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脱ステについて今思うこと。(No.3 アトピーガイドライン)

アトピーガイドライン??
この言葉をはじめてみたときは「ん??」と思った。

単純に始めて聞く言葉でもあるし「アトピーにガイドラインが存在するんだ」と正直驚いた。これは皮膚科学の進歩と普及を目指す約1万人の会員からなる社団法人日本皮膚科学会がまとめた【アトピー性皮膚炎診療ガイドライン】を指し、多くの皮膚科は基本的にこのガイドラインに基づき診察から薬の処方までを行っている。

ではこのガイドラインにはどのようなことが書いてあるのだろうか。

まずはガイドラインの策定経緯から始まり、アトピーの定義・診断基準、重症度の分類方法、ステロイドのランクやタクロリムス軟膏・抗ヒスタミン薬の使用方法から生活指導にいたるまで細かく記述されガイドラインというか【アトピー性皮膚炎診断マニュアル】といったほうがしっくりくるように思えた。

このアトピー診察の基準ともいうべきガイドラインの中で特記すべきものはやはり炎症に対してのステロイド外用薬やタクロリムス軟膏の使用助長であろう。

またこちらは【平成22年度リウマチ・アレルギー相談員養成研修会テキスト】という厚労省の資料になるがこちらにも現段階でのアトピー性皮膚炎の症状の抑制には原則としてステロイド外用薬が用いられるという一文がある。

このように国の医療や国民の健康を司る厚労省から皮膚科学会までステロイドの使用にNoといわず、このままいくとさらにステロイドの使用期間が延びステロイド皮膚症の患者が増えることになる。

これはまさに薬害問題以外の何者でもなく一日でも早く厚労省・皮膚科学会にはこの問題を直視ししかるべき対策をとっていただくよう脱ステ中の私は願ってやみません。

明日は薬を処方する医師について書いてみたいと思います。。

あ、そーいえば最近もぞもぞしていた瘡蓋がだんだん痛くなり「まさかこれは・・・」と思い今日は歯科に行ってきた。予感は的中し恒例の口内炎である。

どうやら私は口内炎ができやすい体質らしくいつも重症化しレーザーで焼いてもらっている。しかし焼いてもらったがまだ痛くしびれもなくならない。。どうしたものか。。

しかし自分の痛覚はたいして当てにならないもんだ。。
ではまた。

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