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漆喰にまつわるエトセトラ

こちらの記事⇩が「DIY・ガーデニング記事 まとめ」に収録されたというお知らせを頂きました。
どうもありがとうございます!

アイキャッチ画像は、鏝を持つ私と義父(なぜか夫の写真がありませんでしたが、彼も沢山塗っています)。
2014年の12月のことです。
ロハスウォールさんの漆喰をせっせと塗っているところです。

ちなみに私と夫は漆喰の塗り方教室や体験会に行きましたが義父は行っておらず、にも関わらずスイスイと要領よくキレイに塗ってくださいました。
施工前に夫がとりあえずの説明をしていましたが、
器用な人というのは作業の勘所を瞬時に把握し、自分なりに落とし込めるのだな…
と感動したのを覚えています。

冬場なので鏝についた漆喰を水で洗うのがずいぶん堪えましたが、
それも今では良い思い出です。

余談ですが…
職人さんに依頼するお金が無い! という理由で店の壁を自分達で塗った私達、実際に鏝(こて)を握って作業していくうちにすっかりはまってしまい、漆喰そのものにも興味を持つようになりました。

漆喰についてもっと知りたい…というわけで開店してしばらくしてから訪ねたのが、
伊豆の長八美術館

鏝(こて)を使って壁に絵を描く「鏝絵(こてえ)の名人」と言われた入江長八の作品が見られます。建物も面白いので、ご興味のある方はお出かけ下さい。
ワークショップも開催されていて、ちょっとした漆喰体験もできます。

久しぶりにホームページを訪ねたら渋くてカッコいい手ぬぐいを販売していたんですね(現在は品切れ中)。
これ、いいな~(笑)。
この手ぬぐいを首に巻いたりしつつ漆喰を塗りたい!!
お金と時間に余裕があったら店だけでなく自宅も塗りたい!!
そんな気持ちでいっぱいです。

もっと余談になりますが、
インタビューの中で最近の職人さんは「モルタル」を塗ることが多く、漆喰を塗ることはほとんどない…というお話がありますが…
(念のため…モルタルとはセメント+砂+水を混ぜたもの。ペースト状で施工しやすいと言われています。用途によってセメントモルタル、石灰モルタルなど使い分けます)。

モルタルという名詞から私が思い出したのは、こちら⇩。

木造モルタルの王国 ガロ20年史

最早建材の話ですらありませんが(笑)
漫画雑誌ガロのクロニクルです。

月刊漫画ガロ』は、1964年から2002年頃まで青林堂が刊行していた漫画雑誌。大学生など比較的高い年齢層の読者に支持され、独創的な誌面と伝説的経営難の中で独自の路線を貫き漫画界の異才をあまた輩出した。創立者は白土三平[1]、初代社長兼編集長は、青林堂創業者の長井勝一(ながい かついち)。

wikipedia

私はガロが大好きで、バックナンバーをこつこつ買い集めては悦に入っている(笑)そんな大学生でした。
好きな作家さんが沢山います。
この雑誌があまりにも魅力的なので、ふらふらと水道橋まで出かけて社屋(木造モルタルの王国)をじっと見上げていたこともありました。
今は
「あの頃の私は、若くて思い込みが強くて意味不明だったんだなあ…(しみじみ)」
と思いますが、いくら若いと言っても、まあまあ、そこそこ、ちょっとした、やばい人…かな?(゜-゜)?。

最後に豆知識。
漆喰って面白い言葉ですが、石灰の唐読みなんだそうです。
左官という職業名は今もありますが、昔は右官もあって、これは大工さんのことでした。
以上は英会話学校でご一緒しているSさんから教わりました(言葉の起源などについて本当によくご存知なのです)。

そうそう、資料を整理していたらこんな切り抜きも出てきました⇩ 。

今はジャズだけでなくいろいろな音楽が流れています♪
定休日は水・木になりました。
これは過去の記事ですので漆喰について以外は最新情報をご覧ください⇩。


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