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FLEMEE公式note —ご挨拶—

はじめまして。株式会社オリィ研究所FLEMEE事業部でSNS運用・マーケティングを担当しております牧野と申します。

この度、FLEMEEのことやわたしたちの思いを皆さまに知っていただく場として、FLEMEE公式noteアカウントを立ち上げました!

初回の投稿となる今回は、「FLEMEEって何?」という自己紹介、このサービスに込める思い、そしてこれからnoteでどのようなことを発信していくかをお伝えしたいと思います。


まず、わたしは誰?ということなんですが…

わたしは5歳の時から横断性脊髄炎が理由で車椅子生活をしております。
学生時代は親や先生、たくさんの友人のおかげで、車椅子で辛い思いをしたことがないくらい楽しい毎日を過ごしていました。
ただそんなわたしが初めて社会の壁を感じたのが、就職活動の時。
「車椅子の人を雇ったことがない」「前例がない」といった理不尽な理由で面接に落ち、車椅子で働くことができる職場や職域が限られている、ということを感じました。
しかし、実際は障害があっても一人一人やりたいことがあって、そして環境さえあれば働くことができる人はたくさんいます

牧野のInstagramプロフィール

そんな思いを社会に伝えたくて、2021年からSNSを中心に車椅子女子として発信活動を始め、現在はイベントの司会やメディア出演など、さまざまなインフルエンサー活動をしております。
また、オリィ研究所の分身ロボット「OriHime」を使って、自宅にいながら接客の仕事をしたり、オリィ研究所のFLEMEE事業部のプロジェクトメンバーとして、障害がある方のテレワーク就労のサポートをしたり、直接的に就労の機会を増やすお仕事もしております。

そんな障害当事者のわたしがメインとなって、このFLEMEE公式noteを育てていきます。

FLEMEEって何?

さて、本題のFLEMEEって何?ということなんですが、FLEMEEはオリィ研究所が運営する障害のある方専門の転職支援・人材紹介サービスです。

ただし、ただの人材紹介ではありません。FLEMEEは「テレワークによって障害者雇用問題と人材不足課題を同時に解決できる」サービスなのです。

障害者雇用といっても、実際は障害がある方が働ける条件が整っている企業はまだまだ多くありません。
体調や通院によって働ける時間や場所に制限があったり、就労が制限される福祉制度があったり、就労に関して何かしらの課題を抱えている人は多いです。
ただ、そのような方でも、意欲的にキャリアにチャレンジできる機会や選択肢を増やしていきたいので、そのためには多くの企業を巻き込むことを重要だと考えております。
なので、今回は企業側の目線に立って、FLEMEEのサービスの特徴をお伝えしていきたいと思います。


まず、「障害者雇用問題」としてよく言われているのが、

・法定雇用率の未達成
・障害特性に合わせた労働環境を整える時間やコストがない
・障害者雇用のためだけに業務の切り出しから採用までが大変
・採用活用をしてもなかなか良い人材がとれない

そんな声を多くの企業様から頂きました。

ただし、このような課題は「テレワーク」であれば解決できます!

身体障害がある方は、職場環境や通勤に対するハードルがありますが、自宅であればそのようなハードルはありません。
さらに、環境さえクリアできれば、特別に業務を切り出したりすることも不要となります。
つまり、一般的な採用活動と同じ流れを行えば良いだけなのです。そしてテレワークであれば居住地の制限もないので、全国から優秀な人材を採用することができます。

次に「人材不足課題」としては、皆さまご存知の通り、少子高齢化によって2030年には日本全体で644万人の人手不足が生じると推計されています(パーソル総合研究所調べ)。

この人材不足課題は、どの業種においても言えるのですが、テレワークができれば障害を持つ方を採用することができ、障害者雇用問題と人材不足課題を同時に解決できるということがイメージできると思います。

つまり、テレワークというのは、外出や通勤が難しかったり、今はできているけど体力の問題でいつまで続けられるか心配な方にとって、体調やエネルギーを無理なく仕事に集中できる良いツールになりますが、実は同時に企業にとってもメリットがあるツールになるのです。

まとめると、FLEMEEは「テレワーク特化型」で障害のある方専門の転職支援・人材紹介を行うことで、そのような社会の課題の解決を目指します。

わたしたちのビジョン

わたしたちFLEMEE事業部は、実はたった5人のメンバーで構成されております。その5人でFLEMEEで何を叶えたいか、どういうビジョンで進んでいくか議論しました。

そして見えてきたビジョンは、わたしたちは港に存在する「灯台」でありたいということです。
一人一人が生きたい人生、就きたい仕事があったときに、その方向に進むためには知識や情報が必要になります。皆さまが自信を持って進めるように、そういった情報をしっかり届ける「灯台」に。

そして、前に進むためには「ボート」と「オール」が必要です。
ここでいう「ボート」はテレワーク就労という手段です。通勤に関するハード面の困難はテレワークであれば解決できます。
また、今のスキルでは希望する仕事に就けないという人にとって、スキルアップのためのサポートや教育へも力を入れていきたいと思っております。
そういったサポートが「オール」にあたり、この3つを手にすることで前に進むことができると考えております。

灯台とボートとオール
「灯台 = 情報」と「ボート = 手段」と「オール = スキル」

実際にボートを漕ぐのは自分自身です。前に進みたいという気持ちで、自立して漕げるように、わたしたちは全力でサポートします。

わたしたちは、就労における社会問題を、現在の社会構造の中で当てはめるのではなく、新しい価値観で新たな社会構造を創造していこうと考えています。

noteの発信予定

FLEMEEでnoteを始めようと思った理由は、こうしたわたしたちの思いや、一つ一つのコンテンツのストーリーを皆さまに伝えていきたいと思ったからです。

まだ計画段階ではありますが、今後の発信内容としては、

  • 障害者雇用における社会課題やテレワーク、転職のノウハウなどお仕事に関して役立つ情報

  • 日々のFLEMEEの活動内容のシェア

  • それぞれユニークなキャリアストーリーを持っているプロジェクトメンバー5人の紹介

など、記事を読んでくださった方がFLEMEEのことを身近に感じられたり、皆さまが就労に対して一歩踏み出せるようなコンテンツになるよう、さまざまな情報を発信していきたいと思います。

このnoteという場で、新しい出会いや価値が生まれることを楽しみにしております。

これからどうぞよろしくお願いいたします。

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