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3月8日(金):日経産業新聞は3月末で休刊に

タイトルの通り、日経産業新聞が2024年の3月29日で休刊となります。

発刊から50年の節目での幕引きに時代の変化を感じますね。

私自身は20代半ばぐらいから購読をしていたので20年弱は日経新聞や日経MJとあわせて、日経産業新聞のお世話になりました。

同紙の良さはその名の通り産業の分野に特化をしていて、「ものづくり」や「コンテンツ」、「イノベーション」、「新製品」、そして「働き方」や「キャリア」、時宜に応じた特集などビジネスに関連する裾野を幅広くカバーしていることですね。

オールドメディアとしての新聞は徐々に役割を閉じつつありますが、個人的には紙媒体としての情報の一覧性は好きでした。

パラパラとページをめくっていくだけで「いま」の状況がざっと広く、薄く概観できる点はWEBメディアにはない良さがあります。

また昨今のWEBコンテンツは、閲覧などをはじめとする行動履歴からレコメンドする個別最適化が進んだ分、自分が目にする情報に偏りが生じがちです。

そうしたなかで新聞のような紙媒体はフラットな立場から種々の情報が並ぶことになるので、アルゴリズムによるスクリーニングの影響を受けにくくて済みますからね。

媒体ごとのメリット・デメリットはありますが、このような変化の波は止まらないので、それに応じた情報ソースの複線化を進めていければと思っています。

なお、日経産業新聞の休刊とあわせ、日経新聞のデジタル版でのビジネス面の拡充をはじめ、より専門性の高い受け皿としてのウェブコンテンツがリリースされ、そちらへの移行が図られていくようです。

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