君たちはどう生きるかを観た

観ました。
平日だからなのか田舎だからなのか人はまばらな感じでした。

映画の感想はですね、深掘りするのが無粋かどうかは棚上げさせてもらうとして、とにかく宮崎駿監督が描きたかったものを詰め込んだ作品だなァ…という一言に尽きます。全然深掘りになってない浅い感性だね。うん。
正直物語としては脈絡が無い場面があったりだとか、テーマとしての「君たちはどう生きるか」とどう結びつけているのかが分かりにくいとは思いました。だからこそこの作品が監督がこれまでの作品、ひいては創作活動の総まとめだと考えると、鑑賞する次世代の人に「積み木」を託す意図があったのかな…というくらいの非常に浅い、浅ァ〜い考えに至って終了しました。恐らく「積み木=消費されるコンテンツ」だと思っているのですがその解釈すらも一解釈に過ぎないのはこの作品を消費させない監督の意図が成す技なのか…?

なんかやっぱり色々と深ァい考察をするのは他の頭の柔い方にお任せするとして。

そもそも私はコンテンツを消費するのが下手くそな人間であることを自覚しているというお話。
単純に私の愚鈍な脳が現代の過多すぎる情報を捌くのに向いていないこともありながら、一度離れてしまったコンテンツに対してどう向き合うべきかと立ち止まってしまうんですよね。言い訳かな。言い訳ですね。
これまでもオタクとして色々なコンテンツに没入しては離れ、没入しては離れを繰り返しているので、最近私はオタクの振りをしたタチの悪いミーハー人間なのではなかろうかと自己肯定感を下げに下げて生きている訳です。 

飽き性なだけなのかな…ありとあらゆるコンテンツに目を惹かれてしまって知らずにはいられない衝動には駆られるのですが、ある程度知ると満足してしまうというか、それを誰かと共有することも無くはないのですが、話のネタにする程度で終わってしまうのは如何なものかと最近は悩んでいるのです。

変にオタクをやっていた時期が長かったために何かに熱中する楽しさを知ってしまっている分、広く浅くコンテンツを吸収することにどこか不満足感を感じているのかもしれません。

もう少し頑張って深掘りしていけば…と思ったけど本当にハマるものは頑張らなくとも深掘りしたくなるものなんじゃないかとも思うし…。

とにかく今は色々と見聞を深めるターンだと思うしかないのか。うん。

怪文書になりつつあるのでここまで。おやすみなさい。



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