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野球を始める事へのハードル ④指導者の問題

こんにちは。

潰さない!少年野球コンサルティング代表のtonokaです。

これまで子供たちや保護者が何故、野球をやりたがらない、やらせたくないのか、野球を始める事へのハードルについて記事を書いてきました。

まだまだ様々な要因があると思いますが、今回は最後の大きな問題となる指導者について書いていきます。

皆さん、野球の指導者というイメージはどんなイメージを持っているでしょうか??

昭和〜平成にかけての野球指導者は、暴言や暴力は当たり前、本当にパワハラ体質のスポーツでした...

私も中学時代の野球部の監督にミスしてヘルメットでぶん殴られた事があります。

15年くらい前の私のチームは、指導者の罵声が近所に響き渡っていて、かなり有名だったそうです。

令和になってもミスした選手を大声で叱責する指導者も散見されますが...

選手を日頃から萎縮させるような指導をしていると、巷で必ず噂になります。

そんなチームはどんどん敬遠されていきます。

このように野球の指導者は怖い、厳しいと思われがちで、敬遠されやすくなっています。

日頃の練習、大会の時にはいろいろな人が見ているので、指導者の振る舞いには気を付けていきたいところです。

選手が萎縮する事なく、楽しんでプレーする事が大切ですが、最近はエンジョイベースボールと謳って、選手を上手くする事ができない指導者も増えている気がします。

楽『らく』と楽『たの』しいを履き違えている指導者がいます。

仲間と和気藹々とプレーするのも大切ですが、出来なかった事ができるようになる楽しさから逃げてはいけません。

ある研究結果で、学童野球6年生のピッチャーキャッチャー経験者は、未経験の選手よりも中学校へ行っても野球を続けたいと考えている割合が多い事がわかりました。

要するにチームの中心となる上手い選手ほど、中学で野球を続けたいと考えます。

選手全員がチームの中心となるくらい上達させる指導の引き出しをもつ事が重要です。

学童野球に関わるものとして、中学野球も元気になってもらいたいというのが本音です。
(中学野球の野球人口減少は更に厳しい)

最近になってようやく指導者資格が必須化されました。(大会出場時)

最短で半日くらいのWEB研修で獲得できる資格から5日間かけて対面で研修を行う資格まで様々ですが、更新研修を含め常に学んでいくという姿勢が重要です。

気になるチームの指導者がどんな資格を持っているのかを確認してみるのも必要かもしれません。

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