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夫と言う新しい風

私は去年の11月1日に結婚しました。
2022年11月1日なので覚えやすい!

でも、まだ一緒には住んでません。

夫は日曜日がお休みなので
だいたい隔週の週末に
私が母と以前から住んでる家に帰ってきます。

夫は私と結婚したのでこっちの家でも
「お帰り」なのです。

母が「お帰り!」と言っていて
確かに!と二人ともハっとしました。

夫がメインで住んでるのは
以前から住んでいる家にお父さんと住んでます。

なんでこんな感じになったかと言うと
私の母と3人で住むので
3人にとって良いところは? 
皆の間をとるとどこが良いのか?と
結婚前に条件を出し合い
かなーーり話し合ったんだけど
決まらなかったんです。


私には持病の体の痛みがあって
母の助けを借りてる時があるし
治療してる所に通いやすいから今の家の方が都合良い

夫は仕事のエリアが以前から住んでる家からの方が
近くて通いやすいから今の今の方が都合が良い

そんな状況を考えて
世間一般的な形ではないけど
今の私達にとってこれが良いのでは…となり

私の母とあちらのお父さんにも報告と相談をして
私達の結婚生活は別居でのスタートとなりました。

もちろん、喧嘩してる訳ではないので
めちゃ楽しく結婚生活を過ごしております。


先月のこと
母が週末を含む6日間ほど
姉の家に泊まりに行くことになり
夫がその6日間のうちの4日を
こっちで過ごすことになった。
(こんなにこっちで過ごせるなんて珍しい!仕事をもの凄く頑張って終わらせてくれて、予定を合わせてくれた。)

で、ですよ
母がやってくれてた事(母は自分のことをやるついでだからと言ってくれている。ありがたい!)を
私一人なので一人がいろいろやる訳です。
もちろん私の体調が許す範囲で。

夏場なので生ゴミは絶対ゴミの回収に出したいし
天気いいから洗濯するし
夫が来るから掃除したいし
荷物届くからそれを片付けたいし
ご飯作りたいし

とこんな感じな訳です。

今日は体の調子が良いし出来そう!
やったるーー!!
と思って意気揚々でやっていったら


あっ
説明を一つ挟みます。
体調が良いと言っても、あのー
今の私の体は痛みがあるのがスタンダードで
痛みがある中でも今日は酷くない!
つまり調子が良いほう!って感じなのです。

今日の私が出来る範囲が私のベストなのです。
なので、日によってベストは変わります。

あと、体力も少ないもので意気揚々と書いたけど
動くスピードも遅く、思ったようなクオリティで
そんなに多くの事をこなせないのです。


さて、話を戻します。

この日は良い感じにいろいろ出来たので
とても嬉しくて清々しかったのですが 

午後になり急に体力がどんどん無くなり
疲れてきて握力も減っていき
気持ちはあるけど体がついてこなくて
ご飯の用意が進まなくなってしまいました。
 
それに加え私には段取りを決めて
大真面目にフルスロットルでやっても
何故かアクシデントがあったり
時間配分を大幅に間違えたりで
いつも段取り通りに進まないという
私自身もビックリな
残念かつコミカルな特徴があります 笑笑

(今思えば、洗濯を次の日にすれば良かったな~。)



あーー
夫が帰ってきちゃうーー
でも、これとこれを作りたいーー!!

とバタバタとするが思ったようには進まない。

そうなんです。
「一人で作らなきゃ!!」ではなくて
「一人で作って夫を出迎えたい!!」があるから
どうしてもやりたかったんです。

べき!ねば!
ではなくて…
私が物作りをしてる時と同じ感じです 笑笑

まずは、時間がかかる鯛めしの仕込みをして~

と準備をしてるところに夫帰宅

!!!!!

もー間に合わないとは分かってたんだけどね 笑笑
!!!!!ってなるよね 笑笑

私「お帰り~。料理がまだまだ出来てないけどね~笑今、鯛めしの仕込みしてる最中だし 笑笑」

と出迎えたら

夫「じゃあ、(二人で)一緒に作ればいいじゃん。」

私「…」


一緒に作ればいいじゃん

一緒に作ればいいじゃん

一緒に作ればいいじゃん

 

私の頭の中にこだまする夫の言葉

😳✨
そうか!それありなのか! 
そうだそうだ!ありだね!
だって、休日に何回も二人で一緒に作ってるし!

仕事帰りの夫に料理を作って出迎えたかった
と言う気持ちもあるのですが
そうだそうだ!仕事帰りでも一緒に作るのありだね!

