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【後編】答えはひとりひとりの中に——Merry Shone.のオリジナリティにせまる。

*前編は<こちら

*本記事は、ふくしまFM「FUKU-SPACE」2月8日放送の「つながる音楽」のコーナーと連動しています。あわせてぜひお聞きください。
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あえて答えを出したくない、「これはこういう曲です」って

——専門学校を卒業するタイミングでは、その先のことはどんなふうに考えていましたか?

 多分なんにも考えてなかったと思います。そのまま音楽やるんだろうな、ぐらいにしか考えてないので、卒業して(バンドが解散して)何もなくなった時に「これはヤバい」って気づきました。そのまま音楽続けようと思ったけど、メンバーがいないと続かない。みんなそれぞれ地元に帰っちゃったりとかしてたので、そこで慌てて、でもしょうがない……(ソロでピアノを)弾こう、みたいな感じで。
 一番最初から私、オリジナルでライブしちゃったので、カバーを今までしたことがないんですよ。皆さん、だいたいライブとか楽器ってカバーから入ると思うんですよね。そうやっていろんな曲の組み方っていうのを身に付けるんだろうなって思うんですけど、初っ端からオリジナルで行っちゃったので、今結構そこに危機感を感じてますね。やっぱり世の中にある曲のいいところを、ちゃんと自分の中に取り込まないとよくないなって思って、最近カバー始めてます(笑)。

——あ、最近なんですね。

 地道にちょこちょこやってます。

——それまで、学生時代とかそれ以前っていうのは、いわゆる独学というか。

 そうですね。母親がエレクトーン奏者だったので、「こういうふうに指使うんだよ」っていう運指法みたいなものだけは教わったんですけど、それ以外はもう……でもある意味カバーになるのかな。「あ、この曲いいな」みたいなのを覚えて耳コピして、ちょっと弾く……って言ってもワンフレーズくらいなんですけど。
 ただ、元々楽器の中で一番ピアノの音色がすごく好きですね。弾き語りを始める時って、だいたいギターかピアノかに分かれると思うんですけど……ギターの音ってすごく温かみがある音だと思うんですよ。ピアノの音ってすごく、温度感でいうと冷たい感じがあるっていうか、コロッとした氷みたいな感じっていうか。で、ギターのその伸びやかな温かみのある音が私すごく苦手なんですよ。っていうのが私、誕生日が大晦日なんですけど、冬とか寒いのがすごく好きで、暑いのがすごくダメなんです。真夏の校庭とか、あの日陰もない、熱風が吹いて砂ぼこりが舞う……ほんとダメで、その感覚に近くなっちゃうんです、ギターは。なんか温かくて……でもじゃあギター弾き語りが嫌いかというとそういうわけじゃないんですけど。自分的にはギターの音もいいんだけど、「でもごめん、私冷たい方が好きなんだ」みたいな。ピアノが元々好きだったっていうのもあってですね。
 うちの父もギター持ってはいたんですけど、ギターは全く触れることなく。ピアノは、たまにピアノの音が聴きたいな、みたいな時に弾くっていうのは好きでやってました。

——面白いですね。

 この感じってわかります? 温度感みたいな。

——逆に、それこそMV撮影の過程で『足跡』めちゃくちゃ聞かせてもらって、イントロの一音目、すごく温かい音だなっていう感じが。

 面白い……人それぞれなんだ。

——ギターは、アコギなんかだとエレキと違って結構金属感というか、そういう意味では冷たさを感じる。

 なるほど。あ、私、指弾きのほうを想像してたからかな。なので、たまにピアノ触ってて……だいたい曲できるときって、フレーズができて「ああ、これは曲になるな」「ならないな」ってのがわかるんですけど、歌詞をつけてみようとなると、元々絵を見ていて「よくわかんないところに魅力を感じたい」っていう人だったので、あえて答えを出したくない……「これはこういう曲です」って答えはあんまり出したくなくて、よくわかんない歌詞をつけて。でも多分よくわかんない歌詞でも、人によっては多分「いいな」って思う人もいたり、同じく「よくわかんないな」みたいな人もいたりっていうのが、ある意味私じゃなくて聞いた人が答えを持ってる感じが面白くて、当時はなおさら今よりもわけわかんない歌詞をすごくつけてましたね。わけわかんないけど、曲のメロディーとかは壊さない程度に、みたいな。

