A. 単純に読んでいて面白いということもあるが、本には人生のヒントだったり、誰かと戦う武器をくれるから。

小説には面白いって部分もあるが、人間がかっこいと思う姿、悲しいと感じるわけ、誰かを応援したくなる理由など、みんなが読むのは理由があるなっていつも思ってます。あるいは、人生の予行演習というか自分ならどうするかなって考える機会だったりもする。

ビジネス書なら、今まで自分が考えていたこと、試行錯誤していることを体系化して言語する助けになったりする事もある。あるいは、今は自分の担当業務ではないが、将来、関連する仕事を任されたりそういう立場になった際の予行演習って意味もあるかもしれない。

古典だったら、何百年も、あるいは千年以上前の人達の考えが自分たちと変わらないって気付くヒントになったり。あるいは、シェークスピアだったり、ギリシャ神話だったり、ローマ帝国のエピソードだったり、現在の映画やドラマの下書きになっている物語を知っておくことで、外国の人と仕事をする際に舐められないようにするとかという意味合いもあるかなと　と思っています。

そういう意味で、本は人生のヒントだったり、誰かと戦う武器をくれる存在かなって思ってます。