ほんの少しだけ、時間が空いたので連続記事を書きたいと思います

皆さんが思うキャバクラで働いている女の子ってあまり良きイメージは持たないですよね。

　実は、私も偏見の中で育った人間なので身の回りでキャバクラで働いてる女の子が居たら結構軽蔑な目で見てました。

　どうせ、軽い女や頭の悪い女、お金に困ってる女しか居ないだろうとものすごく酷い偏見を持ってました。
だけど
やってもいないのに、偏見を持つのは良くないと思い
　「人生チャレンジ精神」な性格な私は「とりあえずやってみよう」という感情になり、ちょうど日本に帰還した時に声をかけてくれた黒服さんに連絡を入れ、やってみる事にしました。

　　そして、私は思っていた以上にキャバクラの大変さやしんどさ、お客様に対してのストレスでキャバクラをはじめて半年で精神を病んでしまった。今まで色んな仕事をしてきたけど、こんなにスピーディに精神病む事なんてなかった。だから、なのか、余計この仕事を長くやっている女の子を尊敬するようになりました。
　まあ、確かに経験は浅くまだまだ半年なんてプロの方からしたら卵みたいなもんかと思われても仕方ないかと。だが、しかし私は、なめてた。

どんな仕事も確かに大変でストレスであったり人間関係であったりと病んでしまう事も勿論社会に出れば当たり前な事。だけど、キャバクラはそれ以上に苦労する事が沢山あると感じた。
　
例えば、

女性社会なので上下関係は絶対である事。
夜の世界では、当たり前な事だけど相手のお客様に手を出さない事。
仕事が出来なければ用なし。
お酒が作れない、会話を盛り上げられない、もしくは会話をしようとしない女の子はのけもにされます。
お客様に対しての態度や振る舞い
連絡はほぼ２４時間連絡を取り
　信頼関係を作るためにプライベートの時間まで潰してお客様と店外でご飯行ったりでかけたりしなければならない事。
当たり前だけど、タバコに火をつける。
　などなど.
　
正直、私の性格上無理な事でしかない。私自身連絡もまめじゃないし自分のプライベート削ってまで会いたくないし、時給も発生してないのに何で、無駄な事をしないといけないと思ってしまう。
　でも、これらは、仕方ない事だと思う。高いお金が発生してる以上それに見合った仕事をしないといけない、だから女の子同士で激しい競い合いを無意識にしてしまいますしピリピリします。

　それでも、キャバクラで働いてる女の子達は尊敬の塊でしかありません。
初対面の方しかも酔っている方を相手して会話を盛り上げようとします。これは、会話技術がなければ出来ない事。
どんなに自分がお客様に酔わされても決してその姿を見せずお客様が帰られる時間まで愛嬌良く会話を盛り上げられる事。
こんな事、中々出来ない事だと思います。なんなら、やる方が難しい、自分がもう限界を超えてるのにそれでも仕事をやり遂げるという精神に女の私でも惚れてしまいます。
賢い女の子しかいないという事。ランダムで大体２０分でフリーのお客様に女の子が入れ替わりします。お客様の気分やテンションを伺って、黒服さんに呼ばれた一瞬で頭の中と自分の状況をお客様のテンションに合わせたテンション切り替えなければいけない、そうじゃないとテンションに追いつけなくなるから。
それだけではなく、働き者も多いです、昼のお仕事をやりながら自分の大学費用だったり、自分の将来のためだったり、自分をもっと着飾るためにも働く子がいます。

　もう、これだけでもキャバクラの女の子を尊敬しか出来ない事が伝わったらいいなと思う。
だから、もし仮に皆さんもお店に来る事があれば是非女の子を罵倒するのではなく一人の人間として対等に扱って欲しいと心から強く思う。