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非日常が日常になる

東京都、緊急事態宣言解除後の緩和、ステップ3に突入。
ライブハウスも営業の再開が可能になるようなのだが。

…無言とか、なかなか無茶だな。
音楽性によってはなんとも厳しい条件だ。

今後、私が過去に幾度とやらかしてきた「ダイブ」や「モッシュ」は伝説になってしまうのかもしれない。
治療薬やワクチンができればまた違うのかもしれないが。
拍手やマスクしてイエーイ、くらいは許してくれるのかな。

しかし「他の演奏者はマスク着用」って厳しすぎないか。
スカバンドはどうなるんだ。
バンドメンバーなんて結構距離とってるし、照明が暑いのでそれこそ危険、ドラムなんて体力も消耗するのに。
ステージに立ったことないような人たちが考えているんだろうなぁ。厳しい。

コロナの一件で、あらゆる非日常的な行為が、今後日常となっていくのだろう。マスクもその一つだ。
こんなに各メーカーが様々なマスクを出すなんて思いもしなかったし、今後はマスクも機能性やデザイン性重視になってくるんだろうなぁ。
メイクはマスクに着きにくい、崩れにくいといったPRポイントも重視されるようになる。

私は、足りない部分をどうやって補うかを考えるのが好きだ。
文句を言うのではなく、与えられた条件でいかに満足ができるのかを考えるのが好きなのだ。
最新デジタル機器も魅力的だが、私の日常的につけている腕時計は機械式。2~3日放っておくと止まる。日付も31日がない月は、翌月1日が31日表示になる。足りない部分に愛着が深まるのだ。

今後、ライブハウスが形式を変えることによってキャパシティは狭くなるかもしれないし、そうなるとチケット代は上がるのかもしれない。極端に上げてしまっては集客が鈍る可能性もあるので、運営側も何か別の売上に繋がることを考えなくてはいけないんだろう。配信は代替えにはならなくても、新たな集客ビジネスとして継続されていくと思う。
興味のあるバンドのライブに行くのはちょっと及び腰でも、現地よりも安く配信で見られるならお試しにいいかな、と思ったり、アーカイブ配信をするなら、現地にいた人が思い出を噛みしめるために購入することもあるだろう。

カセットがなくなってCDに変わったように、CDが売れなくなり配信になったように、永遠に同じ形で続くコンテンツなどは稀有なのだ。
時代にあった変化はいつでも求められるんだな。

さて、突然推し(金井成大)の舞台出演が決まった。劇場側からのアナウンスは「客席を半分にして」というものだった。私はとりあえず1公演だけチケットを購入した。状況によってはもう1回くらいは追加しようかなと思っている。マシュマロなどで来られない方から「ぜひ感想を」という声もいただいたので、ご期待に添えられるようにがんばります。
集客は半分になるのでチケットの値段を上げざるを得ない。いつもより高いなとは思ったが、そういうことだと思う。今後開催される舞台やイベントも同様の可能性は高い。
もともと全通はしない人だが、今後より厳選していかないと財布が死ぬし、より稼ぎを増やさないとオタク稼業が成り立たなくなる。
オタクの生計のあり方までを考えさせられるコロナ、これからが本当の闘いか…

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