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✨✨✨✨ケ・セラ・セラ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

私が好きな言葉の一つだ。
ケ・セラ・セラ(なるようになる)

この言葉を最初に教えてくれた恩師は、もういない。

随分前に旅立ったと風の噂で聞いた。
とても…風変わりな老婆だった( ;∀;)

お婆ちゃんなのに「キミちゃん」と呼ばれる彼女は、不思議の塊だった。
当時小学生だった私は、キミちゃんて何者?という疑問を、何度も口にしていた。
その度に大人たちから返ってくる言葉は

「面白いお婆ちゃん」
だったのだ。

キミちゃんはいつもボロボロの自転車いっぱいに荷物を積み(括り付け)、小さな農村の端から端を朝から夜遅くまでウロウロしていた。
キミちゃんを3日見ないことはないくらい、神出鬼没なお婆ちゃん。
そして、前歯が2本しかない笑顔が印象的なお婆ちゃんだった。

私は幼い頃から「他人の感情に敏感」な子供だったと自覚している。
今でもそれは残っているので、人混みはあまり得意ではない。

中学生になり、思春期にもなると、私は毎日言葉にするのも難しい感情を抱えて、悶々とする日々を送っていた。

学校のこと。
部活のこと。
勉強のこと。
友達のこと。
親のこと。

全てがうざったくて、でも大事で。
大嫌いになったり、大好きになったり忙しくて。

きっと、私だけじゃなくて…周りもみんなそうだったから…私は余計に疲れるようになった。

昨日仲良かった友達が、今日はそっけない。
一昨日解けた問題が、今日は解けない。
部活で顧問に褒められ嬉しいはずが、先輩の視線が怖くて喜べない。

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