 でも最近やっぱり、いろんな人の前でMerry Shone.として活動を始めて、いろんな人の前で歌う時には、それだけじゃなくてもう少し入り口じゃないですけど、聞いた人が入りやすい曲も何曲かないとなって思い直したんです。さっきおっしゃってくださった『足跡』とかも、ちゃんとこういう意図があるんであれば、そこにみんなが近づけるような歌詞だったり曲展開っていうのを持っていかないと、それは自分がやりたい音楽と違うなってなっちゃう。最初は答えをおのおのに委ねる「わけわかんない曲」から、ちょっとずつコントロールしていって、今はもう少しわかりやすい曲もあったりっていうふうに変化したのかなって思います。

——どちらにも良さがありますもんね。同じ一人のアーティストでも「この曲はすごく好きだけど、ちょっとこっちの曲はそんなに」とか。

ひとに対しての姿勢が後々の自分にもちゃんと返ってくる

——そうして「委ねる」部分っていう意味では、取っつきやすい曲ができていくにつれて間口も開いていったのかなって思いました。

 私も昔、すごくアングラな人みたいな感じだったんですよ(笑)。今もそうなんですけど、人との付き合いって、横も縦も繋がりがないと……何の業界でもそうだけど、やっぱ活動の幅って広がらなかったりするじゃないですか。最初Merry Shone.で始めたときって、人との関わりがすーごい嫌で……だからもう、自分の出番が来て、終わったら物販下げて、精算して帰るみたいな。でも後々ホームページにメールで「あの日CD買いたかったんです」とか「また共演しましょう」みたいなメールとかが来てたりすると、それで満足してしまってたんです。「なんか、そういうふうに思ってもらえたんだ、ありがとう」みたいな。でも「それじゃあいかんな」って、だんだん思うようになってきて。

 それからはやっぱり、ひとに対しての姿勢が後々の自分にもちゃんと返ってくるんだなと思って、極力っていうか絶対(共演者の)ライブはちゃんと観る。どんな人のライブでも……どんな人のっていうか、自分の好きじゃないジャンルだとしても、やっぱり同じイベントに出演してるその時は仲間なので、ちゃんと見るのが礼儀だなって思ったし、ちゃんと一人一人に声かけるっていうのが、「ありがとうございました」とかもそうですし、礼に始まり礼に終わるってそういうことなのかな……って思うようになったのが、震災の後からでした。

 それまでも福島市とか東京で活動してて、レーベルに入ったりとかもしたんですけど、やっぱりあまり広がらない。で、震災の後に出会った被災地のアーティストさんが、すごく明るい方で、常に周りに仲間を引き連れてるみたいな、誰でも仲間になるみたいな感じですごいなと思って。私はひとと関わるのめんどくさいと思ってた派だったのに、なんかちょっと憧れたんです。「この人すごい、私もそうなりたい」「じゃあどうすればいいかな」って考えて、「ちゃんと人と関わろう」。
 そこからさっき言ったみたいに、同じイベントに立つ人に対しての接し方だったり、そこで仲良くなった子とも、その時だけじゃなくてその後プライベートでご飯行こうとか、イベンターさんとかにもちゃんと「ありがとうございました」「またよろしくお願いします」って言えるようになってから、活動の幅がすごく広がっていっていきました。
 Merry Shone.としては正直、2009年くらいからやってるんですよ。なんですけど多分ちゃんと私のことを知って、応援してくれる人ができるようになったのが、2014年以降とかですかね。ある意味、その間のすごくダークな部分、「もういいよ」「人、めんどくさい」「ほっといてよ」みたいな部分も、今思えばいい時間だったのかな。それがあったから、逆にそういう人に憧れを抱いて「変わっていこう」ってなれたのかな。

——そのダークな期間に、ダークではあるけど活動は続くわけじゃないですか。そのモチベーションみたいなのってどこにあったんですか?

