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新年度に心がざわつく娘

4月。新年度が始まった。

我が家にとって、今年の4月は新しい生活のスタートだ。下の子である息子(11ヶ月)は保育園に入園し、私は慣らし保育後に復職するのだ。

無事に入園式が終わり、息子の慣らし保育初日を迎えた。

息子の朝ごはん、身支度、持ち物の準備、検温など…息子関連のタスクを無心でこなす。体調はいつも通り。機嫌良し、食欲モリモリ、快便快便絶好調。

上の子である娘(年中)はいつも通りの時間に起きて、スムーズに身支度を済ませて、まったりYouTubeタイムを楽しんでいる。うむ、順調。

夫のアシストもあり、私の身支度や朝の家事もタイムリミットまでに完遂できた。ありがてえ、ありがてえ。

さあ、あとは子どもたちを連れて保育園に行くのみ。朝のミッションは最終コーナーを周った…と思ったら、ここでまさかの横転。

「保育園には行かない。今日は家にいる。」

娘のひとこと。リビングの空気がピリついた。

は?今何て?さっきまで機嫌よくYouTube見てましたやん?
もう家を出る時間なんですが…?

なんとかなだめて玄関を出たは良いものの、マンションのエントランスで大絶叫。私もさすがにイライラしてしまい、怒ってしまった。(ごめん、娘)

それからしばらく娘は泣き続けた。なんとか車には乗ったが、まだメソメソしていた。
私は運転しながら血が昇って沸騰した頭を冷やした後、娘の話を聞いた。

娘は保育園に行くのが不安らしい。

娘は年少から年中に進級した。クラスのメンバーは全く同じだが、担任の先生は変わっている。しかも、2人いる担任のうち1人は別の園から赴任してきた方で、娘とは全くの初対面だ。シャイで人見知りな娘は緊張するのだろう。
加えて、新入園児だけでなく保育園全体が新年度でザワザワしている。娘はこういう空気の変化に敏感だ。いつもと違う空気が落ち着かないのだろう。

息子のことで手一杯で、娘のフォローが疎かになっていた…。

幸い、保育園の駐車場に到着する頃には娘の機嫌は持ち直していた。私は娘と仲直りのギューをした。がんばって登園したご褒美&怒ってしまったお詫びに、晩ご飯は娘のリクエストに応えることにした。娘からのリクエストはスパゲッティ。私は美味しいスパゲッティを作ることを約束し、娘を先生に引き渡した。

幸い、息子はあまり泣かずに初日を終えることができた。お迎えに行ったときは私そっちのけでおもちゃに夢中になっていたくらいだ。楽しく過ごしていたようで何よりである。息子は人見知りがほとんどなく人懐っこい性格なので、早く馴染んでくれるのではないかと期待している。

息子に手がかからない分、娘のフォローを手厚くした方がよさそうだ。娘が泣かずに登園できるまで、私も気長に付き合おう。

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