『山月記』より、物語るということ
中島敦の代表作とも言える『山月記』。絵本や児童書になっており、そしてもちろん教科書にも収録されています。私含め、多くの人が授業で習ったことがあるのではないでしょうか。今回は私が受けた授業で印象深かったことをアウトプットとしてお話できたらと思います。
山月記のあらすじをざっくりと説明すると…
主人公の李徴は詩人として生きることを諦め官僚として出世をしていくが、ある日ついにうまくいかない現実に発狂した李徴は夜の森に向って駆け、気づけば虎になってしまいます。絶望していた李徴