 その時はダークなんですけど、でもやっぱり「いいよね」って言ってくれる人はいたんです。最初、福島市でレコーディングスタジオを持ってる方がライブを観てくれて、「すごく良かった」「うちでレコーディングしない? お金いらないから」。「え、ありがとうございます」って、レコーディングして。じゃあCDできました、「これをうちでレーベル立ち上げるから、レーベルとして売り出していこう!」「プッシュしていこう」ってなって、プロモーションとかもやって、いろいろ回らせていただいたんですけど。ひとと本当に関わりたくないので、その言ってくださった方に対しても、なんかスンとしてるみたいな(笑)緊張と警戒がすごかったんだと思うんですよ。「この人こう言ってるけど、本当は裏があるんじゃない?」(笑)みたいな。最終的には「私、やっぱりもういいです、辞めます」みたいな感じでそこは辞めました。その後もライブあった時に……例えば月に1~2本とかあるんですけど、それも「誘われたから、出ます」みたいな。あまり誘う側としては、よくは思えないですよね。
 その後、SNS経由で、石巻にBLUE RESISTANCEっていう大きいハコがあるんですけど、そこで震災の年か翌年かぐらいに、被災地を盛り上げる意味も込めてコンテストをやります、よければ出演してくださいっていうお誘いが来たんですね。「じゃあまあ……出よっか」みたいな感じで、その時はドラムと二人でやってたので二人で出て、東京のどこかのレーベルがやってたんですけど、そこでグランプリをもらって、今度は東京でワンマンをやろうと。でも警戒心強すぎるんで「はい……え、これ大丈夫かな? 東京だよ?」みたいな(笑)。朝東京にバスで行って「よろしくお願いします」。終わって打ち上げの時にも「今度さ、これからどういうふうに売り出していこうか」みたいな話されるんですけど、なんかもう怖いな~みたいな、嫌だな~みたいな感じで。

 モチベーションが上がるっていうのは、あんまり多分なかったと思うんですよ。「世の中怖い」みたいな感じだったんですけど、出会ったその「みんな仲間」みたいな人(被災地のシンガーソングライター)は、その警戒心が多分ないんですよね。自分が興味持った人に対しては「すごくよかったね今日のライブ!」「CDある?」みたいな。「まぶしい……」(笑)。こっちはすごく警戒心強い人間だったので、「いや何この人、逆にすごいな」。どこまでもこう、さらけ出していけるその感じ、友達いっぱいっていいな、ってその時に思って。それはどうやったらなれるのかなって考えてた時に、「あ、多分、自分から行動していくっていうのが大事なのかもしれない」ってなってから、ちょっとずつ変わっていった気がします。
 そしたらやっぱり、人から人に繋がっていく、イベントからイベントに繋がっていく。そこから今度、ちゃんとモチベーションが上がる音楽活動っていうのに向かっていったんだと思います。

——自分の周りに対しても、自分自身に対しても、付き合い方が能動的になっていったような。

 そうですね。「意外と怖くないかも」みたいな(笑)感じがあったのかな。多分その人に出会うまでって、活動に対して行き詰まりを感じてたと思うんですよ。もっと本当はこう……「誰々がアレに出るんだって」(って聞いたら)「私もそれやりたいな、どうやれば出れるんだろう」とか、「こないだここのお店で誰々やってたよ」「みんなどうしてやれるんだろう」。それって多分、縁がないと行きつかない場所なんですよね。でも単純に、それ関係なしに、なんか「この人みたいに人と付き合えるのって面白そう」って思ったのが大きいきっかけかもしれないですね。

頭で「これ書きたい」って考えてても、心がOKしてくれないと

——心が開けていってから、きっと活動の幅も広くなっていったと思うんですけど、自分の中での表現とかっていう部分にもフィードバックみたいなものはありましたか?

