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適応障害休職記録⑦(休職3週目 リワーク見学を始める)

あんぱんママ◎です。今日も読んでいただきありがとうございます。
少しずつですが暖かくなってきたような…
梅の花が咲いているところもありますね。

前回は休職2週目の様子、少しずつ体調が上向いてきたときの様子を書いていきました。

今回は休職3週目の様子を書いていこうと思います。
リワークについての情報収集を本格的に始めた時期ですのでその辺りのことを中心に書こうと思います。


心療内科2回目の受診

1回目の受診では、かなり時間をかけて先生と会話しましたが、2回目の受診はかなりあっさりしていました。
食事がとれるようになったこと、身体がだいぶ軽くなってきたことなどをお伝えしたところ、このまま経過を見ましょう、ということで終了。
診察には10分もかからなかった印象です。
また2週間後に予約をとり、帰宅しました。

この頃の体調

食事は体調を崩す前とほぼ同じ量を食べられるようになりました。
ただ、刺激が強いものや、カフェイン・炭酸飲料・アルコール類は厳しかったです。
もともと辛い物やコーヒー、お酒が大好物だったのですが、食べたい・飲みたいとは思いませんでした。
全快ではないにせよ、かなり健康的な生活をおくれる状態にはなっていました。

育児のおかげで、無理やり朝早く起きて夜早く寝る生活をおくっていたので、体調が戻るのも早かったのでしょうか…。
(休職前は朝早く起きて夜遅く寝る生活。しかも夜中頻繁に起きる)
もし1人暮らしだったら、時間関係なく寝たきり生活をおくっていたと思うので、回復にはもっと時間がかかったかもしれません。

リワークとは何か

前回の記事で書いたとおり、「ミキティの広告」がきっかけでリワークについて興味を持っていました。

そもそもリワークとは何か、簡単に書いておきます。

リワークとは、うつ病などの精神疾患により休職して療養期間を経た方が、職場復帰に向かうために行うトレーニングです。さまざまな復職支援プログラムを通して再発リスクを軽減し、療養生活から本格的な職場復帰へとスムーズに移行させるのがねらいです。

https://liva.co.jp/magazine/547

休職するまではまったく知らなかったのですが、リワークにもいろいろと種類がありました。

  1. 医療リワーク
    精神科や心療内科の病院が提供するリワークサービスです。
    別途見学記録は書こうと思いますが「医療」色が強いように感じました。
    復職に向けたスキルの習得だけでなく、身体の健康維持もトレーニングに含まれている印象です。
    また、病院によって違うかもしれませんが、スタッフの方々は看護師や臨床心理士など、なんらかの医療専門職の方で構成されていました。
    あと、1回あたりの利用料が400~700円と、非常に安価だったのも印象的でした。

  2. 障害者職業センターリワーク
    独立行政法人が運営する障害者職業センターのリワークサービスです。
    障害者職業センターは各都道府県に最低1ヶ所は設置されているそうです。
    リワークサービスの利用は無料。
    ただし、雇用保険が財源なので、公務員は利用できないそうです。
    利用料が無料ということもあり、非常に人気があるようです。
    電話をかけてみたところ、見学はすぐにできるが、利用開始は数ヶ月待ちと言われました。
    自宅からかなり遠方だったこともあり、私は見学にも行きませんでした。

  3. 民間リワーク(福祉リワークと呼ぶ場合も)
    民間企業が運営するリワークサービスです。
    お住まいの自治体に申請することで、利用料を1割に抑えることができます。
    私は1社しか見学に行っていませんが、恐らく提供元によっていろいろなサービスがあるのではと思います。

参考になったwebサイトのリンクを貼っておきます。

民間リワーク見学記録①

だいぶ体調も回復してきて外に出たい気持ちがあったこと、自宅の近くに民間リワークの拠点があったことから、見学の申し込みを入れました。

私が見学したときは、15~6人くらいの方が利用されていて、自己学習の時間でした。
読書をされている方や、パソコンで何か作業をされている方など、各自静かに過ごされていました。
中の雰囲気は少し小さなシェアオフィスといった印象でした。
復職訓練ということもあり、オフィスに近い雰囲気を作られているのだと思います。

毎日スケジュールが決められていて、自己学習の時間やグループワークの時間があるそうです。
グループワークの時間はスタッフの方からの座学講義や、グループでの話し合いなど、その時々によって取り組む内容が違うようで、「認知行動療法」や「アンガーマネジメント」など、復職後に役立つメンタルスキルを身につけるようなものでした。

見学に加え、リワークについてもかなり丁寧に説明いただきました。
※上段の「リワークとは何か」に書いたことは、ほとんどこのときに伺った内容ですw

また、リワークに興味を持った理由や、適応障害になってしまった経緯などをとても丁寧にヒアリングしていただき、なんだか無料でカウンセリングをしてもらったような見学会でした…。
久しぶりに家族・かかりつけ医以外の方と話すことができて、すごく気分転換にもなりました。
それに、スタッフの方がとても親切で、「すぐ通いたい!!」と思いました。

さらにすごいと思ったのが、「次回ぜひグループワークの見学にいらしてください」とおっしゃっていただき、2回目の見学もさせてもらえることになりました…。
そのときの様子はまた次回の記事などで書こうと思います。

本記事の総括

  • 体調が戻るまでの期間は個人差があると思いますが、私は規則正しい生活ができるようになり、かなり早く体調が回復しました。早寝早起きは偉大…!

  • リワークとは職場復帰に向けたトレーニングを受けられるサービス。民間企業だけではなく、病院が提供するサービスや、独立行政法人が提供するサービスも。復職に向けて、かかりつけ医以外にも支援が欲しい…という方は、利用を検討してみても良いと思います(ただし障害者職業センターのサービス以外は有料)いずれにしてもいきなり契約!とはならず、見学ができると思います。

次回は休職4週目の様子を書いていこうと思います。リワーク見学がメインの内容になるかなと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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