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【裏技】たった1回我慢するだけで自動車ローン地獄から回避できる方法

【40代限定】我が家が実践したちよっと笑える子どもへのお金教育の続きです。

私は借金が嫌い。ほしいものを手に入れた後に引かれる感覚そして金利の支払い。住宅は致しかたないのですが、それ以外は全て現金で購入しました。


人生でお金がかかるものベスト5

人生でお金がかかるものベスト5は、1位:住宅、2位:老後資金、3位:マイカー、4位:保険料、5位:教育資金ですね。

今回は、マイカーを取り上げます。

今の若者と傾向は違いますが、私が若い頃(昭和60年代)は中学生になると「バイク」がほしくなり、高校生になると「車」への憧れが芽生えはじめます。
行動範囲が飛躍的に広がり、車はただの乗りものではなく、社会的ステータスの象徴としての役割も担っていました。

親しい友人や彼女の乗せてドライブすることを夢見て、免許が取れる年齢を心待ちにします。
早生生まれの人は一年遅れを悔やみ、すでに免許取得者を恨めしそうな目で見つめています。

車を手にいれたら、どんな音楽を聴こう! 芳香剤はどうする? そんな楽しい想像に心を躍らせていました。
シャコタンは何cmだなぁ! ホイルは何インチにする? 改造に燃えるヤンキーグループもいます。

現在のようにデジタルガジェットや車以外の物欲を刺激する商品が少なく、車は特別な魅力を放っていました。
又、1975年頃の「スーパーカー・ブーム」も脳裏に焼き付いています。

社会人最初の大きな買い物をローンで購入

都会に勤務する人には縁のない車ですが、地方の会社に就職すると必然的に車が必要になります。
こうして、社会人最初の大きな買いものをローンで購入することになります。

私が就職した頃はバブルが弾ける前のイケイケムードであり、多くの同僚や後輩が高級スポーツカーを手に入れます。会社の駐車場は光り輝く新車で溢れ、所有者のほとんどが若者です。

休憩中の話題は「〇〇は、スカイライン買ったぞ!」「〇〇百万円もしたらしいぞ!」と噂になり、廊下ですれ違う際に声をかけられ満足そうに微笑むのです。
しかし、5年も経てば傷つき、新しいモデルも発売され、会社でのヒーローからも脱落します。

それを見据えたかのように自動車ローンを払い終える時期が近づき、ディーラーに足を運びます。
今度は子どもが生まれたので、ミニバンのカタログを眺めるのです。
こうして必需品である車の金利を払いながら、長年過ごすことになります。

どこかで1回我慢するだけ

地方では特に老後も車が必要だからこそ、最初に貯めてから購入し、次回購入時まで貯めるのです。
このたった1回の我慢が無駄な支出の悪循環を断ち切ります。そして金利として支払った金額を投資に回せば資産も増えていくのです。

私の場合、車への強い憧れがなかったこと、そして借金が嫌いだったので、最初に手に入れたのは50万円の安価な車でした。友人から割安で譲り受けたり、中古車を購入することで、周囲の人々と比べて支払い総額は半分程度に抑えられました。

【40代限定】我が家が実践したちよっと笑える子どもへのお金教育では、子どもの教育費が抑えられたので就職する子どもには軽自動(新古車)を買い与えました。

目的はもちろん、自動車ローン地獄から回避です。


■簡易シミュレーション
・自分と妻の車を4回乗り換え
・1台あたり200万円(最近の軽自動は高くなった)
・1600万円
借入金額:2,000,000円・5年払い
適用金利:3.0%
総返済額:2,156,240円
156,240円×8台=約125万円の金利を払う

もし、毎月3,000円の金利を30年間(108万円)3%で積み立て運用したら
157万円になり、払うと貰う差額が約300万円にもなります。


しかし長男は誘惑に負けてミニクーパーを手にいれ、自動車ローン地獄にはまります。

実は私自身も定年を目前にして、初めてローンで新車を購入しました。自分好みにカスタマイズされたオプション、光り輝く無傷のボディー、新車特有の匂い、周りの注目度はたしかに素晴らしいものです。

ようやくわかりました。その気持ちと欲求に打ち勝つ気持ちの難しさ。

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