 結構あったと思います。それまで本当にすごくアングラな暗〜い曲だったんですけど、ちょっと曲調とかも変わっていったりとかしましたね。やっぱり曲ができるときって、本当に心が動くときなんだなっていうのは感じてます。例えば1~2ヶ月曲作ってませんでした、その代わりいろんなとこでライブしたりいろんな人と出会いましたってなると、さて自分の中にどれだけ、何がインプットされてるんだろうっていう気持ちでピアノに向かう。そこから例えばメジャーな感じの明るい曲が出てくれば「あ、多分楽しかったんだな」とか、ちょっとマイナー調の曲が出てきたときには「多分疲れてんだな」みたいな、自分のバロメーターになっていたり。

 あとこれ、曲書く人あるあるかもしれないんですけど、「こういう歌詞書きたい」って思っても書かせてくれないときがあるんですよ。例えば、私は恋愛のテーマの曲を書きたいんだと。で、この曲ができました。歌詞を恋愛の曲にしたいんだって思うんですけど、全く出てこないんです。ただ、無にして書くと、全然違う感じの歌詞がさささっと出てきて、「私はそれを書きたいんじゃない」って思うとピタッと出てこないとか。でも観念して、「じゃあわかりました、その感じで行きます」ってすると曲になるとか。

 あと、専門を卒業してしばらく経った後に勤めてたバイト先、小料理屋なんですけど、オーナーがすっごいパワハラ的で、お客さんがいようと怒鳴り散らしてて、みんなどんどん辞めてく。でも私は友達に紹介されたので、最低限半年は続けようと思ってやってたんですけど、そんな時にふと出てきた言葉が「少しの辛抱も当たり前だと思えるようになりたい」って(笑)出てきた時に「ああ……私、相当頑張ってんだな」(笑)「なるほどなるほど」みたいな(笑)。そういう、ある意味自分のバロメーター的な感じにもなっていって、「なんか面白いな、自分を意図せず客観視できるようになってきたのかな」って、シンガーソングライターとして、曲を書く者として、面白いなと思うようになりました。

——自分の100%コントロールで曲が生まれないからこそ、さっき言った「余白」みたいなものも生まれてきたりするんですかね。

 本当、本当そうだと思います。自分で書きたいように書ければ一番いいんだと思うんですけど、書けない。心のほうが頭より勝つんだな、みたいな。頭で「これ書きたい」って考えてても、心がOKしてくれないとそこに繋がらないんだなって……面白いなって思う分、大変だなとも思いました。
 曲を作りますって言って、ぽぽぽって作れる人は本当にそれは才能なんだなって思いますね。私は作ろうって思ってもなかなか作れないタイプなので、出てきたものに体が従順に従うみたいな感じなので、すごいなって思って、周りのシンガーソングライターの方とかは見てます。

——受けた反響とかで印象的なものってあったりしますか?

 うーん。あ、でも面白かったのが、やっぱライブの時のモチベーションって結構プレイに色濃く出てくるなって思うんですけど、一回すごく多分テンション上がってやったライブの時に、『麦畑』っていう曲があって、それはもう単純に麦畑の景色を曲にしただけだったんですけど、ライブ終わったあと、演者さんにもお客さんにもスタッフさんにも「麦畑が見えたよ……」。「いや照明じゃないですか?」みたいな(笑)照明でそう見えたんじゃないですかって。でも「今日は麦畑が見えたよ」って言ってもらえた時に、「あ、本当に見えるんだ」って。「見せます」って自分で言っておきながら、「本当に見えるんだ、面白いな」っていうのがありましたね。

——『麦畑』史上最も麦畑してたんですね(笑)。

(笑)みたいです。その日、確か外が雨降りだったので、会場内はせめて青空にしよう、みたいな感じでやったら「見えた」って。自分で言っておきながら、ちゃんとそこに繋がるときは繋がるんだな、っていうのは今も結構残ってますね。

コンプレックスから「Merry Shone.のピアノ」っていうカテゴリーに

——ラジオでちょっとお話されてたところで、バンドが解散になってピアノ弾き語りになってくときに、コンプレックスがあったというお話があったと思うんですけど、それとの向き合いはどうだったのかなって。

