阪神タイガース2024年プレシーズン総評

 あと4日間で2024年のプロ野球もいよいよ開幕です。そこでキャンプからオープン戦までの選手ごとの総評をまとめました(数字は3/22現在)。

S>A>B>C>D

投手

  • ハビアー・ゲラ (S)・・・プレシーズンの実践登板を防御率0.00で終える。3/23の登板もMAX159㎏/h、2三振パーフェクトで締めた。牽制良し、フィールディング良し、投内連携良し。クローザーは任せた。

  • 岩崎優 (A)・・・順調に調整を重ね、3/23の登板は2三振パーフェクトで締めた。今年は8回の男だ。

  • 岩貞祐太 (D)・・・3/9の乱調から行方不明。

  • 西純矢 (A)・・・フォームがバラバラなところから始まったが、ずいぶん実践で修正されてきた模様。

  • 西勇輝 (A)・・・調整遅れだったが、2登板で結果を出した。ローテーション入りに死角無し。

  • 青柳晃洋 (A)・・・順調に結果を積み重ねてきたが、先日のマメができた件だけが気がかり。

  • 下村海翔 (D)・・・実践登板は0。現在は体作りだろうか。

  • 森木大智 (D)・・・与四球率7.98。お前何年目だよ。何年同じことやってんだよ。要らん。

  • 秋山拓巳 (D)・・・やはり生命線の制球力が元に戻らず、苦しい内容。

  • 椎葉剛 (C)・・・期待されているが、全く期待に応えられなかった。ていうか球速詐欺。

  • 伊藤将司 (B)・・・定期的に炎上してる。まあ彼クラスになればシーズンはそれなりにやってくれるでしょう。

  • 鈴木勇斗 (D)・・・与四球率18.00。お前何年目だよ2号。何年同じことやってんだよ。しかも大卒だろ。要らん。

  • 門別啓人 (S)・・・とにかくずっと内容がいい。抑えるべくして抑えてるという感じ。奪三振率10.29、与四球率2.57。監督は否定していたがローテーションに入れないならリリーバーで起用しても十分モノになる。

  • 漆原大晟 (B)・・・防御率はそれなりに良いが、特に目を見張るものもなく、決め球もこれといって無い。勝ちパターンではよう使わん。

  • 才木浩人 (S)・・・ローテーション投手の中で、唯一何事もなくここまで来た。オープン戦最終戦も1失点にまとめて万全だ。

  • 浜地真澄 (A)・・・ずっと自責点0で抑えていたが、何かのらりくらりで結果0でしたっていう印象。首脳陣もそういう評価か、二軍行きに。3/21はビシッと抑えた。何となく開幕一軍はなさそう。

  • 及川雅貴 (B)・・・先発として調整を重ねてきたが、先発としての出番は当分無さそう。リリーフとしての起用になるか。

  • 村上頌樹 (B)・・・ずっと良かったのだが、3/19の登板で大炎上して不安を残した。今週ファームでもう一度登板があると思うので不安を払拭して欲しい。

  • 島本浩也 (A)・・・ずっと結果を出し続けた。3/24は打たれたが心配いらないだろう。

  • 桐敷拓馬 (S)・・・プレシーズンの実践で防御率0.00。飛躍の年に抜かりはない。

  • 茨木秀俊 (C)・・・与四球率4.66。こいつも完全に森木ラインだな。まあ頑張りたまえ。

  • 大竹耕太郎 (A)・・・調整が遅れていたが、3/23の登板で良い姿を見せてくれた。開幕カード第2戦は任せた。

  • 富田蓮 (B)・・・先発調整が続いている。門別に続く先発8番手を及川と争っているというところか。

  • 加治屋蓮 (A)・・・順調に調整が続いている。開幕一軍は間違いないだろう。

  • 石黒佑弥 (B)・・・中継ぎでの調整が続いている。新人にしては十分な結果を出している。

  • 岡留英貴 (S)・・・プレシーズンでの実践は防御率0.00、与四球率0.00、奪三振率11.70と素晴らしい成績を叩き出した、。今年はセットアッパーとしてフル回転して欲しい。

  • 湯浅京己 (D)・・・3/8の登板を最後に実践から遠ざかっている。復帰への道のりは険しいようだ。

  • 津田淳哉 (B)・・・中継ぎでの調整が続いている。ルーキーにしてはよく投げられている。

  • 石井大智 (B)・・・実績ある投手だが、失点する場面が多い。あと4日間で何とか状態を上げて欲しい。

  • 岩田将貴 (A)・・・変則派左腕は結果を出し続けている。ワンチャン開幕一軍あるか。

  • ジェレミー・ビーズリー (D)・・未だ実践登板無し。別に要らんけど。

  • 小川一平 (D)・・・今年1年はリハビリ期間か。

  • 松原快 (C)・・・まだまだ課題点は多いが、投げられているだけで十分。

  • 伊藤稜 (D)・・・実践登板はゼロ。大卒3年目なのでそろそろ投げてもらわないと。

  • 川原陸 (A)・・・監督が見初めただけのことはある。防御率は3点台前半だが、WHIP0.90、奪三振率11.35、与四球率0.81といずれも飛び抜けた数字を残している。早いうちにリリーフで使って欲しい。

