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フェアリーとお茶犬のつぶやき12


①日本の地形による影響
シベリア大陸から流れてくる空気は-50℃にも達する冷たく、多くの水分を含んだ湿った空気。
その冷たく湿った空気が日本海側で雪や雨を降らせます。その後、太平洋側へ向かい山を越える時に温度も気圧も下がり更に雪や雨となって水分を放出していきます。こうして太平洋側に到達する頃には
すっかり空気は乾燥しているのです。
特に日本海側と太平洋側を隔てる長い山脈を超えて関東地方にやってくる空気は水分量をかなり放出しておりピリピリする程乾燥した空気になっているのです。

②気温が下がるため湿度が低下する
気温が下がることで空気中に含まれる水蒸気は水滴や氷に変わります。すると空気中の水分量が減ることになるので空気が乾燥します。
寒くなると吐いた息が白くなるのも同じ仕組みで息の中の水蒸気が空気に溶け込めず空中で結露するのです。

冬は湿度だけでなく基礎代謝の低下と体内の水分量も低下しがちです。基礎代謝が低下すると血行が悪くなり肌表面を保護する皮脂の分泌も減少。
更に冬は水分を余りとらない人も多いので意外と体から水分が蒸発しているのです。


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