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脱ステについて今思うこと。(No.2 病院選び)

さて、昨日は私の経験を交え"ステロイド依存症になるまで"というタイトルで書かせてもらったが今日は"なぜステロイドの使用が長期化してしまうのか"という切り口で話を進めて行きたい。

長期化してしまう理由を私なりに3つあげてみた。

1.初期段階での根本的な病院選び。

これはあまりにも根本的過ぎるが皮膚科に限らず歯科、内科、耳鼻科もまず最初に行くのは親とだ。もしかしたらそこの病院は親がずっと利用している病院かもしれないし、ただ家から近いだけなのかもしれない。
ずっと利用しているということは良い前例があったからこそ再度の利用につながるわけでその病院に対しての不安や不満は皆無であろう。

しかし親自身もアトピーだったらどうだろうか。
昔からその病院に通い何も知らずステロイドを処方され表面的には症状が落ち着きそれを回復だと思っている。(ステロイドを塗ると2,3日でホントにきれいになる。)

そこで「うちの子供も湿疹が出てきたからあの病院で見てもらおう」、もちろん親の気持ちとしては当然だろうから否定するつもりはまったくないがここに医師、病院に対しての不安や不満が入る余地がまったくないのが問題なのだ。

医師、病院を信用しすぎてしまうと他の病院を受診することや病気の症状、原因を自分で考えなくなり"いいなり"になってしまう。もちろん全てを疑えといっているわけではなく医師の意見を加味した上で自分で調べるということが重要だと思う。

専門用語等、意味のわからないことが多くあると思うが何回も調べ自分のフィルターを通すと何か見えてくるものがあるはずだ。

今アトピーの症状がある子供がいる親御さんにはぜひ皮膚科に頼りすぎず今使用している薬がどういったものなのか、副作用はあるのか等を調べ、また皮膚科を複数受診してみるのもいいかもしれない。そうすれば初期の段階でステロイドの使用を止めることができるだろう。(実際私も最近になり自分で色々調べるようになり以前の4倍も時間をかけ通院している。現在は少しずつではあるがステロイドを断ち回復に向かっている。)

また明日以降この題材について私の意見を書かせていただけたらと思う。

2.アトピーガイドライン問題。
3.処方する医師の説明問題。


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