「絵を私の店に展示して売ってみたら？」とご提案いただいた。お付き合いがあり私を知ってくれている方に差し上げるスタンスだったので、自分の絵を売る発想は無かったし、趣味の範疇を越える作品で自分が納得しないと値段など付けられない。 もし待っていていただけたらお願いしますとお返事をした。

千葉の海沿いで鍼灸院を営む友人から、クリニックに飾る絵を描いて欲しいと言われ練習中。 彼女の元を訪れた患者様が、安らぎと癒しを感じてもらえるように、風や波、植物や大地の融合をイメージした絵を目指したい。 かなり温厚な私を過去何度もブチ切れさせた親愛なる大切な友人へ。

日本ではもう過去の16時間を追いかけて、私はこれから眠りにつきます。 窓の外には深い銅青の天蓋、天河石の星。 爪に洗いの残しの星屑。

狂いは天然の整音として愛されるべきなのに。ふと思い出した言葉。

黄水晶の空と浅黄の山とマリーゴールド。

そこにスパチュラがあるから

前職の友人がフライトでサンフランシスコに来たので夕ご飯を食べて来た。 CAの平均身長165㌢を10㌢も上回り、はっきりとした目鼻立ち、凛とした立ち姿は宝塚の男役のようでここでも目立つ。さらに国際線First class専属要員のトリリンガルで、おまけにパイプオルガン奏者という別の顔もあり表現者独特の雰囲気がある。 天は何物を彼女に与えたのだろう。 私もちんたらしていられないなぁ。 絵画はここら辺で自生する山の花。 筆は使わず、試しにシリコンスパチュラで描いてみた。↑↑

ラピスラズリの蒼 トルマリンの蒼 日本に帰ったら絶対にピグモント東京に行くんだ。 壁面いっぱいに並べられた岩絵具に半日うっとり出来る。 なんならそこで眠って何処から来たの？ と地球の歴史に耳を傾けたい。

所信表明かもしれない

私は渡米するにあたり、大好きだった仕事を辞め、友人達と離れ、こちらで大学に通ったりはしたものの実はずっと引きこもっていました。 そんな中で、ナンタケットバスケットや絵画と出会い、私が作ったバスケットが欲しい、描いた絵をクリニックやお店に飾りたいと言って下さる、もはやその存在が私の身体の一部となっているような大切な方々に支えられ、今も前に進めている気が致します。 今の自分の持つ力で妥協をせず、感謝の気持ちを込めた作品を手渡すのが楽しみです。 この原動力は愛です。 東京では

スーパーマーケットに並ぶ花がぎゅーぎゅーに詰め込まれいて、お花はきっとこんな気持ちなんじゃなかろうかと思いました。満員電車みたいな。 通勤通学お疲れ様です。 そう言えば、通勤時間が不規則だった私は満員電車ってあまり経験がないな。 絵の上に筆を落とす凡ミスはまだまだ継続中。

火星にはオパールの原石が眠っていて、海王星ではダイヤモンドの、1300光年離れた惑星ではペリドットの雨が降る。 宇宙は宝石に溢れている。 その中で、地球にだけ何億年もかけてオパールになった樹木があり、それってとんでもなく夢があるものなんじゃないかと思った。

2か月間かけて間も無く完成するナンタケットバスケット編みに集中していたので絵から離れていたのですが、気分転換に。 この流動的なマーブル模様をもっと洗練されたものに出来ないか、アクリル絵の具に高濃度アルコールを混ぜごしゃごしゃやっている本日は晴天。 目を奪われる＜心を奪われる

日本からいらしたお笑い芸人さん（最近は政治的なコメンテーター？）の方を囲みプライベート談話会があった。 栄養学の専門家、がん治療やAIの最先端の研究をされている方々、日本の経済産業省の方々…夢に傾ける膨大な熱量を浴びる。 そしてここに何にも生み出していない私。