[読書]血肉になる本の読み方のナゾに迫る
登場キャラ
・サトシ
うだつの上がらぬサラリーマン(31歳)。日々会社のストレスに押しつぶされそうになっては、ジェームズのカウンセリングに行っている。未婚。座右の銘「三日坊主」
・ジェームズ
脳医学カウンセリング:ジェームズを営む脳医学者。フランスと日本のハーフで、京都大学に現役合格後、脳医学を専門で学んでいた。知識、実績は本物だが専門分野について話すときオタク口調になってしまう。ドーナツが好物。
座右の銘「呉越同舟」
前置き
サトシ:おはようございます!先生!
ジェームズ:HI!おはようございますサトシさん。
サトシ:先生、相談なんですが最近本を読んでもなかなか力になってる感じがしません、
ジェームズ:そうですね、本が自分の知識として生かせるようになるには、ある程度時間がかかりますし...ですが、その時間を短縮して最高率で知識を血肉にする読書方法ならあります。
サトシ:おぉ!待ってました!
ジェームズ:なら、今日は最高率の読書法を話していきます
1,自分が興味ある部分(ジャンル)だけ読む
ジェームズ:まず、人の脳は自分に興味がある、必要だと認識した物事は記憶に残るようにできています。
サトシ:僕、嫌々ビジネス書を読んでたんですが…
ジェームズ:脳が嫌だと感じた部分は記憶に残ることはないでしょう。脳は「面白い!」「これは重要だ!」と思ったことに対しては頗(すこぶ)る脳活が盛んになりますが「嫌だなー」「つまらん」と感じたことに関してはとことん脳は怠惰になります。
サトシ:うわぁ!ホントだ!!僕、大損してました😅
ジェームズ:昨日もチラッと行ったのですが「嫌な感じー」と感じたら直ぐ本を読むのをやめるのがGOODです。そして、毎日楽しい気分であると学ぶ効率も2倍になるのでぜひ、イイ気分をKEEPすることを意識してみてください。
2,読みたいページから読む
ジェームズ:読書が身につかない人の例として律儀(りちぎ)に初めから隅々まで読む。という人があげられます。
サトシ:ん?なんかダメなんですか??
ジェームズ:本というのは自分が学ぶためにあるもので、筆者の考えを知る事ではありません。それなら、学校の国語の授業と同じですから(笑)
サトシ:ま、間違いない!!
ジェームズ:人の脳は、今自分に必要なものはおいしく感じるようにできています。食べ物でも、情報でも。
サトシ:たしかに!たまに食べるサラダとかめっちゃおいしく感じます!!
ジェームズ:なので、目次を開いて「お、ここの項目なんか楽しそうだぞ!」と思ったところから読んだ見たり、パラパラ本をめくって無意識で読書をするという塾もあるみたいです
サトシ:あ、それテレビで紹介されてました!!
3,環境を変える
ジェームズ:これは有名な言葉ですよね。ここでの環境を変えるということを深堀していくと、環境を変えれない人は、自分を変えることもできないということにもなります。
サトシ:それだけ、自分を変えるのは難しいってことですね。
ジェームズ:家で読書しようと思っても誘惑が多いです。たとえ、誘惑に屈しなくても、誘惑に意志力を削られ集中力も低下することは確定なので、図書館や、カフェで読書をすることをお勧めします。
4,朝一に楽しい予定を考える
ジェームズ:これは、朝から脳の生産性を上げるため最高の手法です。
サトシ:脳はワクワクすると活発に働くんですもんね!
ジェームズ:正(まさ)しく!私は、朝おきたら「今日は、夜どこのお店で食べようかな」と予定を立てるようにしています。おかげで日中の頭の回転は好調で、毎日アクティブに活動できています。
サトシ:僕も、真似してみます!!
まとめ
ジェームズ:勉強も日々の生活でもそうですが楽しいという認識ができると脳は意欲的に働くものです。「最近ぼーっとするな」そう感じてる方は、ワクワクする予定が無かったり、日々の習慣にフォーカスしすぎて楽しむという脳の欲求に蓋をしている可能性があります。
サトシ:♡ですね!!今回は意外な内容ばかりでした!楽しい予定を入れるというのは意外と理にかなっていたいたんですね!!
ジェームズ:そうですよ👍では、カウンセリング代金のドーナツをいただきましょうか……
サトシ:はい!!今回買ってきたのは「ペニシリンの日限定!!抗体物質入りフレンチクルーラー」です!!
なんといっても1941年のこの日、イギリスのオックスフォード大学附属病院が、世界で初めてペニシリンの臨床実験に成功したことを記念しています。
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