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#4 感情って何者。

仕事を始めたり、試合があったり、ドタバタしていて更新が遅れました( ..)"
試合は負けるし、リーグはRt4.26とかいう低スタッツをたたき出すし、もう凹んでます。

くよくよしてもしょうがないので、前向きに自分と向き合っていこうと頭では思ってます。

でも『感情』はそうすぐ切り替わらないんですよねー。

さて、今日はそんな『感情』について綴っていこうと思います。


『感情』について、日常でよく耳にする単語ではありますが、その実態を理解している人は少ないのではないでしょうか。

みなさんは『感情』ってなにと聞かれたらどのように答えますか?

私の周りの人々に聞いてみたら
「不安とかイライラとか?」
「人間の心が感じうるもの?」
と具体的な内容が出てくることが多かったです。

チャットGPTに聞いてみました。

広辞苑のような回答でした。
間違いなくその通りだと思います。

でもなんか綺麗にまとめられすぎている気がします。

じゃ、お前はどんなふうに考えるのかって話ですよね。

私が思う『感情』とは…

「蘇らせることができないその出来事が起きた時のみ、一時的に存在する唯一無二のもの」

そんな風に考えております。

2つの要素について書いていきたいと思います。

  • 蘇らせることができないその出来事が起きた時のみ

言葉の通り感情って蘇らせることができないんですよ。
人間の記憶の中に名前をつけて保管されています。

例えば、

`5/7にダーツの試合に出ていてとあるダーツのプロと対決、ロビンが落ちるか抜けるかの瀬戸際の1戦でレグにもつれこみ、体が力んで、1Rのキャッチは7点だし、普段なら絶対しない外し方をして負けて、「情けなさ」を感じた´

とします。
さてこれは誰のことだろう🤔

それは今になって振り返ると、「情けなさ」を感じた場面として記憶として残ってるだけで、その感情はいまこの瞬間に思い出せないんですよね。

人間の記憶の機能って面白い。

そして感情は何分くらい持つのだろうかと考えると、もって1分かなって思います。
1分前の感情はもう頭の中から消え去ってて再現してくださいと言われても能動的に動かせない。

なんか不思議に感じません?
私はあの時の情けなさや悔しさをまた再現することが出来ればなと思うことがたまにあります。


  • 一時的に存在する唯一無二のもの


先程の5/7のダーツの試合に負けた時の話の例を再び使いましょう。

それが4/30に試合に負けた時の「情けなさ」と比較してどうか。

私なら

`5/7の試合は最後までもつれてあと一歩が届かなくて情けなかったし、弱いなと思った。
4/30の試合も全然ついて行くことができなくて、なんとか1試合はとったけども、そもそも実力の差を目の当たりにしてさらに情けないと感じた。´


となります。

同じ「情けなさ」という『感情』を感じてます。

しかし、
どっちが「情けなさ」が強かったか?と聞かれると、
「うーん、どっちも情けないし、甲乙つけ難い。」ってなります。

そして、「情けなさ」の種類が違うんです。前者は「悔しい」や「後悔」といった『感情』もありましたが、後者は「悲しい」や「やるせなさ」といった『感情』もありました。

そう、正確には比較ができない。

複数の『感情』で構成された一部分である「情けなさ」はその時起こった場面、どう思ったかによって変わるんです。

今回は「情けなさ」に焦点を当ててお話しましたが、もうひとつ着目したいことがあります。
私の体験にもある通り、『感情』はひとつの場面で名が付けられる複数のものが存在してます。
でももし仮に私以外の人が全く同じ出来事に遭遇したらどうだろうか…。
絶対に同じ構成はしないですね。

その時にその人しかその場所でしかその人の価値観があることによってしか存在しない、それが『感情』です。


さて、私なりに考えた二つの要素について書いてみました。

ちなみに私はいままで関わってきた患者さんに

`どう感じたか?何が嬉しかったか?楽しかったか?怒ったか?´

とよく聞いてました。

精神科で症状が出てる患者さんという視点で人物を見ても一側面しか見られませんし、その人の価値観によって『感情』が起こり、日常生活に影響を及ぼしているため、その感情の要素を知ることから援助が始まると思っています。
極めて認知行動療法的な考え方です。

なによりも私自身が感情に左右された思春期を送ってきました。

みなさんも『今自分が何を感じているか。』を振り返ってみると自分自身をもっとよく知るきっかけになるかもしれません。


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