。

期待していて相手が期待に沿ってくれてないと、がっかりしたりとネガティブな気持ちになりますよね。
一方、期待していなくて相手が何かしてくれたら、嬉しいし感謝などポジティブな気持ちになるのではないでしょうか。

相手にネガティブな気持ちを感じてしまったときには、自分が相手に対して勝手な期待を抱いていないか確認して、必要な期待なのかを確認しましょう。

期待したいときには、その期待を本人にしっかりと伝えて、合意をとりましょう
これを期待値調整と言います。

原則②

人間関係3原則の2つ目は「憶測しない」です。

他人にこんな憶測をしてませんか?

「私のこと、こう思って発言してるのではないか」
「相手の発言の裏にはこういう意図があるんじゃないか」
「なんか不機嫌そうだけど、私、何かしたかな…」
「前こうだったから、どうせ今回もそうなるんじゃないか」

でも、それはあなたの想像であり、事実ではありません
もちろん、憶測が当たってしまうこともありますが、真意は発言した本人にしかわかりません。
そして、このような憶測は基本的にネガティブなものが多いでしょう。

憶測をすることは、自ら相手との関係性を勝手にネガティブなものへと進めてしまう行動であると考えています。

連想ゲームのように脳内で憶測できてしまいますよね。
その憶測で、イラッとして態度に出てしまったり。
憶測を通じて不安に思ってしまい、その人に声かけにくくなってしまったり。

相手との関係性の中でネガティブな感情を持ったら、憶測してしないか確認してみましょう。
事実ではなくて自分の憶測だった、ということを知れるだけでも心が軽くなるはずです。

また、憶測だとわかった中で相手に確認すべきことがあれば、本人に聞いてみましょう。

原則③

人間関係3原則の最後の原則は、「偏見を持たない」です。

こんな偏見持っていませんか?

「これだから女性は…」
「若い人には伝わらないだろうから…」
「こういう人だから…」

無意識のうちに大なり小なり偏見を誰しも持ってしまっていますよね。
「憶測しない」と似ていると感じた方もいらっしゃるかもしれません。

「憶測しない」と「偏見を持たない」は似ていますが、下記の点で異なります。
憶測することは、相手の考えを想像することでしたが、偏見を持つことは、その憶測の根拠を固定化させることです。

つまりは、偏見を持つことは、事実と異なる相手の像を勝手につくりげることだと考えています。

属性で自分を決めつけられたりすること、あなたも嫌なはずです。自分が嫌なことはしないということでもありますね。

また、あなたも相手も日々いろんな経験をしています。
その中で学んだり、考えが変わったりすることは多いにあります。
相手の可能性を勝手に狭めてはいけません。

人間は残念ながら楽なことが好きです。
偏見はそのために存在してしまうと考えています。
コミュニケーションで楽をしない。これに尽きます。

相手に関して憶測を持ったら、そこに偏見がないか確認してみましょう。


3原則ご覧になっていかがでしょうか。

Andyコーチ自信も日々この3原則に立ち返って、反省したり、次のコミュニケーションに生かしたりしています。
全ての人間関係がうまくいくとは断言できないですが、少しでも人間関係が楽になると日々の生活も変わるはずです。

ぜひ皆さんも、人間関係の3原則立ち返ってみてください!

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