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きみも「TOZデビューの目撃者」にならないか?

 2023年秋、というにはまだ早い残暑、一組のボーイズグループが極東の島国で産声を上げようとしていた。

 TOZ。To Our Zoneの略で、メンバーは日本人4名。いずれも韓国のサバイバル番組BOYS PLANETの出身だ。実力と話題性を兼ね備え、すでに多くのファンを獲得している4人である。彼らが韓国の芸能事務所YYエンターテインメントから華々しくデビューすることを知っている者は、しかし現状割と少ない。

 何故か? YYが韓国の小規模事務所のため日本でのプロモーションがまったく円滑に進んでいないからである。

 デビュー決定の発表があったのが8月14日。デビュー日の告知があったのが9月7日。肝心のデビュー日はなんと! 9月27日。そんなところでスピード感を見せろとは誰も言っていない。

 さらにファンの度肝を抜いたのは、7日の夕方にデビューショーケース(コンサート)の告知が韓国のニュースサイトから出たことだった。ショーケースの日程は9月23日。

 2週間後なんやが??

 おどろき桃の木山椒の木。混乱するファンをよそに翌日の夕方からチケットの申し込みが始まった。しかしここで大きな問題が明るみに出る。

 大量の重複当選が出てしまったのだ。つまりこのままだと会場には空席が出てしまう。いかんせん告知が遅すぎた。二週間後の予定をこじ開けられる人はそう多くない。そもそもTOZのデビューショーケースがあることを知っている人のほうが少ないという現状だ。私たちファンは彼らのデビューを華々しく飾るためにも、できるだけ多くの人にこのショーケースの存在を知ってもらわねばならない。

 ここまで読んでいただけたらこのnoteの趣旨は理解していただけたと思う。

 きみも「TOZデビューの目撃者」にならないか?


TOZとは

 読み方はティーオージー。しかしトズと呼んでも一向にかまわない。きみの自由だ。きみの呼びやすいように呼ぶべきだろう。

 早速メンバーを紹介しよう。唯一無二の歌声で聴く者の脳髄をしびれさせるあざとディーヴァ、アントニー。2004年生まれ、身長174cm。

 アメリカ仕込みのダンスとラップで魅せるバラエティ対応型ギャル、HART(ハルト)。2004年生まれ、身長170cm。

 軸の安定したキレのあるダンスが魅力のプリティキューティわんこ、ユウト。2004年生まれ、身長170cm。

 自己プロデュースで2023年上半期のトレンドを席巻した絶賛成長中赤ちゃん、タクト。2007年生まれ、身長165cm(ボイプラ時)。

 以上の四人だ。詳しいプロフィールはこちらを参照してほしい。有志のファンが作ったファンサイトである(現時点ではアントニーとハルトのプロフィールが公開されている)。

 四人ともがマルチリンガルであり、すでに世界中にファンを持っている。日本のみならずグローバルに活躍することが期待される大型新人である。


ショーケースに行くべき3つの理由

彼らの実力に刮目せよ

 彼らの実力について、今一度説明をしておこう。

 アントニー。自由自在に歌声を操り、美しい音色を響かせる。その発声の独特さは上掲の動画を見ていただければすぐにわかるだろう。歌声というのは画面越しに聴くのと生で浴びるのとはまるで違う。きみもアントニーの歌声を直に堪能するべきだ。

 ハルト。ヒップホップとバレエ、ふたつのルーツを持つダンスは正確無比。さらに帰国子女の発音を活かしたラップはプロも認める実力。彼はそのストイックさと指導力でメンバーを鼓舞し、いつもパフォーマンスのクオリティを底上げする役割を果たしている。彼がいる以上、ショーケースの成功は約束されている。

 ユウト。ボイプラ時は無所属ながら、そのダンスのキレと安定感は群を抜いていた。舞台に立ったときの余裕も目を見張るものがあり、東京と大阪でのファンミーティングを経た彼の成長から目が離せない。必ず期待以上のものを見せてくれるはずだ。

