みんなと同じようになれない孤独と疎外感から抜け出せない人へ:“奇跡を夢みて”『ミラベルと魔法だらけの家』より

こんにちは。

前回に引き続き『ミラベルと魔法だらけの家』より、 “奇跡を夢みて” について。

マドリガル家は皆一定の年齢になると「力持ちの魔法」「花を咲かせる魔法」など特別な力を持つ不思議な家系。
その中でミラベルはただ1人、魔法を持つことができないまま家族とともに過ごしていました。

ある時親戚の男の子が魔法をもつ儀式に成功し、
ミラベルは普段心の奥にしまい込んでいた疎外感を一層感じてしまいます。
その時に歌われるのが “奇跡を夢みて” です。

いつも不安など見せずに明るく気丈に振る舞っていても、
本当は「みんなと同じように」と願う1人の女の子だということが痛いほど伝わってきます。

「もたない」ことが個性であると受け入れられたらどんなに楽か、頭では分かっていても消化できるには時間がかかります。

自分に自信がない方、今辛い状況にいる方に
ぜひ観てほしい作品です。

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