 いや~、未だにそこはやっぱり、私の中でピアノと歌ってめちゃくちゃコンプレックスなんですよ。

——あ、歌も。

 元々合唱部から始まって、途中で声を変えようとしたこともあって、未だに自分の正解の声が見つからない。でもやっぱそれが独特だよねっていう人もいれば、自分的には……これはよくあると思うんですけど自分の声あんまり好きじゃないっていうのも多分あって。

 ピアノに関してはやっぱり、習ってる人ってある程度のルーツというか、セオリーがあるじゃないですか。だからそれに反してるというか、そこに含まれてない自分のピアノを見られるっていうのが恥ずかしい……お箸の持ち方が間違ってる人が、正しい人に見られるのは恥ずかしいみたいな感じとすごく近いですね。
 一回、仙台の音楽教室でピアノ講師をされてる方がライブを観てくださって、その方も「自分はこのピアノを弾けない」「どう弾いてるのかいつもライブで見てるけど、それが勉強になるんだ」って。逆に私からしてみたら、そこを見られてるっていうのが、ちゃんとできる人にできない人のピアノを見られてるっていうのはすごく恥ずかしいなって思う。やっぱ聞いててわかるものなんだろうなっていうのがあって、そこはもう未だに変わらずコンプレックスで、コンプレックスな分めちゃくちゃ練習してます。なんとか払拭したい。
 もう「これが私のピアノなのよ」って言えるぐらいになれるように、めちゃくちゃ練習してピアノ教室に通ったりとかもしましたし、最近だとSNSとかでも勉強できるので、そういうので勉強しながら……力のかけ方とか、体の使い方、呼吸の使い方。で、そういうのが面白いなって思うので、「へえ、なるほど」「これで音がどう変わるんだろう」みたいな、実験的な感じでやってますね。最近はちょっとずつコンプレックスから「Merry Shone.のピアノ」っていうカテゴリーになってきて……勉強しつつはあるんですけど。

——オリジナリティというか。

 オリジナリティ。でもやっぱ友達のシンガーソングライターで、それこそ「音大出てます」「ピアノやってました」っていう人のピアノとか見ると、やっぱすごいなって思いますね。それはその子がそれだけの時間を使って得た技術、スキルなわけだし、簡単に「そうなりたい」って言えるようなものではないんですけどね。自分にできないことをできる人っていうのが周りにはたくさんいて、影響を受けた分へこむんですけど、「せっかくいいインスピレーションもらったんだから練習しよう」みたいな感じで、最近はちょっとピアノが楽しいなって思うようになりました。

 あと一個、「暑いの寒いの」の話が出ましたけど、冬がめちゃくちゃすごく好きなんですよ。自分が生まれた季節っていうのもあるんですけど、冬の景色と、温度感、湿度感とか。一番どこに心が動くかって、雪降ってる時って音しないじゃないですか。動作的にはものすごい動きが目の前にあるのに、それに相反して音が吸収されていくっていう、この反比例の感じがすごく面白い。なので春と夏の曲は……春はほぼなくて、夏は1~2曲あるくらいで、冬の曲だけはめちゃくちゃいっぱいあるんで……冬になったらイベント呼んでください!(笑)

——ぜひ!(笑)あと、じゃあ今後の部分っていうところで、やりたいこととか、目指す姿だったり、今頭に浮かんでることって何かありますでしょうか。

 単純に今年くらいにワンマンやりたいなって思います。仙台では何回かやったんですけど福島ではまだやれてなくて……まだ福島でやる自信がちょっと、自分の中に正直ないんです。だからもっと福島の、それこそアーティストの方々とかお客さんとかイベンターさんとか、いろんなところにもっと認知していただいて、胸を張ってワンマンができるように。そのための下積みっていうのを着実にしていきたいなって思います。

——楽しみにしてます。以上になります! ありがとうございました。

 ありがとうございました!

Merry Shone.(メリー・ショーン)
12月31日生まれ。福島県出身。
ピアノ弾き語りシンガーソングライターとして2009年から活動開始。
独学のピアノと、目に浮かぶような物語的な歌詞が特徴。
福島、仙台を中心に活動中。
𝕏(@MerryShone
Web

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