以前のnoteでちょっと取り上げた事があり、10年以上もお世話になった『イオンカードセレクト』を4月上旬に解約（退会）した。
厳密には、【イオン銀行キャッシュ＋デビット】へ切替をした。

以下、文字通り「note」という意味合いで、『イオンカードセレクト』との思い出を振り返りつつ、備忘録しておく。

今回は、その後半です。

■「イオンカードセレクト」を申し込んだ経緯

何を隠そう、筆者が初めてクレジットカードを手に入れたのは2013年12月、30代半ばの冬であった。
それまでの筆者は「いつもニコニコ現金払い」の人間で、所謂「スーパーホワイト」の部類であった。

滞納や自己破産等の金融事故歴は一切ないため、少なくとも「金融ブラック」ではないのは確かなのだが、
信用情報機関からしたら「過去に金融事故をやらかしたのではないか？」という疑問を持っても仕方がない。

そんなだから、常識的に考えれば、クレジットカードの審査に通る事などもはや絶望的な状態であった。
ただ、そうは言っても、当時普及してきたiPhoneの代金を分割払いしたり、とある事のためにローンを組んだりした事はあったので、完全に信用情報が無かったわけでもない……と思いたい。
（信用情報を確認したわけではないので真実は不明）

なぜクレジットカードを作ろうと決意したかというと、ちけっとぴあ等でライブチケットを申し込む際に、当選時の支払方法がクレジットカードのみに限定されている事が多くなり、クレジットカードが無いというたったそれだけの理由で申し込みすらできないのは非常に歯痒く勿体無いと思ったため。
クレジットカードさえマトモに作れない信用の無い者にチケットは販売できないという事なのかもｗ

そんな「スーパーホワイト」な状態で、低スペックの筆者が、意を決して申し込んだのが、「イオン銀行キャッシュカード」「電子マネーWAONカード」「クレジットカード機能」を一枚に纏めた『イオンカードセレクト（通常デザイン）』だった。幸い、近所にはイオン系店舗もイオン銀行ATMも豊富にあった。

申し込んだ2日後くらいに、本人確認の電話が飛んできたｗ
いろいろと聞かれたし、どうなる事かと思ったが、何とか無事に審査を通過する事ができた。

イオン銀行口座の開設と電子マネーWAONカードの付帯に加え、ショッピング枠30万円とキャッシング枠30万円でクレジット契約する事ができた。

https://www.aeon.co.jp/
https://www.aeon.co.jp/card/lineup/select/
https://www.aeon.co.jp/column/20210513/

■クレジットヒストリーを育てさせてくれたイオンカードセレクト

『イオンカードセレクト（通常デザイン）』を手にして以降、クレジットヒストリー（以下、クレヒス）を育てるために、クレジット決済を利用できるトコロではできる限り利用しようと心掛けた。

ネットショッピングでも、それまではコンビニ払いや代金引換ばかりだったのが、クレジット決済を利用するようになった。

2年半ほどクレヒスを地道に積み上げた後は、
・2016年05月……Yahoo! JAPANカード（現・PayPayカード）
・2017年07月……バーミリオンカード
・2020年12月……楽天カード
・2023年11月……三井住友カードNL、Oliveフレキシブルペイ
・2024年02月……セゾンゴールドAMEXカード（年会費優遇型）

と、他のクレジットカードとも次々と契約する事ができた。これまでの鬱憤（？）を晴らすかのような勢い。

今のところ、審査に落ちた経験はないが、その理由の一つとして、クレヒスが育った事が大きいのではないか。
尤も、比較的審査の緩いカードばかりを狙っていたという事は全く否定しないが。

■通常デザインの券面が地味な縦に刷新

そんな『イオンカードセレクト』と、「イオンカード（WAON一体型）」の両者の通常デザインの券面が刷新されたのは2022年11月1日。
まだマシだったかもしれない横デザインが、地味な縦デザインになってしまった。

