おとしどころ

25歳男子。かなり童顔。 職業はプロダクトマネージャー。 noteは10分1本勝負で書…

おとしどころ

25歳男子。かなり童顔。 職業はプロダクトマネージャー。 noteは10分1本勝負で書き上げます。

最近の記事

一期一会の煙

上等なシーシャを嗜んだ。 初心者からするとよく分からない世界だったけど、元シーシャ屋バイターの後輩くんと、お店の店長に教えてもらった。 忘れないようにメモしとこう。 ・シーシャの仕組み 粉をブレンドする →炭で温度を上げて蒸らす →息を吸う →煙が下に降りる →水をくぐる →ポット内に煙が溜まる →煙を吸える(シェイクを飲むように) →深呼吸のように吐く(魂が抜ける感覚) という流れらしい。 知らなかった。 ・炭の置き方 炭を置く位置によって温度の伝わり方が変わる。

    • インセプション

      何か事件が起きる時、その直前はやけに 時間が長く感じることがある。 1秒もない、コンマ何秒のあの一瞬で 起こることが克明に理解できるものだ。 電車の乗り換えで起こった出来事である。 小田急線のある駅で、乗り換えた。 40代くらいの男の人が、忙しなさそうに降りてきた。 手にはたくさんの荷物を抱えていたようで、両手で物をおさえていた。 そして指先の、本当に荷物を持つのに余った指2本で、じゃがりこを持っていた。 いや、もうこの時点で既におかしい。なんでこいつじゃがりこ食

      • 虚しさ

        ファッションは好きだ。 ただこんなに大量生産された服って、結局何のために存在するんだろうって思ってしまった。 街を歩けば至る所に洋服屋がある。大手セレクトショップから街の古着屋まで。大小様々で面白い。 ただウィンドウショッピングをしていても、まあいらないかって買わないでスルーすることが多い。となると、それを作ってくれた人はどんな気持ちなんだろうなって思う。 そしてそんな風に買わない人だけだったとして、売れ残って、セールでも買われなくて、その果てには何があるんだろうって。

        • 足臭い

          足臭いなーと思ったら、 靴下の裏表が逆だった。 臭い足の接着面である裏側が 表に出ていたからだった。 以上。 というのもつまらないので もうちょっと。 普段の僕の靴下の取り扱いは、 脱ぐときに裏返しして、 洗濯をするときは裏、 干すときは裏、 畳むときは表にしている。 ただたまに疲れ過ぎると、雑に脱いでしまい 裏とも表とも言えない お団子状態になる。 そうなるとどっちが裏表なのか分からず とりあえず足を入れる部分を握りしめ、 ばさっと靴下を一振り。 よしよしこれ

          25歳

          たぶん25歳の前後って 自分の人生の転換点があるのだと思う。 それは、真の意味で 自由になる年齢だからだと思った。 これまでは明確な目標があった。 いい成績を取る。 いい大学に入る。 いい会社に入る。 でも25歳はもうそんなのはない。 会社に入ってからは、自由だ。 社会人としても慣れてきたこのタイミングで 少し人生について考えてしまう。 自分のやりたいことはなんだ。 人生をかけて挑みたいことはなんだ。 親、世間の目が外れたこの25歳というタイミングで きっと人生

          発言って、その理由だけじゃなくて、前提も乗っかるね

          言葉を大切に扱う人って こういう小さなところに気が回るよな って思う。 発言には、その理由だけじゃなくて 前提も乗っかるってこと。 例えば ・前より綺麗になったね! ・前よりもさらに綺麗になったね! これって、発言の理由はどっちも 綺麗だと思ったからなんだけど、 前提条件が違うことがある。 後者のほうは、 「前も綺麗だったけど」が乗っかっている。 言われた側としては、 ポジティブな捉え方ができる。 前のことも褒めてくれてるようだから。 一方の前者は 卑屈な人だな

          発言って、その理由だけじゃなくて、前提も乗っかるね

          役者が台本を越える瞬間

          胸が熱くなってしまった。 気づいたら泣いていた。 半年前、友人の1人が演劇を25歳にして志し 今日初めて、その公演があった。 20〜29歳の15名の若者が 一つの作品を作り上げた。 全員無名。 ただ全員、本気の役者だった。 もちろん演技力でいったら そりゃ普段ドラマで慣れてるから 暖かい目で見守った部分はあった。 ただ役を超えた瞬間があった。 演技中に泣いた子がいた。 素人目で見てもわかる、 あ、これ演技じゃない。本心だ。 そんな姿を見た瞬間 こっちも泣いてしま

          役者が台本を越える瞬間

          コロナで失われたもの

          の一つに「ヒッチハイク」 が絶対あるんじゃないかと思った。 まあそもそも道で見かけることがレアな ヒッチハイカーだから、失われてんのか ちょっと定かではない。 かくいう自分は 人生で一回だけやった。 大学生最後の3月、何か思い残すことがないか 考えた結果「ヒッチハイク」が思い浮かんだ。 ヒッチハイクのピークってたぶん 公道でいきなり【〇〇行き】という スケッチブックを初めて掲げるあの瞬間なんだと思う。 あれは童貞卒業の何倍も緊張したし 快感だった。 え、俺今からや

          コロナで失われたもの

          おとなって嫌な笑い方を覚えるよね

          電車に乗っていると、iPad見ている 2歳くらいの女の子が大爆笑していた。 ただまだ笑いなれていないのだろうか ちびっこ特有のあの笑い声が 電車内に響き渡っていた。 ぎゃあっあっあっがぁーーー! びぃやぁぁーーーー! ああ、なんてハートフルなBGM。 笑い声っていうか叫び声でしょこれ。 よほど興奮しているんだねえ。 そう思うと大人ってきれいに笑うよなあ。 はっはっは~とか、うふふとか なんか嘘くさい笑い声ってあるよね。 それ心の底から出した笑い声?って感じ。 本当

          おとなって嫌な笑い方を覚えるよね

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          すごい、noteってカバー写真選べるんだ。 素敵なイラストありがとうございます。 あ、で、noteのきっかけは朝井リョウ。 この人の日常の切り取り方が非常に面白いなと思ったと同時に もしかしたら自分もそんな感性を持っているのかもしれないと思った。 『風と共にゆとりぬ』という まあまあくだらない作品に感化されてしまった。 (帯コピー「読んでも得るものが何もありません」に惹かれました) 銀魂っぽい感じだろうか。 一言どころか三言、いや十言くらい多い状況説明。 変な人だな

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