料理が出来てなくて
文句を言うような人ではないと思ってたけど
予想外の言葉が夫から来た

私はどうやら
こんな言葉を男の人から聞く事があるとは
思ってなかったみたいで
良い意味でのショックを受けました。

私の実家では聞いた事がない言葉。
そもそも、母は父が帰って来る前に作り終えてたし。
まぁ
父の帰りが遅いって言うのもあるけど。


夫が「一緒に作ればいいじゃん」と言えるのは
子供のころから自分で作っていて慣れている
と言うのもある。
しかも、凄く料理上手です。
揚げ物とかも凄く上手で
母も「天才的に上手!」と言っていた。
私は、慣れだけじゃない夫の才能を感じてます。

なので、個人と個人ではなくて"男の人"と言う括りで
夫と父を比べてしまうのも違うと思うけど
今回は私の中にある古(いにしえ)の考えを
書いているから"男の人"と括りました。


さて、夫がこっちに帰ってきた当日の話へ。

夫と一緒に料理の相談をしつつ作りました。
それがトップにも出てる写真です。
最後にもまた載せておきます。

出来た料理を食べながら夫にも
「一緒に作ればいいじゃん」の言葉に
良い意味のショックを受けたと言う話をしたところ
 
夫「こっちとしては、下ごしらえ(鯛めしの)してもらってる時点でもう有難いんだよ。あと、そもそも、材料を買って来てくれてる時点でかなり有難いんだよ。いつもは自分で買いに行ってるから、家に材料がすでにあるだけでも有難い。あればどうにでもなるから。」

どうにでもなる、とは
夫はある食材でちゃちゃっと作れる人だから
材料さえあればどうにでも作れると言うことです。

この間も、カレールーを使わずに
あるものでカレーを作ってくれた。
めっちゃ美味しかった!
納豆オムレツも作ってくれて
カレーにトッピングしたらそれも美味しかった!

夫が作ったカレー


へーー!!
下ごしらえどころか
材料を買ってきてるだけでもってか!!

これも予想外の話だったけど
確かに逆の立場だったら有難い。

つーか
夫の"ある"ものを見る力が凄いと言うのも
改めて分かったことだ。

だからなのか、
夫は相手へ向けてるハードルも低いと感じた。
実際に夫は私へのハードルなんてめっちゃ低い 笑笑

"ある"を見る力は自分自身だけではなく
関わる人との間にも平和をもたらすと思った。
何て言うか…温かみがあるのだ。

無いものばかり見てる(そう思ってる)と時には
「これも無い!あれも無い!」と自分を責めて
"無い"が自分や相手を鋭く刺すから。

あと
この文章を書いてて思ったけど

料理が間に合わなくても
怒る人や責める人がいない
むしろ一緒にやろうと言ってくれて
楽しく出来るこの状況で私は

お腹を空かせて帰ってくる夫や家族が
帰るまでに食事を用意するって
やっぱり私が"やりたい"ことなんだという事。

妻とはこうあるべき!ねば!や、
義務の意識でもなくてです。

だって楽しいし(特に料理作るのが)、
それになんかスッキリするんです。
あと、美味しい食事が作れた時の嬉しさったら!
私はたまに物を作るのですが楽しさが似てる。

一時期(今もなのかな?)よくあった、
主婦は家族の犠牲者で
家事は苦痛を伴う最悪なこと
みたいな意識があるのを知って
(いろんな事情があるから人それぞれだけども。)

私は母に罪悪感を感じて
母を勝手に可哀想な人にしてしまい
主婦へのイメージも悪くて家事を軽視してたけど

これって相手へ愛情を持ってやってる事だし
生きる流れ中の日々の必要な事で尊いと
私は感じたのです。
結婚して炊事・洗濯・掃除など
自分自身と家族にやることごが前よりも
より一層色濃くなって感じたことだ。


母の若いころに比べればば
体調の事も考えてやってるので
私のやってる家事の量は少ないけどね。
子供もいないしね。
想像しかできないけど、母、凄いわー!

あと、変な言い方だけど
地球で生活してる!って感じです。
疲れたりイラッとしたりする時もあるけど
それもひっくるめて生活で結局は楽しいのだ。

一人で作ったり
夫と一緒に作ったり
母と作ったり
夫が作ったり
母が作ったり
3人で作ったり
お惣菜買ってきたり
デリバリー頼んだり
外に食べに行ったり

いろんな選択肢があり、それぞれ楽しい。
どれを選んでも良いね。

私に夫と言う新しい風が入ってきて
変わらない方が難しい 笑笑
むしろ私らしくなっていく。
抗わずに行こうと思います。

たまに最初、抗ってる時あるけどね 笑笑



料理の写真です↓

一緒に作ればいいじゃん飯

鯛めし・豚肉しゃぶ(タレも作った)・野菜のグリル(ニンジン、まるごとピーマン、なす。ニンジンはチンしてから焼くと美味しいよ)・チンしたブロッコリー・めかぶとオクラ・高野豆腐(前日に私が作ったもの)・野菜の煮物(前日に母が作ったもの)


私の力作の鯛めしのどアップ😂

料理、どれも美味しかったな~。
鯛めしは、栗原はるみさんのレシピで作りました。
もの凄く美味しいんです!!
鯛は一匹じゃなくて、アラや切り落としとかが
いろいろ入ってたお得パックのもの。
脂がのっててかなり良かった。
夫も「うまい!!」と声をあげてました。
よし!!やったーー!!

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