自己紹介っぽいのを少し試してみる~その1_過去編①
1.直観と偶然とは違うと思う
時折妙に「直観」がはたらくことがある(と言われる)、将来のリスク予測などが多い。
どうやら他者からして尋常ではない、時に驚異的だと言わしめるほどだとか。
皆と同じものを見て聞いているはずなのに、まるで違う世界を生きているような印象を与える瞬間があるようだ。
自分自身では特段の自覚もないわけだが、他者から何度も言われるうちに、割と最近になってから自覚するようになった次第。
しかし残念?ながら仕事関係限定で、プライベートではからっきしはたらかない。そんな便利なものではないのだ。
それで、直観の働く様子を初めて目の当たりにした人は、いったい何の予言だよ的な印象を持つようで。
戸惑ったり、冗談だと流したり、ハッタリや虚勢の類あるいは嘘やデタラメの言動かと疑うようだ。
そのうち予測に結果が伴うのが分かると1度2度は偶然だと決めつける。
しかし、偶然が何度も続くので、今度は、何か特別な情報を私が自分だけで独占し隠しているからなどと勘繰ったり、逆に結果のほうを捻じ曲げて虚偽の情報を報告したり流したりしている、と邪推すら持つものまで現れる。
しっかりと観察、確認するとそのような事実はなく、もちろん言いがかりの部類なのだが。
そういうことは珍しくない。
2.手のひら返しはままある、包囲網も少なからず起こりがち
そうして実績を上げているうち、だんだん納得が広がると、手のひらを返すように一転して周囲の信用が高まり、今度は逆に依存するようになる。
現金だなと思ったりするが、ままあることだ。
それとともに発言力影響力が強まる一方で、過剰に警戒したり敵視してくる者も出てくるし、なにやら怖がり始める者もいたりする。
理解が及ばない存在として不安なのだろうか?
いずれの場合でも、そういう感情を向けられる側は、たいがい孤独なもので、そのように構えた他者に理解を求めるのは不可能ではないものの、警戒を解くのに相当に気力労力を要し、独力のみでの打開はなかなかに困難な場合も多い。
周囲に理解者やフォローが乏しければ、敵意の者にむしろ格好の攻撃材料を提供することにもなりかねず、新任の場所など、ともすればアウェイ的な包囲網も起こりやすい。
3.保身的処世術と職業倫理の板挟み?のスマート機能付ねじ
いつもそんな感じだとやはり負担が重いので、仕事でいちはやく(というか異常に早く?)直観的に気付いても、その時その場で表面に出さない、気づかないふりをするのが習慣になりがち。
気心が知れてくれば別かもだが。
例えば若いうちなど特に立場が弱い時、は。
それは生存本能からの処世術とも言え、私自身もひたすら目の前のことを処理するだけの作業マシーンと化していた時期もあった。
一個人の都合だけならば、ある意味仕方がないと割り切るほうが楽。
まあパブリックな仕事こそ、なおさら同調圧力が強烈で。宮仕えの身は、歯車以下、ねじ1本のようなものだったし。
ではあるのだが、パブリックセクターに身を置く者として、はたしてそのスタンスでよいのかというジレンマはずっと抱いていた。
自らの能力に制限をかけてよいものか?むしろ本来の専念義務とは矛盾では?国民、社会のためになっているのか?などと。
たとえ、ねじ1本の身だとしても、どうせなら「スマート」機能付きのねじとして、自ら観察・分析・判断・考察し、位置のずれや、部品の摩耗などを検知したら、適切な位置角度に自ら調整変更できる程度の裁量と創意工夫は必要なのでは?と思ったり。
とはいえ結局、私の場合、自分自身のもともとの性格と職業倫理的義務感?など、もろもろ混ぜ合わさって、割と言動にあらわしがちだけど。
もちろん叩かれる。特に最初は。
4.というか社会的にモッタイナイのでは
もちろん適性もあるだろうが、思うに私と同じような状況を経験した者たちは、多くの場合、いわば「大人になって」言動などで表現しなくなっているのではないか?
なんなら本人たちも自覚せず、どこかで自らの資質も志も忘れてしまっているとか?
日本の社会、組織の中に埋もれているのかも?特にパブリックセクターでは。
磨き方によっては輝くかもしれない何かが、案外にそこらに点在し、潜在していたりするのかも?
それは個人の可能性の課題に留まらず、国民、社会の逸失利益となっていて、案外巨大な損失では?・・・などという気もしている。
実績あってこそ言えることだといわれてしまうが、資質は使わないと磨かれず、磨かないと使えない。
だから実績出ないという負の循環。
そう考えると、正しさとか義務感とか、そういう側面ももちろんあるが、モッタイナイ、活かせるものが活かせていない、個人も組織も社会も。
などと惜しむ感覚のほうが強いのだろう。
私自身は。
これも多様性であって、仕事観なのではなかろうか、などと考えたりする。
半端なところで、その2へ続く
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