人それぞれ好みはあるだろうが、筆者からすればお世辞にもカッコ良いとは思えず、「ダサい」「改悪」と言っても過言ではない。
筆者もこのまま継続利用していけば、次回更新時にはこの縦デザインになってしまうのでは？と、ある意味で危機感を感じた。

https://www.aeon.co.jp/information/2022/1101_01/

また、時をほぼ同じくして、東京ガールズコレクションのTGCカードも券面が「改悪」され、圧倒的にダサくなってしまった。旧デザインの方がいかにもTGCぽいのに、何で大理石の模様に変えちゃったの？　勿体無い。
（他にも縦デザインになったイオン系カードはある。）

https://www.aeon.co.jp/information/2022/1119_01/

なお、キャラクターデザイン（ミッキーマウス、トイストーリー、ミニオンズ）のカードは、券面デザインに変更は無い。

※イオンカードセレクト

※イオンカード

そして、あわよくば、50万円修行（以前は100万円だった）をしてゴールドカードをゲットする事も考えていたが、地味な縦デザインをゴールドカードにするのは非常に勿体無いと思えてしまった。
せっかく1枚モノのゴールドカードを目指すのであれば、通常デザインよりはディズニーキャラのほうがよいのではないか、と。

■クレヒスを育てさせてくれたイオンカードセレクトとお別れ

いろいろと総合的に勘案した結果、筆者にとって"クレヒスの育ての親"でもあり、10年以上も使い続けた『イオンカードセレクト（通常デザイン）』とお別れすることにした。

親元から巣立ち、自立する時が来たのです！

お別れを決意したのは、2月下旬に「セゾンゴールドAMEXカード」を手に入れた頃か。

但し、セレクトとお別れするにあたり、クレジット機能・電子マネーWAON機能・付帯するETCカードは解約するが、イオン銀行口座は残す形を選択し、【イオン銀行キャッシュ＋デビット】に切り替えることとした。（ダウングレード）
※イオン銀行口座番号はそのまま引き継がれる。

解約の事前準備として、2月11日～3月10日利用分（4月2日引落分）を最後に、『イオンカードセレクト』の利用を控える事とした。
いちいちそんな事をせずとも即解約して、残った支払い分はサッサと支払ってもよかったのだが、タイミングとして全ての引き落としを完了させた後からの解約で十分だった。

だがしかし、イオン経済圏のド真ん中に住んでいる筆者が、易々とイオン系クレジットカードを手放す理由もないと思った。

◎3月上旬
まず、解約手続きをするよりも先行して「イオンカード（ミニオンズ）」（Mastercard）を即時発行。
筆者にとっては初のMastercardブランド。
ショッピング枠は100万円。
キャッシング枠は20万円。（その後、ゼロに変更済み）
8日後に物理カードが届いた。

◎4月上旬
次に、『イオンカードセレクト』の引き落としを全て完了させた後、某所イオンタウンにあるイオン銀行窓口に足を運び、クレジット機能・電子マネーWAON機能・付帯するETCカードの解約手続きを行った。

私のクレヒスを10年以上も育ててくれてありがとう！

残ったイオン銀行の口座番号はそのまま引き継がれ、セレクトのキャッシュ機能は新カードを一度利用するまでは引き続き利用可能。
18日後に、【イオン銀行キャッシュ＋デビット（ミッキー）】の物理カードが届いた。（券面は手続き時に選択可能）
遅すぎｗ

◎4月中旬
そして、ゴールド化を目指す事を前提で、【イオンカード（WAON一体型／ミッキー）】を即時発行。
ショッピング枠は100万円。
キャッシング枠は10万円。
申し込みから3日後までは、一部機能に制限があるようだ。
8日後に物理カードが届いた。

なお、これを、iPhoneのウォレット（Apple Pay）に追加したら、通常デザインになっていた。おそらくは著作権絡みなのだろうと思われ。ココは大人の事情という事で。

■現在手持ちのイオン系カード

少々どころか、結構回りクドイ手順になってしまったかもしれないが、
現在保有しているイオン系のカードは、以下の3種となった。

［1］イオン銀行キャッシュ＋デビット（ディズニー）
［2］イオンカード（WAON一体型／ミッキー）　＋ETC
［3］イオンカード（ミニオンズ）

［1］と［2］は、お互いの不足分を補完し合う関係。
イオン経済圏内のメインカード。

［3］はイオンシネマやUSJで活用する。
イオン経済圏内のサブカード。

一応、『イオンカードセレクト』へ再切り替え（アップグレード）できる道は残してあるが、欠点の事を考えると、再びセレクトに切り替える事はないと思われ。

そういうわけで、イオン経済圏で利用するカードの見直しは一通り完了したのであった。

現在、三井住友カードゴールド（NL）の100万円修行中であるが、目標とした8月末までに完了できる目処が立ちそうなので、
【イオンカード（WAON一体型／ミッキー）】の50万円修行も並行して行う事にする。

・イオンカード
https://www.aeon.co.jp/

・イオン銀行
https://www.aeonbank.co.jp/

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