 成長という意味ではタクトも比類ない。BOYS PLANETでは最初、最も低いクラス「ノースター」だったにもかかわらず、番組の後半では難易度MAXと言われたSuperChargerに挑戦。3日間という練習期間で見事にパフォーマンスを完成させた。あれからさらに成長していることに疑いはない。顔つきも変わった。たぶん身長も伸びている。

 TOZはきみを必ず満足させる実力の持ち主だ。ひとまずYouTubeで彼らの名前を検索してみよう(「ボイプラ」とアンド検索推奨)。


MCにも期待

 彼らの魅力は実力だけではない。そのバラエティ力だ。

 ハルトはボイプラ中、持ち前の明るさでガヤ、芸人枠と言われた練習生だ。彼が残した伝説は数知れず、ファン・ミニョンに生暖かい目で見つめられる動画などは界隈外にも拡散された。ハルトがいたから陰鬱としたボイプラの空気に耐えられたという視聴者も少なくない。

 そしてタクトはご存じの方も多いであろう、「トヨナガタクト」の自己紹介で一世を風靡した鬼才。先日は韓国人芸人タナカの日本コンサートにゲスト出演するなど、バラエティ力を着々と培っている。

 ティックトッカーとしての才能を見せるアントニーは、その見た目に反して一人称わし。2021年時点では「わい」だったはずがボイプラを経て何故かわしに一新された模様だ※。一体ボイプラが彼にとって何の転機になったのか。謎の深い男である。

 ユウトは真面目な好青年だが、ボイプラのコンテンツ「カクテル作り」では自分で締めたシェイカーのふたを開けられず30秒近く無言で格闘する様子を見せるなど天然もののオモロが光る。

 この4人がどんなトークを繰り広げるのか、きみも気になってきたのではないだろうか。

※正確にはボイプラ以前は「わい」と「わし」を両方使っていたそうです。何故わしに統一されたのか謎は深まるばかり


最高コンセプト

 この四人がデビューを飾るミニアルバム、一体どんな作品なのだろうか。詳細は未だ不明ながら、現時点で公式からコンセプトフォトが出ている。

 一瞥してわかる通り、天才なのである。少年らしさの残る快活さを前面に押し出したコンセプト、それでいて爽やかさを失わない色彩感覚、一人一人の個性を活かしたスタイリング、おそろいのモチーフ。

 そう、YYエンタは絶望的に人手不足なだけで、製作面に関してはこれ以上ない正解を叩きだしてくるのだ。この事務所が手掛けるショーケース、最高でないわけがない。きみも今すぐTOZの公式アカウントを覗いてみよう。


きみもTOZのショーケースに行こう

 ここまで言えばTOZのショーケースに行かない理由が見当たらないだろう。

 TOZは必ず日本を代表するグローバルボーイズグループへと成長する。そんな彼らのデビューに立ち会えるチャンスは一度しかない。目撃者となれる機会はこれきりなのだ。この機を逃すわけにはいかない。

 しかし前述したように、チケットの申し込みはすでに終わり、当落まで出てしまっている……。もうチケットは手に入らないじゃないかって? まあそう焦るなよベイビー。チケットが手に入らないのにこんな購買意欲を搔き立てる記事を出す鬼に私が見えるかい?

 そう、まだチャンスはある。なにせ大量の重複当選が出ているのだ。Twitter(現X)で検索すれば、譲渡のツイートは山ほど出てくる。さあ、きみも今すぐ #TOZ譲 で検索しよう!

 さらにさらに、16日からは一般発売も予定されている。ファンクラブも何もないのに一体何をもって先行と一般を分けているのかはわからないが、ともかくTwitterをやっていないきみたちにもまだ手は残されているということだ。

 そうとわかれば話は早い。きみもチケットを手に入れ、TOZデビューの目撃者となろう!!


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