  • 髙橋遥人 (C)・・・キャンプでブルペンに入れたが焦りは禁物。夏ぐらいに実践で投げてくれればいいか。

  • 佐藤蓮 (D)・・・育成と言えど、大卒4年目でストライクも入らんようでは厳しい。


野手

  • 梅野隆太郎 (B)・・・3/22に故障から実戦復帰、3/23に一軍復帰。開幕一軍には間に合いそうだが、しばらくはベンチでいいだろう。

  • 坂本誠志郎 (S)・・・3人の捕手が故障していた中、元気に打って守る正妻は実に頼もしい。

  • 栄枝裕貴 (C)・・・現状3番手捕手候補筆頭だが、打つ、投げる、捕る全てにおいて見劣りする。

  • 長坂拳弥 (C)・・・右肘痛から復帰。この後どこまでできるかは不透明。

  • 藤田健斗 (B)・・・栄枝と並んで3番手捕手候補。捕手能力は把握してないが、今年は持ち前の打撃の調子がいい。

  • 中川勇斗 (D)・・・右足痛で離脱。

  • 片山雄哉 (C)・・・ここに来て片山の存在意義が増してきた。しばらくはファームの捕手要員として活躍しそう。

  • 木浪聖也 (A)・・・先週ぐらいから打撃の調子が上昇。レギュラー遊撃手として抜かりはない。

  • 大山悠輔 (C)・・・プレシーズンで本塁打0な上に、肘痛で3/20から欠場している。大事に至らなければいいが。

  • 熊谷敬宥 (B)・・・高寺らの台頭で出場は減っているものの、島田の開幕一軍が危ういこともあり、やはり代走要員として入ることになりそうか。

  • 佐藤輝明 (S)・・・キャンプに入ってからずっと打撃絶好調!「守備上手くならないんで、打って返します。」と聞こえてくるようだ。

  • 渡邉諒 (D)・・・今年主に任されているファーストの守備がひどい。打撃でもアピール不足で開幕一軍どころかオフの戦力外までちらつく。

  • 糸原健斗 (B)・・・開幕一軍は間違いないが、スタメンとなると心もとない。大山の代役となるとファーストの守備が不安なので、原口か小野寺がいい。

  • 小幡竜平 (C)・・・打撃と走塁はそこそこやっているが、肝心の守備はとてもショートを任せられる代物ではない。これでは木浪の噛ませ犬にもならない。

  • 戸井零士 (A)・・・打率は3割近く、OPSも8割に届く勢い。今年の戸井は打つ!

  • 遠藤成 (A)・・・3月になって調子を上げていて、トータルで.278まで戻してきた。足も使えるので一軍でも見たい。

  • 中野拓夢 (B)・・・3/22までは不振を極めて打率は1割を切っていたが、3/23、3/24は共に2安打を放ち、復調の兆しを見せた。開幕には元気な姿が見たい。

  • 山田脩也 (A)・・・プレシーズンの打率は3割を超え、ケースバッティングも巧みにこなす。野球脳が高い。すぐにでも一軍で使いたい逸材。

  • 百崎蒼生 (D)・・・3/7の練習中に右肩を痛め、現在は別メニューで調整中。

  • 植田海 (A)・・・今年も代走に守備に大活躍。近本の控えとしてセンターを守ることも。開幕一軍は確定的。

  • 高寺望夢 (S)・・・4割近く打っていたが、大山の故障などの関係から原口と入れ替えで降格。このまま開幕一軍を逃すのか。

  • 原口文仁 (B)・・・ファーストをまともに守れる選手がいないということで昇格したが、元気な高寺、小野寺と比較すると見劣りする。

  • 森下翔太 (A)・・・好調なまま迎えていたが、前のカードで右足を痛めて3/22から欠場してた。3/24に代打で出場したのでひとまず安心だ。

  • 近本光司 (S)・・・万全にプレシーズンを過ごした。3/18からの週は疲労を考慮して休みながらの出場となった。

  • シェルドン・ノイジー (C)・・・右肘痛で調整が遅れた。最近出場し始めたが大した数字を残せてない。森下が元気に出るなら、開幕レフトは前川か。

  • 井上広大 (C)・・・前川や小野寺らとの外野手争いに勝てず、挙げ句の果てに3/16に左肩の肉離れで戦線離脱。

  • 井坪陽生 (C)・・・ここに来て多少打撃の状態は上がっている。

  • 髙濱祐仁 (D)・・・ノーヒットのまま行方不明で情報すら上がってこない。メディアも見放した今オフ戦力外筆頭。

  • 島田海吏 (C)・・・ファームでは結果を出していたが、若手外野手が元気でお声がかからなかった。最近昇格したが、開幕一軍は厳しいか。

  • ヨハン・ミエセス (C)・・・ホームランを2本放っているが打率が悪すぎる。これでも右の代打で入れるのかなあ。

  • 前川右京 (S)・・・紅白戦でホームランを放ち、飛距離が伸びたことを超絶アピール。それ以降もしっかりボール球を見極め、OPSは.958とレギュラー争いに勝ち名乗りを上げた。

  • 小野寺暖 (A)・・・昨年は本塁打がまさかの0本。今年も長打はほとんど見られずアへ単に成り下がっているのは寂しい限りだ。ただファーストが守れるオプションは強く、開幕一軍の可能性は高い。

  • 豊田寛 (B)・・・若手外野手の激しい争いの中でアピール失敗。ノンプロ3年目なのでそろそろ結果が欲しい。

  • 野口恭佑 (B)・・・二軍の試合では豪快な一発を放つも、一軍の試合では変化球へのもろさを露呈。当たり癖も気になる。後半へばったか。

  • 福島圭音 (C)・・・打撃好調で一軍に残るも、自慢の足ではサインが出てもスタートを切れずに指揮官の怒りを買う。最近は二軍でもヒットが出ず、主に代走要員となっている。

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